エック, ヴェルナー(1901-1983)
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ヴェルナー・エックの歌劇《コロンブス》は1930年に初演されたミヨーの《クリストフ・コロンブ》に触発され、1933年にラジオ・オペラとして作曲されたものを、1942年に舞台用に改訂した作品。台本はエック自身の作で、ストラヴィンスキーの『オイディプス王』からも影響を受けており、あらすじの大概は朗読で語られ、合唱が重要な働きを担います。主人公たちのやりとりは簡潔に描かれるも、主役を演ずるコロンブスには壮大なオペラと同じような感情表現も要求されています。1942年、ミュンヘンでの初演時は絶賛され、フライブルク劇場でも同年のレパートリーに加わりました。この1963年の上演は、エック自身が指揮を執り、題名役をエルンスト・グートシュタイン、彼の息子フェルディナントをフリッツ・ヴンダーリヒが歌うという豪華な配役です。(2023/08/11 発売)
レーベル名 | :Orfeo |
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カタログ番号 | :C240032 |
若々しく輝かしい声でモーツァルトやバッハを歌い人々を魅了したテノール歌手、フリッツ・ヴンダーリヒ。1966年、36歳にして不慮の事故でこの世を去ってしまいましたが、彼の人気は21世紀の今でも衰えることがありません。古典派やバロック期の作品で定評のあったヴンダーリヒですが、彼と同時代の作品を積極的に歌うなど、レパートリーの幅広さには驚くべきものがありました。このシリーズ第8集では、そんな20世紀の作曲家たちの作品を収録。初出音源も多く、まさに「知られざるヴンダーリヒ」を知るためのアルバムの登場と言えそうです。CD1に収録されているギュンター・ラファエルは難解な作風で知られていますが、この「パルムシュトレーム・ソナタ」はジャズと新古典派の作風の融合から生まれた楽しい曲。ヴンダーリヒの軽快な歌唱が物語をひきたてます。他にはオペレッタからの曲や、プフィッツナーの質実剛健な「ドイツの精神」、ストラヴィンスキーやカール・オルフ、ベルクの《ヴォツェック》からのアリアなど盛りだくさん。“歴史上最も傑出したテノール”と讃えられるヴンダーリヒの貴重な録音です。(2019/06/21 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19075CD |