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アントニーニ, ジョヴァンニ(1965-)

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    ハイドン: 交響曲 第90番、第94番、第98番

    【驚きの登場!当シリーズ初の『ロンドン交響曲』と、ロッシーニ!】「交響曲の父」ことハイドンの生誕300周年となる2032年までに、現存する彼の交響曲全107曲を全て、最新の知見をふまえた古楽器演奏で演奏・録音する「ハイドン2032」シリーズ。2014年からALPHAレーベルで進行中の録音プロジェクトも今や中盤ですが、初期と中期の知られざる充実作群の面白さを重点的に紹介してきた過去15作の後に登場する今回のリリースは「驚き」の副題通り、後期の最も有名な大編成作品群(通称『ロンドン交響曲』)を収録した1枚となりました。副題の出自である第94番「驚愕」(緩徐楽章が静かに始まって間もなく、不意に総奏のフォルティシモが鳴り響く有名作)はもちろん、他の2曲も終楽章終盤まで気が抜けない思いがけぬ展開が潜んでおり、18世紀の演奏様式をふまえダイナミックかつ濃密な解釈を聴かせるアントニーニがここまで披露してきた若きハイドンの機知が、これら後期作でも同様に脈々と生きていたことを深く実感できる名演を存分に愉しめます。今回はプロジェクトを共同で担ってきた2楽団の合同で(弦楽編成は8/8/5/5/3)コンサートマスターのバルネスキ他、ソリストとして活躍する古楽器奏者も多数参加。ブルージュの古楽コンクール優勝者のブッカレッラが、通奏低音ではなく第98番第4楽章のごく一部で聴かれるソロのみに参加するという贅沢さ。アルバム末尾にロッシーニ初期作の序曲があるのもまた驚きですが、音楽学者モーリッツ=バウアーの解説(独・英・仏語/国内仕様盤は日本語全訳付き)を踏まえてこの流れの古楽器演奏で聴くことによって、イタリア歌劇の巨匠がいかにハイドンに多くを負っていたかも実感できることでしょう。(2024/11/01 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA698

  • カヴァリエーリ:《魂と肉体の劇》

    (2023/03/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:NBD0161V

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    ヴィヴァルディ:協奏曲集(ヴィヴァルディ、その先に)(コパチンスカヤ/イル・ジャルディーノ・アルモニコ/アントニーニ)

    【ついに登場、コパチンスカヤ × アントニーニ!】フィリップ・ヘレヴェッヘとともにベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲をピリオド奏法で録音したかと思えば、現代作品満載のプログラムにマショーやビーバーといった古楽のレパートリーを忍び込ませ、時には民俗音楽のプロである両親と故郷モルドヴァの伝統に身を浸し、あるいはトルコの異才ピアニスト=作曲家ファジル・サイとの共演で他に類をみないアルバムを作ってしまう――21世紀に入って以来、私たちはパトリツィア・コパチンスカヤという桁外れのヴァイオリン奏者の存在によって常に目を見張らされ、まるで飽きることのない音楽体験を味わいつづけてきました。そんな彼女がヴィヴァルディと向き合ったアルバムを制作する……というとき、どうしてそれが平穏なバロック・アルバムに落ちつくはずがあるでしょう?ルーマニアに隣接する小国モルドヴァ(旧ソ連モルダヴィア共和国)で生まれ、さまざまな文化が交錯する世界で腕を磨いてきた奇才コパチンスカヤは、既存の作品像を問い直すアルバム制作でたびたび世界を瞠目させてきました。「ヴィヴァルディ作品と、イタリアの“いま”との対話実験」として構想された今回のアルバムでは、なんと結成以来数十年にわたって古楽シーンを騒がせてきたジャルディーノ・アルモニコとの共演! 現代作曲家5人の刺激的な小品を挟んでのヴィヴァルディ鑑賞体験は、この300年前の作曲家の音楽にたいする通念をどんな演奏よりも鮮烈に覆せずにおきません。バロック演奏の「その先」を問う、注目必至の問題作です。 私たちはヴィヴァルディを、時代を越えた実験の場に引き込んでみました――いまのイタリアで聴こえる創作者たちの声と対話させてみようというわけです。 ――パトリツィア・コパチンスカヤ(2020/09/11 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA624

