ルセフ, スヴェトリン(1976-)
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【貴重!独奏ヴァイオリンと管弦楽によるものを中心としたイザイの作品集】ベルギーが誇る名ヴァイオリニスト、作曲家ウジェーヌ・イザイ。その演奏の困難さもあって、無伴奏ヴァイオリン・ソナタや「子供の夢」など一部を除いて演奏機会の非常に少ない彼の作品ですが、このアルバムは管弦楽を伴う大規模な作品を6曲も集めたという、たいへん貴重なもの。多くは他にほとんど録音の無いものです。演奏陣も、ブルガリア出身で様々なレーベルからアルバムを発表しており、ZigZagレーベルからリリースされたパパヴラミのイザイ作品集では「2つのヴァイオリンのためのソナタ」で共演しているスヴェトリン・ルセフを中心に、エリザベート王妃国際音楽コンクール2015年のセミ・ファイナリストの実績を持つルーマニア出身のジョルジュ・トゥドラケ、Evidenceレーベルからバッハの無伴奏をリリースしたばかりのアンリ・ドマルケットなどの名手揃い。パブロ・ゴンザレス率いるリエージュ・フィルも作品に深い共感を寄せる力強い演奏で支えます。企画と演奏内容の両面から、多くのヴァイオリン・ファンの期待に応え渇きを癒すアルバムです。(2025/01/10 発売)
レーベル名 | :Musique en Wallonie |
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カタログ番号 | :MEW2409 |
【パユ、ノット、山田和樹参加!注目のモンタルベッティ作品集】板倉康明らによって日本でも紹介されているフランスの作曲家エリック・モンタルベッティ。コレージュ・ド・フランスとIRCAMでブーレーズなどに学んだ彼ですが、長年自らのために作曲を続け作品を公表してこなかったという経歴の持ち主でもあります。フランス放送フィルの芸術監督を20年務めたのち、2015年から書き溜めた作品の発表を始めたということですが、2019年にはエマニュエル・パユとスイス・ロマンド管が協奏曲を委嘱(当盤に収録)、山田和樹とモンテカルロ・フィルも複数の作品をレパートリーに加えるなど、ヨーロッパでは既にたいへん高く評価されています。ALPHAから2枚の室内楽作品集が発売されておりますが、いずれも極めて豪華な演奏者が集まっていることからも、その注目度の高さが伺えます。3枚目となる今回は初の管弦楽作品集。ドビュッシーやメシアンの遺産を意識しつつブーレーズのセリー技法にも精通し、スペクトル音楽の音響的ニュアンスにも魅了されているという彼の音楽は、和声的な輪郭も排除することなく、それらの収束点となる総合的な結合を追求したものです。前衛的でありながらたいへん魅力的に響く、その作品を存分に堪能することの出来る一枚。(2025/01/10 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA1113 |