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ボッシュ, マルクス(1969-)

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    クローゼ:歌劇「イルゼビル」(アーヘン響/ボッシュ)

    (2009/05/13 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777057-2

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    ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調/ロマンス第1番、第2番(ノイダウアー/カペッラ・アクイレイア/ボッシュ)

    cpoレーベルの『2020年ベートーヴェン生誕250年記念アルバム』は来日経験もある若きヴァイオリニスト、レーナ・ノイダウアーを独奏者に迎えたヴァイオリン協奏曲とロマンス集。2006年、15歳の時にアウグスブルクで開催された『レオポルト・モーツァルト国際コンクール』で第1位を受賞した後、ソリスト、室内楽奏者として活躍する彼女は、まるで自身の体の一部であるかのようにヴァイオリンを自由自在に操り、現在最も敬愛しているというベートーヴェンの協奏曲とロマンスを完璧に演奏しています。伴奏はベートーヴェンを得意とするマルクス・ボッシュが指揮する、名手たちのアンサンブル「カペッラ・アキレイア」。独奏、伴奏、指揮者の様々な個性が時にはぶつかり合いながらも融合し、新しいアイデアが次々と形になった革新的なベートーヴェンをお楽しみください。(2020/01/31 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777559-2

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    ベートーヴェン:劇音楽「アテネの廃墟」/カンタータ「静かな海と楽しい航海」/奉献歌(クロージック/ベイリー/ウィルソン/ボッシュ)

    ベートーヴェン生誕250年記念リリース。マルクス・ボッシュとカペッラ・アキレイアによる新シリーズ『劇場のための音楽集』第1集はハンガリーのペスト市(現ブダペスト)に新設されたドイツ劇場のこけら落としのために作曲され、1812年に初演された『アテネの廃墟』を中心にした選曲。「トルコ行進曲」で知られる『アテネの廃墟』は、現在音楽のみが演奏されることが多いのですが、実際にはテキスト部分に政治的な比喩などの重要な説明が含まれています。そこで、ドレスデンで活躍する脚本家カイ・ヴェスラーは、オリジナルのコツェブーの戯曲にシラーの詩を併せた新しいテキストを用意し、ベートーヴェンの時代から解き放たれた21世紀に通じる普遍的な物語を創り上げています。同時収録は、あまり耳にする機会のない「静かな海と楽しい航海」と「奉献歌」の2曲。(2020/06/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777634-2

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    ベートーヴェン:バレエ音楽「プロメテウスの創造物」(カペッラ・アクイレイア/ボッシュ)

    マルクス・ボッシュが率いるカペッラ・アクイレイアによる「ベートーヴェンの劇場のための音楽集」第4集では、序曲が有名なわりに全曲を耳にする機会は多くない『プロメテウスの創造物』が紹介されています。プロメテウスが粘土から作りゼウスが命を吹き込んだ男女ペアの人形を主人公とするこのバレエは、もともと感情を持たない人形がさまざまな神たちの教育によって人間に成長していくというあらすじで、ギリシャ神話の持つ重厚な雰囲気はなく、どちらかというと牧歌的な楽しいお話であり、1801年3月28日にウィーンのホーフブルク劇場で初演され好評を博したとされています。残念ながらバレエの台本は失われており、実際にバレエとして上演することは困難です。とはいえ、この作品が書かれたのは1800年から1801年のことで、ベートーヴェンは同時期に作曲した交響曲第3番や「エロイカ変奏曲」などにバレエの旋律を転用しているため、耳慣れた部分も多くあることでしょう。(2022/11/25 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555303-2

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    ベートーヴェン:付随音楽「シュテファン王」/「レオノーレ」序曲集/歌劇「フィデリオ」序曲(タウバー/ブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団/カペッラ・アクイレイア/ボッシュ)

    マルクス・ボッシュとカペッラ・アクイレイラによるベートーヴェン「劇場のための音楽集」。前作ではあまり演奏されることのない『アテネの廃墟』全曲とカンタータ『静かな海と楽しい航海』を取り上げたボッシュ、今作では更に珍しい『シュテファン王』に取り組みました。1811年に作曲されたこの『シュテファン王』は前述の『アテネの廃墟』と同様、オーストリア皇帝フランツ1世がハンガリーに建築した"ドイツ劇場"のこけら落としのための作品。主人公は西暦1000年にハンガリー王国を建国したイシュトヴァーン1世で、副題には「ハンガリーで最初の善政者」と書かれています。テキストは『アテネの廃墟』と同じくアウグスト・フォン・コツェブーによるものですが、このアルバムでは前作と同じくカイ・ヴェスラーがカイ・ヴェスラーが現代的な言葉に置き換え、21世紀に通じる内容に作り替えています。他には歌劇《フィデリオ》にまつわる4曲の序曲を収録。(2021/01/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777771-2

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    レズニチェク:管弦楽作品集(ヤッフェ/ベルリン放送響/ボッシュ)

    チェコ系貴族の末裔であったレズニチェク(1860-1945)ですが、なぜかナチスの迫害に遭うことはなく、1934年から1942年まで「作曲家国際協力常任顧問」ドイツ全権使節を務めるほどに一目置かれていた存在でした。リヒャルト・シュトラウスとは個人的な友人であり、お互いに多少の影響は与え合ったものの、音楽的には別の道を歩んだようで、このアルバムに収録された作品も、アルペン山麓の丘の上を飛ぶ鳥の姿を描いた「ゴルピロル」、深遠な「前奏曲とフーガ」、技巧的な「ヴァイオリン小協奏曲」など曲によって様々にスタイルが違うため、独自の個性を掴むのはなかなか難しいかも知れません。またあからさまな自然描写は、マーラーの第3交響曲を皮肉ったものと評する批評家もいたりと、興味の尽きない作曲家です。(2016/08/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777983-2