セント=クレア, カール
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(2017/02/24 発売)
レーベル名 | :Monarda Music |
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カタログ番号 | :109320 |
交響曲第4番は第1次世界大戦に基づく三部作(第3番「戦争」、第4番「勝利」、第5番「平和」)の一つで、戦争から勝利に至るまでが描かれています。「ラ・マルセイエーズ」が引用された第2楽章や勝利の行進曲風の第4楽章は、にぎやかな戦勝の祭典の雰囲気をよく出していますし、葬送行進曲の第3楽章は、ヴィラ=ロボスの初期の緩徐楽章の例に漏れず、独特の魅惑を放っています。最後の交響曲となった第12番は作曲者の70歳の誕生日に完成されたもので、初期のみずみずしい感性は感じられませんが、やはり第2楽章アダージョが出色で、三つ子の魂百までと思わせます。(2000/12/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999525-2 |
交響曲第6番はもともと「ブラジルの山々の稜線」という副題がつけられていたもので、山並の線を紙に描くように旋律線に置き換えています(作曲家っていろんなことを考え出すものですね)。いつもながら白眉は第2楽章で、南米的な官能の陶酔郷へといざなってくれます。ヴィラ=ロボスはこの交響曲を自ら好んで指揮し、ウィーン・フィルとも演奏しています。第8番はそれ以前の作品に比べてより古典的なアプローチを試みた曲で、構成感・統一感が際立っています。弦楽のための組曲は、いわばヴィラ=ロボスの「弦楽セレナード」とでも言うべき作品で、ブラジルの感覚をフランスのエスプリで包み込んだ佳品です。(2001/08/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999517-2 |
ハリウッドの映画音楽作曲家として知られるジョナサン・サックスの作品集。このアルバムには室内楽からオーケストラまで、さまざまな規模の作品が収録されており、サックスの多彩な音楽を楽しむことができます。メインとなる「典礼」は楽器編成も含め、明らかにメシアンの「世の終わりのための四重奏曲」を意識した作品です。アルバムタイトルでもある「5番目の四季」は古代の碑文から取られた言葉。「上昇するさそり座」は占星術と、どの曲も謎めいた雰囲気を備えています。/(2017/05/19 発売)
レーベル名 | :Navona |
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カタログ番号 | :NV5802 |
普段は温厚で抒情的な作品を造りだすダニエルプール(1956-)。しかし、この作品には激しい怒りの感情と哀しみ、そして希望が混然一体となって渦巻いています。彼はアメリカで生まれましたが、彼の両親はイラン生まれであり、彼自身も幼い頃の1年間をイランで過ごした思い出を持っています。この時の経験は決して楽しいものではなく、これに反発するかのように西洋文化と恋に落ちたと彼は語りますが、ようやく近年、もう一度イランの状況に目を向けることができるようになり、「なぜ戦争をするのか」という根本的な疑問も持つようになったというのです。このオラトリオはそんな彼の思考から生まれたもので、第1部では戦争と破壊、第2部では祈り、第3部では平和の約束を歌っています。様々な言語のテキストの中に点在する言葉"季節"はメタファーとして用いられ、それは変化と改革であったり、再生と和解の瞬間でもあります。(2014/04/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559772 |