レサミ・ド・フィリッペ
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ハッセと同時代の作曲家、グラウン兄弟(生まれ年には諸説あり)は、高名なヴァイオリニストであった兄ヨハン・ゴットリープと卓越したオペラ作曲家として名を上げた弟カール・ハインリヒの2人で同時代の音楽の発展に大きな力を尽くしたことで知られます。最近もcpoレーベルから弟カールの声楽曲がリリースされ(777452-2)、声楽曲ファンを喜ばせたばかりですが、今回は室内楽の作品集をお届けいたします。兄弟ともどもフリードリヒ大王の宮廷に仕えていただけあって、室内楽作品はお手の物。ヴァイオリンは存分に歌い、通奏低音はヴァイオリンを引き立てつつも声高らかに主張します。これらは1750年から1755年頃に書かれたとされ、当時の音楽の流行も反映された興味深い作品となっています。またここでグラウン兄弟の才能の片鱗が露わとなることでしょう。(2009/09/16 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777423-2 |
ゲオルク・ゲベルのクリスマス・カンタータ、第2集です。こちらはクリスマスの直後の日曜日、および元旦に歌われるための2曲のカンタータが収録されています。cpoからは第1集(777610-2)の他、いくつかの作品がリリースされていて好評を博していますが、この初録音のカンタータもファンにとっては嬉しい贈り物となることでしょう。 ( 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777611-2 |
1 ( 発売)
レーベル名 | :同時代の作曲家と比較しても、類を見ないほどの巧みな対位法を使い、また当時としては新しいメロディとハーモニーを用いた壮大な作品です。最先端の作風を愛しつつも、44歳という年齢で亡くなってしまったこの作曲家、もう少し長生きしていれば、また違った音楽を書いていたに違いありません。 |
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カタログ番号 | :2011.12.14 |
ゲオルク・ゲベルは、同名のオルガニストを父に持ち、若き頃から才能を嘱望されていた音楽家でした。しかし死後はほとんど忘れられてしまいました。幸い、彼が書いた多くの作品はチューリンゲン州のルードルシュタットに保存されており、これから少しずつ音にされていくものと思われます。複雑な対位法、そして調和のとれた作風は、同時代の作曲家とは一線を画したものであり、当時どれほど称賛されたかがよくわかることでしょう。cpoレーベルからは、ヨハネ受難曲(999894-2)と、クリスマス&新年オラトリオ(999993-2)がリリースされており、とりわけ「ヨハネ受難曲」のほのぼのとした明るい雰囲気は、当時の受難曲のまた違った面を垣間見せてくれると、高く評価されています。(2010/12/15 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777610-2 |
18世紀のドレスデンには当時最高とされていたドレスデン宮廷楽団がありました。ドレスデン・ザクセン州立図書館に保存されている膨大な資料の中には、恐らくこの楽団のために書かれたであろう1800を越える写本のスコアがありますが、ほとんどは作曲家の名前が記されておらず、現在でもわからないままです。このアルバムに収録された6つの協奏曲も、いくつかの作品はテレマンのものだろうと推測されますが、証拠は全くありません。しかしながら、本当に良い作品であれば作曲者の名前などないのかもしれません。演奏しているのは、バロックの名手ルドガー・レミー率いるレザミ・ド・フィリッペ。知られざる作品を発見する喜びをお届けいたします。(2016/03/30 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777780-2 |
地味な物にこそ宝が潜んでいる。そしてそれを発見した貴方は幸せです。「室内カンタータ」と聞いただけで地味っぽいからといって敬遠したりしないで下さい。ミールズとコボウ、美女とイケメンの声に酔えるだけでなく、音楽が凄い!時にヘンデルのオペラ・アリア、時にバッハの受難曲、時にテレマンのカンタータと、くるくると表情を変え、それぞれの大家に匹敵する内容の充実ぶり。貴方が「シュテルツェルって知ってる?」と知ったかぶりしたくなるのは当然です。(2002/09/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999814-2 |
バッハの弟子でもあり、記譜学者、そしてオルガン奏者でもあったヨハン・フリードリッヒ・アグリコラ(1720-1774)が、1752年にテレマンにあてて書いた最初の手紙の中に「あなたの6つのカンタータはこの時代において、美しさにおいても、作曲法においても、一番私の心を動かした音楽です。」と賛辞が書かれています。才能ある若き作曲家の心をそれほどまでに感動させたという6つのカンタータをクラウス・メルテンスをはじめとした名手たちの演奏でお楽しみください。無尽蔵の感動は250年以上たった現代でも決して変わることはありません。(2009/10/28 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777297-2 |
協奏曲でもその傾向がありますが、C.P.E.バッハの短調作品は一種鬼気迫るものがあります。このアルバムの中のホ短調交響曲は、他の長調交響曲と比べて格段の緊張感と斬新な感覚を示していますし、長調交響曲の緩徐楽章で短調で書かれているものや、両端楽章中で短調的フレーズが登場する所などに、オッ!と耳をそばだてさせる「技」が光っています。さらに休符の使い方や予想外の不協和音的展開などで効果的な「引っかかり」を用意したり、Wq.180 の第1楽章から第2楽章への突拍子もない移り方など聴き手を惑わす(または魅了する)など小技もたんまりと用意されています。C.P.E.が残した交響曲の数は少ないですが、独創性という面では他の交響曲作家に決して引けをとってはいないようです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999418-2 |