アシュケナージ, ディミトリ(1969-)
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ピアニスト、ウラディーミル・アシュケナージの息子、クラリネット奏者のドミトリー・アシュケナージ。1995年に録音されたこのアルバムは、ブルッフとウェーバーの協奏曲を、彼の気の合う仲間であるヴィオラ奏者ホロデンコと共演したもので、若々しい活力に満ちた堂々たる演奏です。楽器の性能を極限まで開拓したとされるウェーバー作品、スコットランド民謡を織り交ぜたブルッフの作品、どちらも素晴らしいオーケストラの響きを伴う楽しい曲です。(2018/10/31 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0089 |
現在、マイアミ大学の名誉教授であるデニス・カム(1942-)は1942年にハワイのホノルルで生まれ、アメリカ、オーストリアをはじめ、日本でも学び、多くの賞を獲得した作曲家です。このアルバムに収録された作品は1979年から2006年という30年近い期間に渡って書かれたものであり、作風の変化と彼の興味の行方が刻み込まれている興味深い作品集となっています。ピアノのためのエチュードやクラリネットの独奏作品など、哲学的とも言える洞察力に溢れた個性的な作品をお楽しみください。(2015/07/29 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0063 |
各々が最高の音楽家として活躍しているにも拘わらず、このような「完全なるデュオ・アルバム」を制作したのが初めて……というアシュケナージ父子。息子ディミトリのお気にいりの"幻想的な"作品の中には珍しいスイス出身の作曲家エシュマンの少品集が含まれるなど、クラリネット・ファンにとっても貴重な1枚です。もちろん父ウラディーミルの滋味あふれるピアノも聴きどころ。親密な空気の中に張り詰める緊張感は、やはり親子といえども、2人の音楽家の対話であることを納得させるものです。(2014/03/26 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0030 |
名ピアニストのウラディーミル・アシュケナージの次男であるディミトリは、早くから音楽的才能を発揮、最初はピアノを学んでいましたが、10歳の時にクラリネットに転向し、ルツェルン音楽院を卒業後は数々のオーケストラと共演し、また室内楽の分野でも輝かしい成果を収めています。このアルバムは、彼がただ一人で挑む「独奏クラリネットのための作品集」で、その変幻自在な音色と表現力を余すことなく見せ付けています。26歳の時の演奏から、最近の演奏までが収録されており、彼の成長ぶりを味わうのもステキです。(2015/02/25 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0012 |
マルタ出身のの作曲家、カール・フィオリーニ。10歳で作曲を始め、ギルドホール音楽演劇学校でジョセフ・ヴェッラとチャールズ・カミレーリ、ダイアナ・バレルに師事、続いて英国王立音楽院でマイケル・ゼヴ・ゴードンから教えを受け博士号を取得しました。現在はパリに拠点を移し、独奏曲から室内楽作品、オーケストラ曲まで50曲以上の作品を発表。高く評価されています。このアルバムには、バルトーク風の雰囲気を持つ初期の作品「トリオ・ラミナ」から地中海の風景を思わせる色彩豊かなサウンドが溢れる新作「IN THE MIDST OF THINGS 物事のまっただなかに」の5作品を収録。明確な調性はないものの、どれも聴きやすく耳なじみのよい音楽です。作曲家と同郷のピアニスト、シャーリーン・ファルジアを中心にイタリアノヴァイオリニスト、レベッカ・ライモンディ、オーストリアのチェリスト、シュテファン・クロプフィッチュ、そしてクラリネット奏者のドミトリー・アシュケナージがアンサンブルを形成し、フィオリーニの複雑な総譜を余すことなく音にしています。この録音は全て、作曲家立ち合いの元に行われました。(2021/11/12 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP880 |
クラリネット奏者ドミトリー・アシュケナージが青年時代から関心を寄せているという、フランスの新古典派主義の作曲家ジャン・フランセ(1912-1997)の作品集。フランセの作品は軽妙洒脱で、同時代の作曲家たちのように無調や十二音を重視することはなく、常に流麗な響きに彩られています。アシュケナージは作品の持つ特徴を生かし、微妙に移り変わるハーモニーを意識したユーモラスな音色を聴かせます。協奏曲の伴奏を務めるのはシンシナティ・フィルハーモニー・オーケストラ。あのハンス・ロットの交響曲を1989年に初演したことでも知られる、シンシナティ大学の学生たちによって結成されたオーケストラです。このアルバムには1990年代に録音された2曲の他に、2016年の最新録音である「三重奏曲」を収録。アシュケナージの"現在"もお聴きいただけます。(2016/12/21 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0074 |
メンデルスゾーンが1832年から1833年にかけて作曲した2曲のコンチェルトシュテュック。19世紀初頭のドイツで活躍したクラリネットの名手、ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマンとその息子カールに依頼され、年をまたいだ3週間ほどの短期間で書かれた作品です(ピアノ伴奏、管弦楽伴奏のどちらで演奏することも可能です)。このアルバムでは本来の形であるクラリネット、バセットホルン、ピアノ伴奏で演奏されており、作品の持つ親密な雰囲気を丁寧に伝えています。1994年の録音に、2017年に録音した無言歌を4曲追加。ディミトリー・アシュケナージのクラリネットとピート・ファーニスのバセットホルン、2人の名手たちの美しい音色を堪能できます。(2018/11/28 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0096 |
アシュケナージ父子の共演による2曲のモーツァルト。このアルバムは父アシュケナージの生誕80年を記念して製作された1枚です。息子ドミトリーは優れたクラリネット奏者として20年以上に渡り演奏活動を行っていますが、時折父との共演をすることで、自身の音楽性を再確認しているといいます。このアルバムでは2002年に録音された「クラリネット協奏曲」、2008年に録音されたピアノ五重奏曲を収録、親子2人の結びつきと、成熟度が示されています。(2018/01/26 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0091 |
言わずとしれた名ピアニストの息子ドミトリー・アシュケナージ。1969年ニューヨークで生まれ、6歳でピアノを始め、その後クラリネットに転向、1989年のルツェルン音楽祭で一躍脚光を浴びています。「親の七光り」などという言葉は全く必要のない天才で、クラリネットの超絶技巧と、その卓越したリズム感は世界中で賞賛され、古典的作品から現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、どんな曲でも吹きこなす彼、2007年から始まったミュールフィアテル音楽祭では中心的な存在であり、ここでも納得の演奏を聞かせます。(2012/04/11 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0005 |