バウアー, アンジェイ
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ルトスワフスキとパヌフニクの「次世代の作曲家」の一人、1936年生まれのイェルジ・バウエルのチェロ作品集。彼の息子アンジェイが素晴らしいチェリストであるためか、バウエルは積極的にチェロのための作品を発表しています。その作品はモダンでありながら、チェロにはたっぷりと旋律が用意されており、チェロが「歌う楽器」であることを再認識させてくれます。この録音ではもちろんアンジェイがソロを務めており、作品の魅力を極限まで伝えることに成功しています。(2017/08/25 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0385 |
政治的立場のために母国ポーランドでは演奏禁止になる曲もあったルトスワフスキ作品に、ヴィト率いるポーランドのオーケストラが燃えて取り組んでしかもナクソス価格のシリーズ第4弾です。冒頭のカデンツァから一気に聴き手を釘付けにする「チェロ協奏曲」の物凄さ、クライマックスの緊迫感も尋常ではなく、これがチェロのための20世紀の名曲とされているのは当然です。既にスタンダードな作品として認知された「管弦楽のための書」や他の2つの作品も、変化に富む音響だけでも楽しめるし、作曲者の政治主張を感じ取る聴き方もできます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553625 |
まさに20世紀を通じて生きたルトスワフスキの音楽は、20世紀の古典の一つと数えるに相応しいものです。良くも悪くも前衛性よりも、堅牢な作曲技術と、名人芸的とすらいえる器楽書法により、直接的にエモーショナルな要素を表出していく作風が、彼の音楽が支持されている理由でしょう。例えばバルトークを称えて作曲された弦楽オーケストラのための「葬送曲」に聴く、生々しく深い悲嘆の感情(感動的です!)などがそのよい例でしょう。またややライトな作品ですが、「パガニーニ変奏曲」(ピアノ協奏曲形式による奇想曲第24の編曲的作品です)などは、誰の耳にも親しみやすく、20世紀の音楽入門編におあつらえ向きです。(2001/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556692 |