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    ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲集 RV 433, 441, 442, 443, 444, 445/主が建てたもうのでなければ(アントニーニ/イル・ジャルディーノ・アルモニコ)

    【30年を経て進化したイル・ジャルディーノ・アルモニコの21世紀型ヴィヴァルディ、充実メンバーで!】バロック音楽の本場イタリアは、古楽ムーヴメントが決して早くから受け入れられたわけではありませんでした。そのイタリアで1980年代から活動を始め、オランダや英国、ドイツ語圏など古楽先進地とは大きく違った瑞々しい新感覚バロック演奏を披露、一躍世界で注目されるようになったイル・ジャルディーノ・アルモニコ。時は流れ、今やイタリア・バロック作品はイタリアの古楽グループの演奏に頼ることも現実味を帯びてきました。逆に言えば、イタリアでさえ古楽シーンに競合が生まれるほど活況があるのが21世紀。次々とめざましい後進たちが登場するなか、創設者=音楽監督アントニーニが再び独奏者としてリコーダーを手にし、あえて王道のヴィヴァルディ作品と向き合ったということは、今こそ確かな勝算を確信したからに違いありません。2019年に結成30年を迎えたイル・ジャルディーノ・アルモニコは、今やハイドンの交響曲全曲録音にも参画、音楽監督ジョヴァンニ・アントニーニはベートーヴェンの交響曲の指揮でも注目される存在となりましたが、その出発点はあくまでイタリア・バロックにあり、アントニーニのリコーダー奏者としての活動が軸にありました。その軸が今もぶれていないことは、Alphaでのテレマン協奏曲集(Alpha245)やアンナ・プロハスカをゲストに迎えての『蛇と炎』(Alpha250)、前作『理性の死』(Alpha450/国内仕様NYCX-10060)でも立証されています。TELDECでの初期録音から四半世紀を経てのヴィヴァルディ協奏曲集がどのような充実をみせたか、アントニーニがいま何を聴かせたいか――本盤は全トラックを通じて結成当初どおりの室内編成での演奏で、そのことを強く実感する鑑賞体験に出会えることでしょう。しかも結成当初のソリストであるエンリーコ・オノフリやバロックハープのマルグレート・ケルなど、今となっては驚きの豪華ゲスト奏者の参加も聴き逃せません。なお同グループの先行作『理性の死』と同様、国内仕様版には自身リコーダー奏者としても活動しながらバーゼルで音楽学研究にいそしむ菅沼起一氏による書き下ろし日本語解説が添付されます。(2020/03/27 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA364

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    ハーモニーの秘密~音で聴くバッハの伝記(ヴァヒトファイトル/シュフ/アルマン/アントニーニ)

    BR-KLASSIKの人気シリーズ「音で綴る作曲家の生涯」の最新作はJ.S.バッハ。ドイツのラジオなどで人気のナレーターとバッハ役の俳優が、バッハの幼年時代から晩年までの勤勉な仕事ぶりと家庭生活をCD3枚にわたって描きます。全編ドイツ語。物語バックには、有名演奏家による名曲の数々が部分的に使用されています。ブックレットはドイツ語のみ。CD4には、ハワード・アーマンが指揮するバイエルン放送合唱団によるモテット「主に向かって新しき歌をうたえ」とジョヴァンニ・アントニーニが指揮するバイエルン放送交響楽団による管弦楽組曲第1番(2018年ライヴ録音)を収録。 管弦楽組曲は、ピリオド奏法を採り入れて鋭角的な響きを引き出すアントニーニの解釈を楽団がしっかりと受け止めたスリリングな出来栄えです。(2023/05/12 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900936

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    ハイドン:交響曲集 6 - 第3番、第26番、第30番(ハイドン2032プロジェクト 6 - 哀歌)(バーゼル室内管/アントニーニ)

