ウェミス, ニコラ
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これはヘンデルの純正のオラトリオではありません。ヘンデルの死後、オラトリオ演奏の伝統を継承しようと試みたジョン・クリストファー・スミスが、ヘンデルのオペラや宗教曲などからアリアや合唱を選び(各曲の出典は解説を参照)、スミス自身の音楽も付加、同じくヘンデルと共に仕事をしてきたモレルが旧約聖書「士師記」から題材をとった新しい台本を書き、オラトリオ化したものです。何しろ元の曲がヘンデルだから、アリアの旋律の美しさ、合唱の見事さは折り紙付き。ヘンデルを愛する人なら是非とも聴いておきたい珍品です。独唱、合唱も含めて、演奏の出来も見事です。ライヴ録音。(2004/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557312-13 |
「ソロモン」は、オラトリオを作らせたら右に並ぶ者のない天才ヘンデルの傑作オラトリオの一つです。既に「メサイア」を発表した後、更に英国で名曲を生み続けた頃の作品で、彼の聖書を題材としたオラトリオの中でも、特に美意識に溢れたもの。特に得意の声楽の扱いでは、8部合唱曲が7つも含まれる点が特徴です。また第3部の冒頭、シバの女王がソロモン王の輝かしい宮殿に入る場面を描く管弦楽曲(シンフォニア)は、単独で演奏されることが非常に多い、ヘンデルの代表的な有名曲です。ヘンデル演奏に並々ならぬ意欲を燃やす指揮者マルティニが率いる、独唱陣も充実したライヴ録音です。(2006/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557574-75 |
古代ギリシア三大悲劇詩人のソフォクレスの「トリキアの女」を基にしたヘンデルの「ヘラクレス」。まさに「午後の奥様劇場」とでもいうべき、女の愛と妬みが渦巻くストーリーを華麗なる音楽で彩った娯楽大作です。愛する夫ヘラクレスが裏切ったのではないか・・・と妄想に捉われる妻デイアネイラ、そしてそれを冷ややかに見つめる若い王女イオレ。イオレに思いを寄せるデイアネイラの息子ヒュロス。登場人物の心情を巧みに描写する合唱。と聴きどころ盛りだくさん。(2008/07/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557960-62 |