ニコロージ, フランチェスコ
Search results:16 件 見つかりました。
ドップラー兄弟の作品全集の第6集。クラウディ・アリマニーの長年のプロジェクトの研究成果によるこのシリーズ、今作でも世界初録音が5曲含まれており、フルート愛好者にはたまらないアルバムです。ウェーバーやオーベールの歌劇の旋律を用いた作品だけでなく、ハンガリーでは高名な作曲家エルケルの旋律や、ハンガリー民謡を使った幻想曲などを、アリマニーをはじめ、ヴェテランのラリュー、工藤重典、バリントの4人が自在に演奏。オーケストラを伴う作品では、おなじみのエルチェ市立交響楽団が伴奏を担当しています。(2018/02/23 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
---|---|
カタログ番号 | :C5300 |
モーツァルトと同時代に活躍したイタリアの作曲家パイジェッロは、当時大変にもてはやされた存在でしたが、今日では彼の作曲した音楽そのものよりも、モーツァルト、ベートーヴェン、あるいはパガニーニらによる「パイジェッロの主題による」変奏曲の方が親しまれているというのが現状です。しかし当盤を聴いていただければ、決して彼が三流の群小作曲家でないことを実感していただけることでしょう。特に注目したいのは、ト短調で書かれたピアノ協奏曲第4番です。後年のベートーヴェン、さらにはロマン派の先駆けともいうべき、デモーニッシュで劇的な楽想は、要注目です。(2004/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.557031 |
1740年イタリアのタラントに生まれたパイジェッロは、もともと神学校で歌手として認められ、後に幕間劇を書き作曲家として名声をあげてからオペラの作曲に勤しみました。ナポリで一連の成功作を発表し、1776年にエカチェリーナ2世に招かれサンクトペテルブルクの宮廷に赴き8年間を過ごします。この間にあの「セビーリャの理髪師」を作曲し一世を風靡したのですが、パイジェッロが没した年に、同じ題材でロッシーニが書いたオペラの方が人気が出てしまい、以降彼の作品のほとんどは忘れ去られてしまったのです。このピアノ協奏曲はモーツァルトを意識して書かれたとされますが、どちらかというと自らの技巧の誇示のためでなく、後援者である貴族たちのために書かれたもののようですが、随所に現れる卓越したピアノの書法と類い稀なる美しいメロディはこれらの作品の存在価値を否が応でも高めてくれています。(2009/11/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.572065 |