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南西ドイツ・プフォルツハイム室内管弦楽団

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    ヴァイスマン:弦楽四重奏曲集 Op. 133, 148 (G. マイスによる管弦楽編)(南西ドイツ・プフォルツハイム室内管/マイス)

    (2010/11/24 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777596-2

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    ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」/協奏曲 RV 93 (パン・フルートと管弦楽編)(チラ/ボストック)

    誰もが知っているヴィヴァルディの『四季』に新風を吹き込む1枚が登場。このアルバムでは独奏ヴァイオリンのパートをパンフルートで演奏し、アルカイックな音色と文字通り息つく間もない驚愕のヴィルトゥオジティを披露しています。アンドレーア・チラは、ルーマニアのブカレストで生まれ、母国では「ナイ」と呼ばれるパンフルートの演奏に才能を発揮。ルーマニアの伝統音楽からオペラ・アリアやポップスに至るレパートリーを持ち、この楽器のスター的存在としてウィーンを拠点にヨーロッパで活躍しています。パンフルート用のアレンジは現代作曲家として活躍するカルロス・ピノ=キンタナによるもので、原曲のソロ・パートのポリフォニックな側面を強調し、パンフルートに適した調に移し、弦楽アンサンブルとのバランスに配慮することで、違和感のない仕上がりになっています。(2022/05/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555461-2

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    ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」/モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番(シェリング/西ドイツ室内管)(1969)

    20世紀を代表するヴァイオリニスト、ヘンリク・シェリング(1918-1988)。存命中は高く評価されましたが、現在では他の同時代の演奏家たち、ハイフェッツやミルシュテイン、オイストラフらと比べると、あまりにも求道的な演奏のためか、少しだけ知名度が低くなってしまった感があります。しかし彼の完璧な技術と音色の美しさは他を圧倒するものであり、再評価されるべき名手の一人です。このアルバムに収録されたヴィヴァルディとモーツァルトは、自ら指揮も務めた演奏で、厳しさ漂うバッハとは全く違う、生き生きとした愉悦感を伴う音楽になっています。ムラのない均一な音色で奏でながらも、メリハリのある表現が魅力の「四季」、ディティールにもこだわりを見せるモーツァルトと、円熟の演奏が繰り広げられます。(2017/08/25 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19041CD

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    クロイツェル:ヴァイオリン協奏曲第1番、第6番、第7番(ブロイニンガー/南西ドイツ・プフォルツハイム室内管/ハンドシュ)

    フランス生まれの作曲家ロドルフ・クロイツァー(クロゼールとも)。ドイツ人の父親から音楽を学び、アントン・シュターミッツに師事。ヴィルトゥオーゾとしての名声を欲しいままにしました。彼の名を一躍高めたのはベートーヴェンから「クロイツェル・ソナタ」の献呈を受けたことでしょう。それほどまでに彼の名前は広まっていました。19曲ある彼のヴァイオリン協奏曲は、端正な3楽章形式で作曲されていますが、形式などに革新的な試みがなされ、流麗な旋律を持つ美しい音楽です。(2019/10/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555206-2

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    弦楽のためのイギリス音楽 3 - スマイス/スペイン=ダンク(南西ドイツ・プフォルツハイム室内管/ボストック)

    ダグラス・ボストックが指揮する「弦楽のためのイギリス音楽」シリーズ第3集では、4人の女性作曲家の作品を紹介しています。「プロムナード・コンサート」(BBCプロムス)を長らく指揮したヘンリー・ウッド卿と、ボーンマス交響楽団の創設者ダン・ゴドフリーの2人は、新作の発表に熱心であり、才能あふれる作曲家を支援していました。これは、当時新作を発表したいと考える女性作曲家たちにとっても素晴らしいチャンスであり、1893年から1934年にかけて合計で25人の女性たちの作品が2人の指揮者によって紹介されることとなりました。とりわけエセル・スマイスとスーザン・スペイン=ダンクの2人はこの支援を最大に活用し、大きな人気を獲得したのです。もともと弦楽五重奏曲として1883年に書かれたスマイスの作品は、1890年にロンドン交響楽団のコンサートで披露される際、コントラバス・パートが加えられ響きが増強されました。スペイン=ダンクの組曲は1924年にヘンリー・ウッド卿によって演奏されたロマンティックな作品。その後も彼女の作品はしばしば取り上げられています。コンスタンス・ウォーレンはヨーク・ボウエンに師事し、学生時代にいくつかの作品を発表。これらはヘンリー・ウッド卿によって演奏されましたが、彼女は1932年に作曲活動を停止、以降は教育者として後進の指導にあたりました。ルース・ギップスはゴードン・ジェイコブとレイフ・ヴォーン・ウィリアムズに作曲を師事、作曲家・ピアニストとして活動し1942年には彼女の交響詩をヘンリー・ウッド卿が演奏しています。ボストックはオーケストラの音色を最大に引き出すことで、これらの知られざる作品に光をあてました。(2022/01/14 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555457-2

