マランゴーニ, アレッサンドロ(1979-)
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ロッシーニと言えば、目もくらむような素晴らしいオペラの数々が思い浮かびますが、この曲集「老いのいたずら」は、若くして地位も名誉も確立したロッシーニが、44歳(!)で音楽界から引退した後、自ら高級レストランやサロンを経営しながら、あくまでも「自分や親しい人たちのために」書き溜めた曲集。出版もしなかったため、ほとんど知られていなかった作品たちです。どの曲もロッシーニらしく流麗なメロディと洒落たウィットに満ちています。この第6集では、まず4種類のオードブルとデザートからお楽しみください。この作品からすでに色々な仕掛けが施されているので、説明を書ききれないのが残念です。まずは第3曲の「干しブドウ」から聴いてみてください。とてもコミカルな「インコの声(?)」が聞こえてきます。インコは色々な事をしゃべっているのですが、何だか社会情勢についてまで語っているのだとか…。ま、鳥がしゃべることですのでお気になさらぬように。(2014/06/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573107 |
NAXOSの人気シリーズとしてだけでなく、知られざるロッシーニ(1792-1868)の姿を追うための資料としての価値も高い、この「老いのいたずら」の一連のリリースの第7集は、声楽を含む作品集です。トラック3の「アンダンティーノ・モッソ」とトラック5の「クリスマス・イブ」の初稿版は最近発見された原稿に基づくもので、これが世界初録音となります。第1集はイタリア語によるもので、さすがオペラ作曲家!といえる絶妙な歌曲です。第2集はとても個人的な曲で、8人の歌手によって歌われます。第14集は彼の死後に纏められたもの。マイヤベーアへのオマージュを含む第3集は単なる「控えめ」な作品集ではありません。第10集はピアノ曲。特に第6番の「オッフェンバック風」は当時大好評であったことでしょう。第11集と第1」まで、本当にヴァラエティ豊かな作品を楽しむことができるのです。(2015/03/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573292 |
若くして多大な成功を手にしたロッシーニがオペラの世界から引退を発表したのは、なんと37歳の時。その後は小さなピアノ曲や歌曲を折にふれ作曲し、内輪で演奏して楽しんでいました。これらの作品と、活動中に書き溜めたいくつかの小品やスケッチはすべて彼の2番目の妻オランプに権利を与え、無断で出版ができないような手段を講じました。この曲集「老いのいたずら」には本当にいろいろな作品が含まれており、最近になってまた新しい手稿が発見されるなど、ロッシーニ研究家にとっても、また愛好家にとっても重要な曲集です。とりわけこの第8集に収録されているのは、ヴァイオリンの小品や合唱曲などの世界初録音を多く含む大変珍しい作品ばかり。ピアノのマランゴーニを中心とした親密な演奏でお楽しみください。(2018/04/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573822 |
1867年、ロッシーニは過去10年に渡って書き溜めていた作品に「老いのいたずら」とタイトルを付け、妻オリンペに「自分の死後、最も有利な条件で出版社に売り渡すように」伝えました。この曲集にはピアノ曲や、声楽曲、室内楽曲など様々な作品が集められており、その内容も極めて多彩です。この第9集にも世界初録音となる作品が多数収録されており、その中にはロッシーニが初めて「FAX」を使って楽譜を送付したとサインがある「パントレグラフ」などの珍しい曲や、世界中に散らばってしまった「本当に短い曲」なども集められています。今回もマランゴーニのピアノを中心に、イタリアの実力派歌手たちが親密な演奏を行っています。(2018/07/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573864 |
ロッシーニがオペラで理想としたのは「メゾ・ソプラノ(コントラルト)」の声でした。当時消えゆく運命にあったカストラートの役割を負わせるためでもありましたが、幅広い音程を持つこの声域を作品の基準と考え、自身の多くの歌劇の主役をコントラルトに与えました。37歳の若さでオペラの作曲から引退した後も、ロッシーニはしばしばメゾ・ソプラノのための歌曲を書いており、それらは生前に出版されることのなかった「老いのいたずら」にまとめられています。このアルバムには比較的よく知られている「3つの競艇のアンゾレータ」を含む全21曲の歌曲が収録されていますが、第13番から第21番までは未出版であり、ロッシーニ財団が所有する自筆譜によって演奏されています。シリーズを通して安定した演奏を聴かせるマランゴーニのピアノ、豊かな声量と表現力がすばらしいブリデッリのメゾ・ソプラノは知られざる作品に光を当てています。(2018/09/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573865 |
イタリアのピアニスト、マランゴーニによって2007年から録音が続けられてきたロッシーニの作品集「老いのいたずら」。11年の年月をかけて遂に全曲録音が完成しました。これまでほとんど顧みられることのなかったこの「老いのいたずら」は、その名の通り、37歳で最後のオペラ「ウィリアム・テル」を発表し、44歳で悠々自適な引退生活に入ったロッシーニの独白のようなものであり、プライヴェートな目的のために書かれた曲であるために出版も禁じられていたという秘曲集です。ピアノ・ソロあり、彼が愛したメゾ・ソプラノのための歌曲あり、ちょっとした室内楽や宗教曲、オペラの断片など、ロッシーニが折りに触れ書き溜めていた小品をまとめて聴けるシリーズの完結編、もちろんここにも世界初録音が含まれています。(2018/11/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573964 |
大好評!ロッシーニの知られざるピアノ作品を集めたアルバムの第3集です。第1集(8.570590-91)、第2集(8.570766)で素晴らしい演奏を披露したマランゴーニの美しいタッチはここでも健在。ロッシーニのユーモアに満ちた小さな曲たちを、どれも表情豊かに聴かせてくれています。どの曲も興味深いのですが、とりわけロッシーニらしいのが10曲目から12曲目の3つの作品。グルメで知られる彼らしく、大好きな食べ物を賛美した内容となっています。えんどう豆について曲を書くなんて、あのサティも顔負けのユニークさ。こんな楽しい曲集がなぜあまり知られていないのか不思議なところです。(2010/02/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572315 |