フェドトフ, マキシム
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何とも胸躍る4枚組。この中に古今東西の名弦楽器奏者たちの演奏がたっぷりと詰まっています。総勢69名の時代を超えた演奏家たち。演奏スタイルや解釈は時代によって異なりますが根底に流れている音楽への情熱は普遍です。咽び泣く音色、輝かしい音色、これぞ「琴線に触れる音楽」です。じっくりとお楽しみください。650ページを越える解説書(英語のみ)ではアッカルドからズッカーマンまで300人を越える演奏家たちのバイオグラフィが掲載されており価値ある資料として役立つものです。(2014/10/22 発売)
レーベル名 | :Naxos Educational |
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カタログ番号 | :8.558081-84 |
ショスタコーヴィチの成熟期以降の室内楽曲のうち、最も早く書かれた室内楽曲であるチェロ・ソナタは、耳になじみやすい旋律や躍動感に恵まれていて、やや難解な作品の多いこのジャンルで、最も親しみやすい作品の一つと言ってよいでしょう。一方、晩年の作品であるヴァイオリン・ソナタは、同僚の大ヴァイオリニスト・オイストラフの60歳の誕生日に捧げられた作品で、ヴァイオリン、ピアノの双方が演奏至難な難曲としても知られていますが、それ以上にその内容の深遠さは圧倒的です。聴く者にとっても必ずしも敷居の低い曲ではありませんが、20世紀のヴァイオリン・ソナタの最高峰の一つとなっています。(2006/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557722 |
ハチャトゥリアンはこのチェロ協奏曲の他にも、ピアノとヴァイオリンのためにも協奏曲を1曲づつ書いています。この2曲は全体的に旋律美に溢れ躍動的な作品であるためか人気が高いのですが、1946年に作曲されたチェロ協奏曲は、ハチャトゥリアンが心血を注いだ作品であるのにもかかわらず、現在ではあまり演奏されることがありません。どうしても戦時の不安定な空気を反映しているせいか、全体的に重苦しく、オーケストラの華やかさも少々控えめになっているようで、確かに「剣の舞」のような絢爛豪華な音色を求める人にはちょっと物足りなく思えるのかもしれませんが、休みなく動き回るチェロの活躍ぶりと、丁寧に書かれたオーケストラ部分を味わってみると、やはりこの曲が20世紀を代表するチェロ協奏曲であることに異論を唱えることは不可能でしょう。1963年に作曲された「コンチェルト・ラプソディ」は名手ロストロポーヴィチに献呈されたもので、こちらは突き抜けたかのようなチェロの妙技をたっぷり堪能できる曲になっています。現代の名手ヤブロンスキーの燃えるような熱い演奏で。(2010/04/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570463 |
ロマン派のヴァイオリン協奏曲は数多しといえど、ブルッフの第1番ほど、真っ正直に「ロマン派らしい」あるいは「ロマン派臭い」曲はないといってよいでしょう。小難しい理屈はどこかにふっ飛ばし、感傷的かつカッコいいメロディーはてんこ盛り。独奏ヴァイオリンも、オーケストラもパワー全開で煽りに煽り立てます。テクンシャンのフェドートフは、こうした楽曲の持ち味をストレートに引き出し、快刀乱麻の大活躍を見せつけます。併録の2曲でも、フェドートフのテンションは極めて高く、知られざるこれらの作品に秘められた魅力を、十二分に引き出しています。(2006/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557689 |
あまりにも有名な第1番のヴァイオリン協奏曲に比べると、ブルッフの第2番と第3番のヴァイオリン協奏曲は知名度が低すぎます。なぜなのでしょう?こんなに雄大さも感傷性も兼ね備えているというのに。そんな思いで胸が一杯になること間違いなしの1枚です。第2番は1877年の作。第1番の11年後に書かれ、驚くほどドラマティックなフォルムを備えています。名手サラサーテが初演し、そのまま彼に捧げられています。第3番は1891年に最初単一楽章の作品として書かれましたが、ヨアヒムの助言により3楽章へと拡大されたものです。独奏ヴァイオリンによって奏でられる各動機は一層表現力を増し、オーケストラの響きが存分に呼応します。この知られざる名曲を演奏するのは俊英フェドトフ。彼による第1番の演奏は8.557689でお聴きいただけます。(2009/08/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557793 |
ブルッフ、一番の人気作はヴァイオリン協奏曲第1番として、それに次ぐのは当番収録の「スコットランド幻想曲」でしょうか。スコットランド民謡を大いに取り入れて作曲された本作、こんなに親しみやすくていいのかというくらい、耳に優しいメロディーが次から次へと登場します。また、大ヴァイオリニストのサラサーテに捧げられているだけあって、名人芸も大いに発揮されるし、ホンワカと暖かい雰囲気のオーケストレーションも見事というわけで、ロマン派ヴァイオリン・ショーピースの最優等生といってもよいでしょう。一方のセレナードは、やはり大ヴァイオリニストのヨアヒムのために書かれており、こちらも演奏効果満点です。(2004/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557395 |
ピアノ協奏曲では、リストの面影を引きずっていたリャプノフ(1859-1924)ですが、1915年に作曲され1921年に改訂されたヴァイオリン協奏曲では一転、ロシアの郷愁を前面に出した壮大で抒情的な作品を書いています。フェドトフが鳴らす豪華なソロ・パート。甘美な第2主題、4分にも渡るそして強烈なカデンツァ。これを聴いて魅了されずに済む人がいるのでしょうか?もう一つの交響曲第1番は1887年に完成された曲で、まだバラキレフの影響が見られるものの、刺激的で堂々たる楽想を持つ雄大な作品です。終楽章での燃え上がる情熱の炎をぜひ体感してください。(2011/03/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570462 |