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    弦楽のためのイギリス音楽集 1 - パリー/エルガー/ジェイコブ(南西ドイツ・プフォルツハイム室内管/ボストック)

    cpoレーベルの新シリーズ「弦楽のためのイギリス音楽集」が始動。第1集にはパリー、エルガー、ジェイコブの3作品が収録されています。ワーグナーやブラームスなどドイツ・ロマン派の作風から影響を受けたパリー、20世紀に書かれたほとんど無調ともいえる旋律が展開するジェイコブ。そしてエルガーのオルガン・ソナタを原曲とするクンストフニーの「スウィナートンの夢」は2006年に南西ドイツ・プフォルツハイム室内管弦楽団が、セバスティアン・テヴィンケルの指揮で初演したオーケストラにとって記念碑的作品。曲のタイトルは、青年時代のエルガーを支援したオルガニスト、合唱指揮者チャールズ・スウィナートン・ヒープの名前から採られました。日本でもおなじみの指揮者ボストックが紡ぎ出す美しい弦の響きに圧倒されます。(2020/11/20 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555382-2

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    すごいトランペット - トランペット名曲集

    トランペットは、その起源が紀元前2000年まで遡ることができるとされる最も古い楽器の1つです。最古のトランペットは金属や動物の角やほら貝から作られ、空気が吹き込まれると、遠くまで伝わる大きな共鳴音を作り出すことができ、ギリシャ・ローマの時代には、サルピンクス (salpinx)と呼ばれる楽器が勝利の合図と敵接近の合図を送るために戦闘中に頻繁に用いられていました。その後、楽器には様々な改良が施されますが、17世紀ころまでは音程を自由に変化させることができず、倍音を生かした旋律を奏でることが精一杯でした。19世紀初頭、ドイツのブリューメルによってバルブが発明され、さらにフランスのラバイェがピストンを発明、その後ウィーンのヨゼフ・リードルがバルブを改良したロータリー式を発明したことで楽器の性能は飛躍的に発展。そして1839年にペリネが発明した3本ピストンのシステムは、現在ほとんどの金管楽器で使用されるほどの画期的なアイデアです。このアルバムでは「ナチュラル・トランペット」の時代から近代の作品までを網羅。トランペットの発展に伴う様々な作品を楽しむことができます。(2020/10/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.578185

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    繊細な喜び - マンドリンとリュートの名曲集

    地中海ロマンスを想起させるマンドリンの独特な音色は、ヴィヴァルディやベートーヴェンを始めとした多くの作曲家にイメージを与え、その結果、表現力豊かな作品が生まれました。また、中世からバロック期に用いられたリュートは、あまりにも繊細な音色を奏でるため、19世紀には一旦衰退してしまいましたが、20世紀を迎えると人気を盛り返し、現在に至っています。このアルバムでは18世紀の偉大なリュート奏者・作曲家のレオポルド・ヴァイスなどの作品をはじめ、様々な時代のマンドリン及びリュートのための作品を聴くことができます。(2020/06/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.578183

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    トレリ/ヘンデル/アルビノー二/ガブリエリ:バロックのトランペット協奏曲集(ライナー/テウィンケル)

    12歳の時にモーリス・アンドレの演奏を聴きトランペット奏者を志したという 1969年生まれのトーマス・ライナーは現在ソリスト、指揮者として全ヨーロッパで活躍しています。 彼の演奏はとても表情豊かで遊び心もたっぷり、そして何より輝くような高音域は誰にも真似できません。 このアルバムで彼は元来トランペットのために書かれた協奏曲と、オーボエのために書かれた曲を取り交ぜて演奏しています。(2007/12/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570501

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    パチーニ:歌劇「ドン・ジョヴァンニ・テノーリオ、または石の客」(コルテッラッツィ/ショヴェ/ザフェイリアドウ/フェッラーリ)

    色男、ドン・ファンを題材にしたオペラはモーツァルト以外にもいくつかあります。例えば他の作家の台本を使ったガッツァニーガの「ドン・ジョヴァンニ」であったり、ダルゴムイシスキーも「石の客」と言う作品を書いています。さて、このパチーニ(1796-1867)の名前は、音楽辞書に掲載されてはいるのですが、この「石の客」については触れられていません。このオペラは作曲家の家族のために書かれたプライヴェートな作品で、今までに公式な公演すらされたことがないからです。モーツァルトと同じ物語に基づきますが、ドン・ジョヴァンニはバリトンでなくテノールですし、ドンナ・エルヴィラは登場しません。いくつかのアリアは、パチーニの他の作品(家族のお気に入り)を用いて構成されています。しかし、聴き進むにつれ、やはりドラマに胸が踊ることは間違いないでしょう。今回、部分的に保存されていた台本とパチーニのスコアを研究し、どうにか上演までにこぎつけたという力作です。違いを味わいながら、この素晴らしい蘇演をお楽しみいただきたいものです。(2011/03/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.660282-83