    ハイドン生誕300年にあたる2032年。この年までにハイドンの交響曲全曲を録音しよう!と2013年から始まったプロジェクト「HAYDN 2032」。イル・ジャルディーノ・アルモニコとジョヴァンニ・アントニーニの演奏で録音が開始されましたが、第5集からはバーゼル室内管弦楽団が演奏を担当、更に刺激的なハイドンを楽しむことができます。第6集に収録されているのは、アルバムタイトルにもなっている第26番「ラメンタツィオーネ」を始めとした、第3番、第30番、第79番の全4曲。グレゴリオ聖歌の旋律が用いられた第26番はシュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒濤)期の始まりを告げる作品とされ、ドラマティックな構成が愛されています。他の3曲も含めアントニーニのきめ細やかな解釈が光る闊達な演奏が素晴らしく、聴きどころもたっぷりです。また今回の第6集は、これまでのように他の作曲家の作品や、ハイドンの声楽曲などをカップリングすることなく、全てをハイドンの交響曲でまとめた潔い選曲であることも見逃せません。(2018/06/29 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA678

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    ハイドン:交響曲集 7 - 第9番、第65番、第67番(ハイドン2032プロジェクト 7 - 劇場監督たち)(バーゼル室内管/アントニーニ)

    ハイドン生誕300周年となる2032年へ向け、古楽演奏の異才ジョヴァンニ・アントニーニが着実に進行させつつある交響曲全曲収録シリーズ第7巻のテーマは「宮廷劇場とその監督」。古楽器・現代楽器を使い分ける俊才集団バーゼル室内管弦楽団と自ら結成したイル・ジャルディーノ・アルモニコ、2団体を振り分けてゆく企画ですが今回のパートナーは前者。みずみずしい才気があふれる初期作と充実のきわみとも言える中期2作はいずれも、エステルハージ侯爵家の宮廷劇場での催しをとりしきった劇場監督の采配と関連づけられる、オペラやカンタータの音楽をもとにした作品……とのことで、同じ劇場監督の一人が上演に関わったという『エジプトの王タモス』にモーツァルトが添えた音楽(アーノンクールの単独録音も今は昔、の充実作)も併録されているのは密かな注目ポイント。スタイリッシュかつ自発性あふれる音作りもさることながら、今回もテーマを読み解くための充実解説(国内仕様は日本語訳付)が見逃せません。(2019/03/08 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA680

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    ハイドン:交響曲集 8 - 第28番、第43番、第63番(ハイドン2032プロジェクト 8 - ラ・ロクソラーナ)(イル・ジャルディーノ・アルモニコ/アントニーニ)

    【ハイドン2032第8集は東方との関り イル・ジャルディーノ・アルモニコによるバルトークを収録!】100曲以上の楽譜が伝えられているハイドンの交響曲を、作曲者生誕300周年にあたる2032年まで全曲録音してゆくジョヴァンニ・アントニーニの体系的録音シリーズ。毎回テーマが設定され、必ずハイドン以外の作曲家の関連作が取り上げられるのがこの全曲録音の特徴ですが、今回は実に驚くべきことに、作曲者不詳の17世紀作品に加え、なんと20世紀のバルトーク作品がカップリングされるという、初めて18世紀に偏らないゲスト作曲家選択がなされています。演奏はこのシリーズを担う二つの団体のうちのひとつ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ。18世紀の楽器で奏でられるバルトーク作品の鮮烈な解釈はさすがアントニーニで、民俗音楽にも通じるテイストがさらに浮き彫りに……というのも、今回のテーマは「東」。オーストリアの東部、ハンガリーとの国境地帯に所領をもっていたハイドンの雇用主エステルハージ侯爵のもと、現地で聴かれたスロヴァキア人たちの伝統音楽やロマ、トルコ文化などへのハイドンの関心が浮き彫りになる選曲。初期と中期の傑作群3作のなか、異国情緒をほんのり漂わせた艶やかな緩徐楽章が美しい交響曲第63番「ラ・ロクソラーナ」を最新の古楽器演奏で聴けるのは実に貴重と言えるでしょう。今回もテーマをじっくり解き明かすアントニーニ自身の言葉をはじめ、Magnum Photoから提供された美麗図版満載の解説書の充実度も目を見張るばかりです。(2020/01/31 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA682

