シーグフリードソン, ヘンリ
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最近、復興著しい作曲家コルンゴルトですが、彼のオペラやヴァイオリン協奏曲は耳にすることがあっても、なかなか室内楽作品までは聴く機会がないのではないでしょうか?しかし彼自身は室内楽のジャンルを心から愛していて、その生涯に様々な愛らしい作品を生み出しました。彼の大管弦楽作品は、とろけるような和声と華麗なオーケストレーションが特徴ですが、室内楽を書く時にもその作風を抑制することはなく、出来上がった作品も常に大規模な編成を念頭に置いた「凝縮された管弦楽」の味わいを持っています。まるでブルックナーの弦楽五重奏を思わせる濃厚さと、透明な美しさを併せ持つ独特な音をお楽しみください。(2009/11/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777436-2 |
このアルバムに収録されたコルンゴルト(1897-1957)の作品は、どれも室内楽のジャンルに属する曲ですが、まるでオーケストラで奏でられているかのように色彩に富み、光に溢れたものであり、とりわけ「弦楽のための六重奏曲」での表現と濃厚な響きの美しさは例えようもありません。まず、1916年に作曲された弦楽六重奏曲の完成度の高さに驚いてしまいます。19歳の時の作品ですが、彼はすでに天才としての名声を確立しており、その名前はヨーロッパ中に轟いていたのでした。「組曲」は1930年の作品で、あの戦争で右手を失ったピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインのために書かれたものです。重苦しい「前奏曲とフーガ」で始まり、優雅さの中に不安げな表情が見え隠れする切ない「ワルツ」と続き、グロテスクと題された激しい曲、そして美しい「リート」が置かれ、最後は快活なロンドで締めくくられます。まだ彼が"幸せだった時期"の作品です。(2013/12/18 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777600-2 |
フィンランドの作曲家パルムグレンのピアノ作品集です。彼はヘルシンキ音楽院で学び、その後はベルリンでブゾーニに師事しピアニスト、指揮者としても活躍しています。イーストマン音楽学校でピアノ教師を務めるなど、アメリカでの音楽教育にも熱心でした。作曲家としては交響曲やオペラの他に、5つのピアノ協奏曲と300を超える美しいピアノ小品を作曲、「フィンランドのショパン」とも呼ばれたことでも知られます。 ( 発売)
レーベル名 | :Ondine |
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カタログ番号 | :ODE1192-2 |
( 発売)
レーベル名 | :このアルバムでは、そんなパルムグレンの代表的なピアノ曲を3つ収録しています。1901年に初演されたピアノ・ソナタは、彼の記念碑的な作品でもあり、当時のフィンランド音楽の潮流に一石を投じたと言われるもの。多少、生真面目で、肩に力の入っている感はありますが、丁寧な音つくりが光ります。24の前奏曲は恐らくショパンの影響もあるのでしょうが、全ての調性を使うことにこだわりはなく、あくまでも「心象風景」を描いた短い曲の集まりです。「五月の夜」は、平易な技法で書かれるも、移ろう和声が魅力的な小さな曲です。実力派ジークフリードソンが各曲の性格を見事に弾き分けています。 |
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カタログ番号 | : |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :2012.07.11 |