コンウェイ, ロバート
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生没年でもわかるとおり、リヒャルト・シュテール(1874-1967)は、コルンゴルト、シェーベルク、ツァイスル、ツェムリンスキーと同じく、ウィーン世紀末に活躍し、アメリカに亡命した作曲家、音楽理論家です。彼はウィーンで生まれ、ローベルト・フックスに作曲を学び、1900年からレペティトゥア(オペラの声楽コーチ)と合唱講師として働き始め、やがてウィーン音楽大学の対位法、音楽学の教授となり、カラヤン、ゼルキン、ラインスドルフや、マレーネ・ディートリッヒなど数多くの音楽家たちを指導しました。しかし1939年にアメリカに亡命、ここではカーティス音楽院でバーンスタインやボッサールを教えています。そんな彼の作品は、最近になってようやく再発見の兆しが見え始めていますが、まだまだ全容解明には程遠く、7曲の交響曲や2曲のオペラなどをはじめとした数多くの作品が聞ける日を待つほかありません。このアルバムではチェロとピアノのための作品を2曲収録。前衛的というよりもロマンティックな作風が魅力的な曲集です。(2014/08/27 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0210 |
デトロイト生まれの作曲家、レンティーニは幼い頃から少年聖歌隊隊員として歌い、8歳でギターの魅力に取りつかれました。当然1960年代から70年代のロックとビートルズの影響を強く受け、15歳の時にはロック・ギタリストとして確固たる名声を築いていたのです。また、並行してクラシック・ギターと作曲も学び、多くの室内楽と管弦楽のための作品も書いています。彼の作品は独特な楽器の扱いと、創造的な管弦楽の使い方で、評論家たちから「魅惑的な現代音楽」と絶賛されています。ファゴットの扱いが見事な「オーケストラ・ホール組曲」、ハープとヴィオラによって描かれる、この世のものとも思えないほど美しい「天使のサイン」など、確かに独特な美質を備えた曲が並びます。(2010/09/15 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559626 |