ライニッシェ・カントライ
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ケーニヒスベルク生まれの作曲家ライヒャルト。リュート奏者の父のもとで少年時代から音楽を学び、10歳の時には神童として東プロイセンに演奏旅行に出かけるなど、早くから活動をしていました。1775年にハインリヒ・グラウンの後任としてプロイセン王国宮廷楽長に任命されましたが、その2年後には辞めてしまい、フランツ・ベンダの娘ユリアーネと結婚、作曲家としての活動に没頭しました。最初のうちはゲーテの詩を用いた歌曲で名声を博していましたが、1790年頃からはジングシュピールの作曲に力を注ぎ、1798年にベルリンの歌劇場で初演された《亡霊の島》は賛否両論を巻き起こすも、最終的にゲーテが作品を擁護したことで立ち位置が確定、その後は「ジングシュピールの作曲家」として成功し多数の作品を作曲。すっかり歌曲の作曲はやめてしまったため、有名な詩集「子供の不思議な角笛」が献呈されたときも、彼はこの詩集に曲をつけることはありませんでした。(2017/12/22 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777548-2 |
ベートーヴェンの弟子として知られるフェルディナント・リースの珍しい声楽作品です。18 歳の時にリースはベートーヴェンの下で学ぶためにウィーンへ旅立ちました。当時ベートーヴェンは「オリーヴ山上のキリスト」を仕上げていた頃でリースも楽譜のコピーなどを手伝ったと推測されています。リースは4 年間をウィーンで過ごしましたが、この経験は後の彼の作曲活動に多大なる影響を与えたことでしょう。このオラトリオはリースの後期の作品で、素晴らしい合唱と劇的なアリア、素晴らしい音楽で当時大成功を収めたものです。(2008/03/05 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777221-2 |
従弟であるハインリヒの方が若干知名度があるかと思われますが、こちらはヴァイオリニスト、アンドレアス・ロンベルクの作品です。生前はヨーロッパ各地を演奏旅行するなど、名声を誇っていた人ですが、現在ではほとんど忘れられてしまい、この作品が残っていたのはまさに奇跡的です。使われているのは、あのクロプシュトックの詩、曲は荘厳華麗で、終曲のフーガなどにはベートーヴェンの影響もどことなく感じられます。この時代の音楽のスペシャリスト、マックス率いるダス・クライネ・コンチェルトの力演が光ります。(2008/05/09 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777328-2 |