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    ハイドン:交響曲集 9 - 第15番、第35番、第45番「告別」/ベレニーチェ、何しているの(ハイドン2032プロジェクト 9 - 別れのとき)(イル・ジャルディーノ・アルモニコ/アントニーニ/アントニーニ)

    【交響曲全曲録音第9巻!「別れ」をテーマにした厳選3曲、ピオーが歌うハイドン晩年の稀少声楽曲入り】イタリアの古楽器合奏団イル・ジャルディーノ・アルモニコを主宰するジョヴァンニ・アントニーニが、この団体とバーゼル室内管弦楽団を指揮して進める交響曲全曲録音シリーズHAYDN2032。作曲家の生誕300周年までの完成をめざし名演が次々現れるプロジェクトですが、今回新たに登場する第9弾のテーマは「別れ」。旅立ちや人生の転機が何かしら作品成立の背景にあった3曲の交響曲のうち、中軸を占めるのはやはり「告別」の綽名で知られる第45番……疾風怒濤期特有のスリリングな短調展開がクライマックスに達したところで突如ゆったり始まる各楽器のソロ部分は、名手揃いのこの楽団だからこその頼もしさで、最後まで聴きどころに事欠かない精妙解釈を味わえます。エステルハージ宮廷楽団着任後まもなく書かれた第15番、ニコラウス侯の人生に大きな影響を及ぼした旅からの帰還を祝う第35番も、それぞれダイナミックかつスタイリッシュな逸品。最後の交響曲第104番とともに、ハイドンのロンドン滞在の末尾を飾った演奏会で披露された独唱曲は、贅沢にも名歌手ピオーの歌で聴くことができます。発見に満ちた77分あまりを彩る、最新の研究成果が反映された解説も充実の内容です。(2021/01/22 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA684

  • ハイドン:交響曲集 11 - 第2番、第24番、第82番「熊」、第87番(ハイドン2032プロジェクト 11 - パリの人々のお気に入り)(バーゼル室内管/アントニーニ)

    【ハイドン全曲録音、活動後期へ向かう重要な存在「パリ交響曲」の真相へ!】作曲家の生誕300周年にあたる2032年に向けて、ハイドンの交響曲全てを録音してゆくアントニーニのプロジェクトは今回11作目。中期の作品が中心となっていたこれまでの選曲から一歩進んで、作曲家50過ぎの重要作2作が軸となるプログラムです。テーマは「パリの人々のお気に入り」。オーケストラ演奏会が新たな娯楽として注目され始めていた当時のパリでは、ドイツ語圏で書かれた交響曲が人気を集めていましたが、その活況に大きく貢献した作曲家の一人がハイドンでした。彼の交響曲第82~87番の6曲は、かのフランスの首都で開催されていた演奏会の一つコンセール・ド・ラ・ロージュ・オランピークのために作曲されたため「パリ交響曲集」と呼ばれており、今回は「熊」の綽名で知られる大編成向け第82番と、やや小ぶりの編成が緻密に活かされた第87番の2曲がこのセットから選ばれています。他の2曲はいずれも初期作品で、それらの作曲に至る「前史」となった重要作。その経緯を含め、今回も指揮者アントニーニと音楽学者モーリッツ=バウアーによって現場経験と最新研究をふまえ書かれた解説文は興味深い内容となっています。バーゼル室内管弦楽団は今回、コンサートマスターや管楽器のトップ奏者に平素イル・ジャルディーノ・アルモニコで活躍するプレイヤーたちも編入、ピリオド楽器を使う意義が十全に伝わってくるメリハリの効いた解釈は今回も絶好調。初期のエステルハージ宮廷楽団のサイズまで員数を絞った第2番のクリスピーさから、トランペットとティンパニが存分に存在感を発揮する「熊」の豪奢な響きまで、変幻自在の創意が秘められているハイドン世界の魅力を存分にお楽しみください。(2022/01/28 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA688