ベルノルド, フィリップ(1960-)
Search results:7 件 見つかりました。
【Capriccioレーベルが2007年から10年以上を費やして録音を続けたフランツ&カール・ドップラーによるフルート音楽全集が12枚組BOXとして登場!】数多くの技巧的なフルート作品で知られるハンガリー出身のドップラー兄弟。2人とも卓越したフルート奏者であり、また兄は当時、オペラや舞台作品の作曲家として一世を風靡していました。彼らのフルート曲は、兄弟がツアーで演奏するために書かれたものがほとんどで、それらは、同時代の歌劇のメロディから主題が取られた華麗な変奏曲や、フルート協奏曲、二重奏曲であり、いずれもヨーロッパ中で大人気を誇った作品ばかりです。また当時活躍した音楽家たちとも親交があり、曲を献呈しあうなど相互に強い影響を及ぼしています。長年に渡ってドップラー作品の研究を続け、このプロジェクトを完成させたスペインのフルート奏者クラウディ・アリマニーは、自身が全曲で演奏。またデュオ作品では工藤重典やヤーノシュ・バーリントが共演するほか、マクサンス・ラリュー、ジャン=ピエール・ランパルら巨匠たちも登場、時にはヴァイオリンやハープ、オーケストラとともに華麗な共演を繰り広げています。(2022/06/10 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
---|---|
カタログ番号 | :C7430 |
1777年、若きモーツァルトは母親と共に、当時の音楽の中心地マンハイムを訪れました。この街で、彼は後に妻となるコンスタンツェ・ウェーバーや彼女の姉妹と出会い、また、フルート奏者フェルディナント・デジャンとのコラボレーションを通じて、フルート協奏曲や四重奏曲を作曲しました。さらに、パリでは象徴的なフルートとハープの協奏曲 K. 299を完成させましたが、母親の死という悲劇も経験します。ジュリアン・ボーディモンの新しいアルバムは、モーツァルトのこの重要な時期の作品に焦点を当て、その感情的な深さと技巧を見事に表現しています。リヨン国立歌劇場管弦楽団との共演によるアルバムは、モーツァルトの天才を見事に捉えています。ハープのゴドゥマールは2012年、イスラエルで開催された国際ハープコンクールで第1位を獲得、2016年にはミュンヘンのARD国際音楽コンクールで2位を受賞後、世界的に活躍する奏者です。(2024/11/15 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
---|---|
カタログ番号 | :ORC100351 |
グラス・ハーモニカとは、重ねたコップを水で濡らした指でこすって音を出す珍しい楽器。これが何故か電子音っぽい摩訶不思議な音で、電子楽器オンド・マルトノの名手でもある当盤の奏者ブロシュが興味を持つのも当然かもしれません。この楽器も18~19世紀に好まれた時代があり、何と言ってもモーツァルトが作品を残したほどです。ベートーヴェンも「フィデリオ」の前身作で使用しましたが、オペラファンなら「ルチア」の名場面15のオリジナル版に登場していたという事実はおさえておきたいもの。奏者自作など現代感覚も盛り込まれ、ナクソスのカタログでもひときわ異彩を放つ一枚です。(2001/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.555295 |
トルコといえば勇壮な軍楽隊が有名ですが、紀元前209年に設立されたという、トルコ軍を記念するために書かれたタバコフのピアノ協奏曲は豪壮極まりない音楽です。とりわけピアノ独奏がオーケストラの激しい全奏とがっぷり四つに組み合い、激しいリズムを叩きつける第1楽章、目にも留まらぬ超高速のパッセージが飛び交う第3楽章のハイボルテージぶりには、驚かされるものがあります。また、2つのフルートのための協奏曲も、独奏者を二人にして初めて実現できる、多声的な表現を存分に使用した興味深い音楽となっています。作曲者自身の指揮と、これらの楽曲に惚れ込んだ、コラールやガロワといった大物独奏陣の活躍も聴きものです。(2007/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.570073 |
CD10枚のリリースを予定しているドップラー兄弟のフルート作品全集第8弾。生前はフルート奏者、指揮者として活躍し、作曲家としてもオペラやバレエなど幅広い作品を残した彼ら。現在ではフルート作品がよく知られていますが、ここに収められた知られざる曲にはフランツの手によるオペラを下地にしたものもあり、彼らの華やかな才能を存分にうかがい知ることができます。プロジェクトの中心は、師であるランパルの信頼篤いクラウディ・アリマニー。デュオ作品には盟友工藤重典やフィリップ・ベルノルドなどの名手たちが参加しています。(2018/08/24 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
---|---|
カタログ番号 | :C5302 |
もうこれは極上のエンタテーメントの一枚というより他にありません!それぞれにユーモラスで温かく個性的な顔を感じさせる管楽器と、クリスタルのように輝くピアノの音色は百花繚乱に咲き乱れ、音楽の表情はある時は楽しく、またある時は憂いを帯びたりと、千変万化に移ろう豊かさを持っており、まさに愉悦の極みです。お洒落で気の効いた音楽を書くことにかけては右に出るものがないプーランクですが、このように多種多様な楽器の登場する室内楽の分野は、彼の面目躍如といった感があります。演奏の方も各奏者が名人振りを発揮しており、あらためてそれぞれの楽器が豊かに内包している可能性にハッとさせられます。(2000/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.553611 |
大好評のプーランクの室内楽曲全集、本巻では声楽付きのものにスポットを当てていますが、器楽、歌曲の両部門に秀でた彼なだけに、出来映えの芳しくないものがあろうはずがありません。「黒人狂詩曲」は彼の初めての作品ですが、そこですら恐るべき早熟さを示し、鮮やかな筆致を見せているのは驚異的です。騒々しいくらいなまでの明るさを伴うものから、悲痛を感じさせるほどの陰鬱さや寂しさを帯びているものまで、そのあり方は様々ですが、ときには官能的ですらある精妙な美しさは常に耳に心地よく響きます。またピアノのアレクサンドル・タローを初めとする演奏陣の舌を巻くほどの名人芸にも脱帽です。(2000/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.553614 |