ニュルンベルク交響楽団
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(2009/03/18 発売)
レーベル名 | :Marco Polo |
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カタログ番号 | :2.220003-04 |
気品あふれ、艶やかな響きを持つドイツの伝統あるハノーヴァー少年合唱団。2002年1月にこの合唱団を創設したハインツ・ヘンニングが亡くなり、方向性が危ぶまれたのですが、指導を引き継いだイェルク・ブライディングは、合唱団の良さをつぶすことなく、更なるレパートリーの拡充に努め、一層の発展を遂げていると評価されています。このアルバムには、そんな彼らの2006年からの演奏が収録されています。既発リリースからの曲もありますが、いくつかは、このCDが初収録であり、とりわけトラック6のメンデルスゾーンは、2012年3月のライブという「現在の彼ら」の姿を捉えています。およそ400年に渡る合唱作品の変遷も楽しめます。(2012/07/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP7014 |
このアルバムに収録されている「交響曲第2番"希望"」は、中国の著名な作曲家、グアン・シァ(1957-)の代表作。彼は1985年に中国中央音楽院を卒業し、数多くのテレビシリーズのサウンドトラックを手掛け、最近では中国国立交響楽団のエグゼクティブ・ディレクターを務めています。彼の交響曲第1番は1980年代半ばに書かれましたが、そちらはあまり話題になることはありませんでした。しかし「希望」と題された第2番は、善と悪、闘争と持続性など人類の本質に光が当てられており、各々の楽章に付されたタイトルも明るい未来を感じさせるなど、聴き手に明るい希望をもたらす音楽として愛されています。「アース・レクイエム」は交響曲第2番と同じく1999年に書かれましたが、2008年5月に四川を襲った大地震の犠牲者を悼むために、大幅な改作を行っています。この「瞑想」はもともと第4楽章に置かれていましたが、ここでは一つの楽章として独立させ、原曲の合唱などを全て省き、管弦楽のみで演奏する形に変えています。「悲しき夜明け」は第二次世界大戦終了後の中国の物語。ワーグナーを思わせる壮麗なファンファーレが印象的な作品です。(2016/06/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570618 |
スイスの作曲家リヒャルト・フルーリー。大学時代にロマン派の作曲家ハンス・フーバーから作曲のレッスンを受け、卒業後にはヨーゼフ・マルクスから作曲を、フェリックス・ヴァインガルトナーから指揮を学び、音楽家としての道を歩みました。この歌劇《破戒の聖僧ヴィターリス》は、彼の4作あるオペラの最後の作品で、1962に年完成、その翌年に初演されるも、その後は今回の録音が行われるまで演奏されることがありませんでした。原作となったスイスの作家ゴットフリート・ケラーの同名の小説は、あらゆる手段を用いて娼婦を真人間に戻すべく翻弄するヴィターリスを巡る物語。陽気な村の生活に隠された不穏な空気が見事に描かれており、フランツ・ヨハン・ダンツの台本は物語を忠実に再現。そしてフルーリーは登場人物たちの独唱と合唱に美しい旋律を与え、オーケストラから後期ロマン派風の色彩豊かな響きを引き出すことで、聴きごたえのある作品にしています。演奏は、知られざる作品の演奏に力を注ぐ指揮者ポール・マン。独唱者たちの熱唱も聴きどころです。ブックレットにはドイツ語の歌詞とその英訳を掲載、また1963年初演時の写真も掲載されています。(2022/10/14 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0632 |
