シーハン, アーロン
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(2019/01/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :2.110393 |
世界中で高く評価されているボストン古楽音楽祭アンサンブル。cpoでは特にフランスものを中心としたバロック・オペラの録音で親しまれていますが、今回彼らが手掛けたのはドイツ・バロック期の作曲家クリストフ・グラウプナーの歌劇です。この《アンティオクスとシュトラトニカ》は画家アングルが題材に用いたことでも知られる、デルフォイの最高神官プルタルコスの「英雄伝」からのエピソード。アレクサンドロス大王の後継者セレウクスの息子アンティオクス(アンティウコス)は、自身の継母シュトラトニカ(ストラトニケ)に恋して死を望むという史実に基づいていますが、物語りには魔法使いや精霊が登場するだけではなく、アンティオクスの義理の弟デメトリウスとペルシャの王女ミルテニアと妻エレニアの三角関係も描かれるなど、入リ組んだ筋立てになっており、最後はハッピーエンドで物語を閉じます。グラウプナーは弦と通奏低音に、3本のリコーダーや4本のオーボエを加えた色彩豊かな響きを準備し、この幻想的な作品に彩りを与えています。クリスティアン・イムラーやハナ・ブラジーコヴァー、イム・スンヘら実力派の歌手たちが素晴らしい歌唱を聴かせます。(2020/12/18 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555369-2 |
以前、リュリの歌劇「テゼ」「プシュケ」がグラミー賞にノミネートされるなど、リリースするアルバムのどれもが注目されているオデットとスタッブス。今作はシャルパンティエの2つの歌劇作品を取り上げました。シャルパンティエ(1643-1704)は現在、宗教曲の作曲家として論じられることが多いのですが、いくつかの歌劇、劇音楽も残しています。リュリと同時代でありながらも、その作風は違いがあり、時として野心的なアリアや象徴的なフレーズが現れるなど、なかなか面白いものとなっています。演奏は若い歌手たちによって行われており、活気ある素晴らしい音楽を楽しむことができるでしょう。(2014/04/23 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777876-2 |
1734年、ヘンデルのオペラ《忠実な羊飼い》に出演した若きテノール歌手、ジョン・ビアード(ジャケット写真の人物)。その美しい容姿とカリスマ性のある声で一躍人気者となり、ヘンデルからもいたく気に入られました。当時まだ10代だったビアードは、以降もヘンデルに強い影響を与え、ヘンデルは彼のために数多くの英雄的な主役を用意し、当時全盛であったカストラートの歌唱とは一線を画すキャラクターを作り上げたのです。その後ビアードは長期にわたり、イギリスのオペラ界に君臨。当時コヴェントガーデンの所有者を父に持つシャーロット・リッチと結婚し、劇場の監督を務めるなど大活躍したとされています。グラミー賞ノミネート指揮者スティーブン・スタッブスが監修したヘンデルの「テノールのための作品集」。このアルバムでは、彼が何度も共演し、高い評価を受けているテノール歌手アーロン・シーハンをフィーチャーし、当時のヘンデルとビアーズの関係を彷彿させる輝かしい演奏を披露しています。(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573914 |
これまでにも権威ある賞を獲得しているボストン古楽音楽祭室内管弦楽団と指揮者のポール・オデット、並びにスティーブン・スタップズによるヘンデルの「エイシスとガラテア」です。この1718年版の「エイシスとガラテア」というのは、イギリスの貴族ジェイムズ・ブリッジズの元で働きだした頃、ブリッジズがロンドン郊外のキャノンズに建築していた館で上演するために書いたもので、ちょっとした劇に付けられた音楽でした。初演後はそのまま放置されていましたが、いつの間にか人気が出て、周囲がヘンデルの許可なく勝手に演奏するようになります。それに業をにやしたヘンデルが自ら改訂版を作成したのですが、そちらは規模も拡大され、英語、イタリア語が混在するというもの。そのため、1739年にもう一度改訂を行い、現在はほとんどがこちらの1739年版が演奏されています。このCDで演奏されている初稿版はは5人の歌い手と7台の楽器のみという小さな編成で演奏されるほのぼの感溢れるもので、ヘンデルの最初の意向が遺憾なく発揮されています。同時収録のカンタータも、あまり録音のない貴重なものです。(2015/12/23 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777877-2 |