リストーリ, リッカルド
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17世紀後半のイタリアで活躍した作曲家アレッサンドロ・ストラデッラ。「合奏協奏曲」様式の創始者として、また数多くの浮名を流したプレイボーイとして、音楽史に名を残しています。歌劇の人気がそれほど高くなかったこの時代、ストラデッラは演技を伴わないオラトリオ『洗礼者聖ヨハネ』をはじめ、ソロ・カンタータ、そして一種の世俗カンタータである『セレナータ』のジャンルで夥しい作品を発表、ヘンデルとJ.S.バッハ以前における最大のカンタータ作曲家の一人として名を馳せました。その多くは愛の痛みを題材にしたもので、技巧的な歌と楽器の掛け合いが見事な作品に仕上がっています。イタリア・バロック期作品の研究家、エステヴァン・ヴェラルディは自らストラデッラ作品の校訂を行い、比較校訂版を作成。この演奏では、作曲家の名を冠したアンサンブル「アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート」を率いて、作品の魅力を伝えます。(2021/03/26 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7893 |