スイスの作曲家リヒャルト・フルーリー。大学時代にロマン派の作曲家ハンス・フーバーから作曲のレッスンを受け、卒業後にはヨーゼフ・マルクスから作曲、フェリックス・ヴァインガルトナーから指揮を学び、音楽家としての道を歩みました。彼の作風は師のフーバーやマルクスからの影響を受け継いだ後期ロマン派風の雰囲気を帯びていますが、その作品には20世紀初頭の新古典主義や印象派の影響も感じられる、さまざまな手法が取り入れられているのが特徴です。このバレエ「魔法の鏡」は、彼が若い頃から情熱を燃やしていた劇場のための音楽で、男女間の「秘められた恋愛」から生まれるいざこざを魔法の呪文とダンスのステップで包んだ“大人のメルヘン”といえる内容。場面ごとに様々なスタイルを融合させた曲が付けられた楽しい作品です。そのほぼ30年前に作曲された「小さなバレエ音楽」も、無邪気な各曲のタイトルの背後に、きわめて躍動的な音楽が隠されています。ポール・マンが指揮するニュルンベルク交響楽団の演奏が、彼が表現したかったであろう「ざわめく世界」を見事に描き出しています。(2020/02/07 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0552 |
幼いころから音楽の才能に恵まれていたミレッカー。13歳でウィーン音楽院に入学し、ピアノ、音楽理論、フルートを学びました。16歳のときにヨーゼフシュタット劇場のフルート奏者になったところ、当時の劇場指揮者であったスッペに見い出され、指揮者として活動、同時にオペレッタの作曲もはじめ、とりわけ1882年の「乞食学生」は大ヒットとなり、ヨハン・シュトラウス2世、スッペと並び、ウィーン・オペレッタの黄金時代を代表する作曲家として音楽界に君臨しました。このアルバムでは、いくつかの行進曲やポルカなど、ミレッカーの代表作を収録しています。甘く美しい旋律と軽快なリズム、弦楽の使い方が特徴的な“情緒あふれるオーケストレーション”に彩られた名曲揃いです。(2017/09/29 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555004-2 |
ハンガリー出身のピアニスト・作曲家、エマヌエル・モール。作曲を始めた当時は後期ロマン派の作風による作品を書いていましたが、1900年頃を境に新古典派主義に転向し、作風を変化させています。新しいピアノの開発にも尽力し、自らが考案した「エマヌエル・モール式ピアノフォルテ」(手鍵盤を2段に重ねることで、2オクターヴの音程を片手で掴める。ラヴェルが絶賛した)の普及に務めたことでも知られています。また彼は、チェリスト、パブロ・カザルスと親しく、カザルスのために数多くのチェロ曲を作曲しており、このアルバムでは様々な段階におけるモールとカザルスの関係性が感じられる作品を聴くことができます。作品番号53のチェロ・ソナタは、カザルスと出会う以前の作品ですが、2つのチェロのための協奏曲が大好評を博したため、カザルスから4つのチェロのための組曲についての作曲依頼があったというものです。中ではチェロ組曲における4つのチェロが綾なす優美な響きが見事です。(2020/04/24 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC1704 |
「ボヘミアのヨーゼフ・ランナー」の異名をとったヨーゼフ・ラビツキーとその息子アウグストの作品集。ボヘミア出身のヨーゼフは14歳から地方巡業のオーケストラでヴァイオリンを弾くなど早くから才能をあらわしていました。その後ソリストとして活躍した後、1825年に自身のオーケストラを結成、ウィーンとワルシャワでツアーを行い人気を博します。やがてチェコのカルロヴィ・ヴァリ(カールスバート)に移った彼は耳なじみのよい旋律と軽快なリズムを持つワルツやポルカを300曲以上作曲、湯治のために各地から集まった人々を魅了しました。彼の息子アウグストは、最初父の楽団でヴァイオリンを弾き、後に指揮者として楽団を統率。父ほど多くはないものの、およそ50作ほどの舞曲や行進曲を遺しています。一時はヨーロッパ中を席巻するほどの人気を博したものの、やがてヨハン・シュトラウスの影に隠れてしまったこれらの魅力的な作品に、クリスティアン・シモニスが新たな光を当てるとともに、アウグストの「酪農家の夢 - 牧歌」ではオダギリマキコとアンナ・レズニアクがソリストを務めています。 (2024/07/12 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555474-2 |