ヴィンター, ヴェロニカ
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昨年、マグデブルクで行われた「テレマン音楽祭」において最も注目された公演の一つが、この「ルカ受難曲」でした。テレマン(1681-1767)は生涯に46曲程度の「受難曲」を書き、そのうちルカ伝を使用したものは11曲あります。晩年の曲は初期の作品の転用も多く、内容的にも若干不満が残るものもあるのですが、この1748年版は、7番目に書かれたもので、バロックから初期の古典派へと移り変わる音楽手法と、壮大で劇的な内容を持つ偉大なる作品です。ヘルマン・マックスとおなじみの独唱者たちによるテレマン・ファン必涎のアルバムです。(2011/05/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777601-2 |
いつもなら、どちらかと言うと「地味な分野」の音楽・・・バッハやベートーヴェンの影に隠れてしまった音楽家たちの作品を黙々と録音しているバロック、古典派マニアの救い主、ヘルマン・マックス&ダス・クライネ・コンツェルトの最新録音は、何とバッハのクリスマス・オラトリオです。彼らの渋い良い仕事はこの超名作でも全く変わることなく、恐ろしいほどに誠意溢れる好演を聴かせます。全編喜びに満ちた輝かしい作品を彩る合唱とソリストたちの歌声、鍛え抜かれたオーケストラの贅肉のない見事な響き。これぞ今年最高のクリスマス・プレゼントとなることでしょう。SACDフォーマットに収録された極上の音質も魅力的!(2009/11/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777459-2 |
「パッヘルベルのカノン」として、クラシック音楽に馴染みのない人にもその名を知られるバロック期の作曲家パッヘルベル。cpoレーベルでは「オルガン曲の偉大な作曲家」や「宗教音楽家」としてのパッヘルベルの姿を丹念に追っています。パッヘルベルは、ニュルンベルクで過ごした晩年に教会音楽家として多くの宗教音楽を作曲しました。彼は特に「マニフィカト」(聖母マリアを賛美する歌)を多数手がけ、優れた創造力と劇的な表現力を発揮しました。このアルバムに収録された2曲のマニフィカトは、2つのオーボエとファゴット、6つのパートの弦楽アンサンブル(オルガンと通奏低音を含む)と、それぞれ2人のソプラノ、アルト、テノール、バスの声楽アンサンブルで演奏されます。彼の声楽作品の多くは、息子カールが売却したとされ、現在はイギリスのテンベリーにあるセント・マイケルズ・カレッジの図書館に保存されており、その大部分が唯一の現存する写本として重要です。これらの作品には、ラテン語の宗教音楽や夕べの礼拝用の曲が含まれ、ニュルンベルクの主要教会で演奏されていたことが示されています。演奏は第1集と同じく、自身もテノール歌手であるヤン・コボウの指揮によるヒムリッシェ・カントライです。(2024/11/15 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555515-2 |
「パッヘルベルのカノン」として、クラシック音楽に馴染みのない人にもその名を知られるバロック期の作曲家パッヘルベル。cpoレーベルでは「オルガン曲の偉大な作曲家」や「宗教音楽家」としてのパッヘルベルの姿を丹念に追っています。今回収録されたのは、4曲のマニフィカトとミサ曲、2曲の器楽による宗教的な協奏曲です。「カノン」のような穏やかな作風ばかりではなく、時には心境を吐露するかのような劇的な表現も含まれる多彩な作品は、パッヘルベルの真実の姿を伝えるにふさわしいものです。自身もテノール歌手であるヤン・コボウがタクトを執り、共感溢れる演奏を聴かせます。(2020/03/27 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777707-2 |
1694年から長い間、ヴェネツィアのベネディクト会修道院である聖ジョルジョ・マッジョーレで働いていたディオゲニオ・ビガーリャの教会音楽集。多大な功績をあげたにもかかわらず、彼の音楽はほとんど演奏されることはありません。このアルバムでは何世紀もアーカイブに眠っていた2つの作品の世界初録音を聴くことができます。彼の作風はバロックの美学に根ざしており、印象的な美しさを有しています。未完のミサ曲については、同年代の作曲家ロッティのクレドで補完し“完全な形”を追求しました。ハノーヴァー少年合唱団の清冽な合唱は、知られざる作品を魅力的に聴かせます。(2019/03/22 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP7023 |
ドイツ後期バロック期に活躍した作曲家ファッシュ。ヴァイオリニストとして才能を開花させ、ドイツ全土で演奏旅行を行い、1714年にバイロイトの宮廷楽団に採用され、1722年にはプロイセン、ツェルプストの宮廷楽長に就任。その地で生涯を過ごしました。彼はツェルプストの音楽監督として、当時の宗教的傾向を研究し、それに見合った作品を書くことを自らに課し、全ての教会暦の日のためのカンタータを書いたとされていますが、その作品は存命中には出版されることがなく、管弦楽作品以外のほとんどは散逸してしまいました。このミサ曲ト長調は数少ない譜面が残存している宗教曲で、使われているテキストに細心の注意を払い、短い序曲のあと、最初にソプラノのソロが登場するなど言葉の意味を強調するために様々な手法が用いられています。ソロ楽器のオブリガートやアリアなどがふんだんに使われた華麗な作品を、名手ヘルマン・マックスが迫真の演奏で聴かせます。
(2018/10/05 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555176-2 |