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ハラース, フランツ

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    カルッリ:ギターとピアノのための作品集 1 (フランツ&デボラ・ハラース)

    ナポリ生まれのフェルディナント・カルッリは最初チェロを学びましたが、20歳の時にギターと出会い、それ以降の人生をギターの研究と進歩のために捧げた人です。彼が生み出したギター奏法は現在でも受け継がれ、多くの学習者がその恩恵に与っているのです。彼は400を超えるギター曲を書きましたが、現在ではほとんどが散逸してしまい現存するのは僅かです。彼の息子グスタボも才能あるギタリストで、教師としても大成しました。第1集では、ロッシーニやベートーヴェンの編曲を中心に収録、まさに驚くべき曲の宝庫です。(2009/05/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570587

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    カルッリ:ギターとピアノのための作品集 2 (フランツ&デボラ・ハラース)

    第1集(8.570587)で全国のギターファンの度肝を抜いたカルッリ親子の第2集の作品集です。今作は父カルッリの作品を中心に収録、ロッシーニやリーズの作品の編曲とオリジナル作品をたっぷりとお聞きいただけます。ずっと教育者としてしか認知されなかったカルッリですが、20世紀になってJ.ブリームやJ.ウィリアムスによって蘇演されてから、ようやく作曲家としての重大さが知られはじめてきたと言うことで、その間の空白期間は何とももったいないことです。二重奏での流麗なメロディを聴くと、その思いは一層強くなることでしょう。それほどまでに魅力的な作品たちです。(2009/10/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570588

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    サインス・デ・ラ・マーサ:ギター作品集(ハラース)

    スペインのギタリスト、作曲家レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサ(1896-1981)。彼の弟エドゥアルドも優れたギタリスト&作曲家でした。彼は10歳からギターを始め、数多くの優れた師からギターを学び、1914年にビルバオのアリアーガ劇場でデビュー後は、バルセロナで演奏活動を始め、リョベートを始めとしたギター関係の知己を増やしていきます。世界中に演奏旅行に出かけ、1935年にはマドリード音楽院のギター科の教授に就任しました。彼の名声が一躍高まったのは、1940年にあのロドリーゴの「アランフェス協奏曲」の初演でソロを務めたことであり、曲の素晴らしさとともに、彼の技巧の素晴らしさも知れ渡ったのです。彼の作品はどれもカスティーリャとアンダルシアの民謡に根差していて、刺激的であり抒情的。ギターを愛する人なら絶対外してはならない名曲の宝庫たる1枚です。(2014/03/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572977

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    ドップラー/パガニーニ/ショスタコーヴィチ/メンデルスゾーン:室内楽作品集(アドリヤン/トゥルク/占部由美子)

    アルバニア、ティラナで生まれたヴァイオリニスト、ルーデンス・トゥルクは14歳でドイツに移り、アナ・チュマチェンコに師事し、ミュンヘン音楽演劇大学に進学します。ここで出会ったネーメ・ヤルヴィ、イダ・ヘンデル、ユーディ・メニューインなどの偉大な音楽家に感銘を受けた彼は、室内楽アンサンブルに興味を持ち、ソリストだけでなく優れた室内楽奏者として活躍を始めます。アルバムタイトルの「MUSIKTAGE-音楽の日」は2000年から彼が主宰しているゼーフェルトの音楽祭で、2013年にはシュテルンベルク行政区の文化賞が与えられるなど、ヨーロッパでとても高く評価されています。ここには新進気鋭の演奏家たちと学生がやってきて、講義を行ったり、オーケストラを編成したりと様々な活動を行い、音楽を演奏する喜びを味わうのです。そしてこのアルバムは、音楽祭の「お土産」として販売され、人々の記憶に残るものとなります。日本人ピアニスト、占部由美子さんをはじめとした出演者たちの見事な演奏をお楽しみください。(2015/11/25 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1832

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    ヘンツェ:ギター作品集 1 - 王宮の冬の音楽第2番/3つのテントス(ハラース)

    現代ドイツが輩出した作曲家の中でも、ヘンツェほどクラシック音楽の幅広い分野で、多数の成功作を送り出した人物はいません。嬉しいことにギターを使用する音楽でも同様で、当盤に収録した作曲期間30年にわたる作品群は、ギター音楽に新たな地平を拓くものとなっています。名手ブリームが演奏した「王宮の冬の音楽」は題材も興味深いことはもちろん、ヴィルトゥオジテを追求したものです。単にギター独奏にとどまらず、他の楽器や、ヘンツェ得意の声楽と組み合わせ、決して親しみやすいとは言えないのに、ずっしりとした感銘を与えてくれるあたり、さすがは巨匠の優れた業績と言えましょう。(2006/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557344

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    ヘンツェ:ギター作品集 2 - 王宮の冬の音楽第1番/カリヨン、レシタティーフ、マスク/エオリアンハープへの頌歌(ハラース)

    ヘンツェ(1926-)とギター。一見ミスマッチな組み合わせですが、その奥深い味わいは第1集(8.557344)でも実証ずみ。まさにギター音楽に新たな地平を拓いたと言っても過言ではありません。このアルバムも、ファンならずとも一聴の価値あるものとなっています。シェークスピアの戯曲の登場人物に触発された「王宮の冬の音楽」を始め、幼年期に触れたおとぎ話や、メリケの詩による「エオリアン・ハープ」など感覚的で抒情性溢れた作品を聴くことができます。マンドリン、ハープなど典雅な音を用いているところもポイント高しです。「ネオロマン」という言葉がぴったりの音楽です。(2011/01/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557345