チオメイ, セルジオ
Search results:3 件 見つかりました。
イタリアのピアニスト、セルジオ・チオメイは、フランコ・トラブッコにピアノを学び、アンドラーシュ・シフにも師事したことがある逸材。無論数多くのコンクールで入賞、1991年にはザルツブルク・モーツァルテウム主催のコンクールで第2位を獲得したことで国際的名声を得ました。ピアノと並行して、チェンバロをクリストフ・ルセ、フォルテピアノをアンドレアス・シュタイアーに学ぶなど、バロック音楽にも造詣の深い人です。そんなチオメイ。ここではドビュッシー(1862-1918)のピアノ作品で独特の解釈を聞かせます。たっぷりと歌う「水に映る影」、快速なテンポで歌い切る「パスピエ」など、これまでのドビュッシー演奏とは一線を画した自由な音楽的構築は、やはり一聴の価値あるものと言えるでしょう。(2014/06/25 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
---|---|
カタログ番号 | :CDS7697 |
バッハは、ヴィヴァルディやマルチェロ作品の編曲のほか、自らの作品を様々な形で再利用したことでも知られます。その中でも注目すべきものの一つに、ヴィオラ・ダ・ガンバと鍵盤のためのソナタ第1番を、2本のフルートと通奏低音のために編曲したものがありますが、これをヒントに企画されたのがこのアルバムです。ヴァルター・ファン・ハウヴェとトリプラ・コンコルディアは、残る2曲のヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタを、自分たちとリコーダーの名手ケース・ブッケの手で、バッハと同様の手法を用いて2本のフルート(リコーダー)と通奏低音の形に編曲したものを中心としてアルバムを制作しました。併せてリュート奏者・佐藤豊彦とハウヴェの編曲によるパルティータと、ハウヴェ、ブッケ、そして亡きフランス・ブリュッヘンによるリコーダー・トリオ、「サワークリーム」による編曲のオルガン・ソナタも収録しています。(2019/04/12 発売)
レーベル名 | :Arcana |
---|---|
カタログ番号 | :A114 |
バッハ(1685-1750)の「6つのトリオ・ソナタ」BWV525-530は、もともとオルガンのために書かれた作品です。しかし、右手パート、左手パート、足鍵盤パートが完全に独立しているため、このように室内楽版としての演奏もしばしば行われます。また、BWV997は、リュートのためのパルティータですが、こちらもアンサンブル作品として緊密な世界が描き出されています。フルーティスト、カヴァサンティと鍵盤奏者チオメイは、この作品から見事な対話を引き出し、エキサイティングで情熱的な音楽を紡ぎ出しています。(2016/03/30 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
---|---|
カタログ番号 | :CDS7739 |