ホーラク, コルネリア(1966-)
Search results:7 件 見つかりました。
ウィーン出身のソプラノ歌手、コルネリア・ホラーク。1999年にウィーン・フォルクスオーパーでデビューを飾り、多くの音楽祭に出演し好評を博しています。古典派から初期ロマン派作品を得意としており、シューベルトやシューマン、マイール作品の録音でも知られています。今回のアルバムでは、ハイドンがイギリス滞在時に作曲した「英語によるカンツォネッタ」を収録。どれも円熟期の作品で、充実した書法によるピアノ伴奏に支えられた美しい旋律が魅力的な歌曲をホラークは表情豊かに歌い上げています。(2020/05/15 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
---|---|
カタログ番号 | :Gramola99212 |
フェルディナンド・パエール(1771-1939)は1771年にパルマで生まれ、彼の父から最初の音楽の手ほどきを受け間ました。彼は同時代に活躍したシモン・マイールとともにその時代の「重要なオペラ作曲家」に位置付けられ、数多くのオペラを残しています。この作品はオペラではなくオラトリオであり、しばしば2つの作品であると伝えられているものです。1803年にウィーンで初演された時は、ぶっきら棒にキリストの死から始まり、天使たちの合唱が続きます。受難の部分ははりつけの描写、復活、最後の審判に協力で表現的な音楽が与えられています。この盤では、マイールの書いた序曲を付けることで、この音楽を比類なき物語へと昇華させています。演奏はマイールの一連の演奏でおなじみのフランツ・ハウク。共感と緊張に満ちた名演を聴かせています。(2013/01/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.572492 |
すでにNAXOSからいくつもの作品がリリースされているジーモン・マイールはバイエルンで生まれ、イタリアで活躍。そのため名前の表記もマイヤーであったり、マイールであったりと様々です。このオラトリオは旧約聖書の「トビト記」から題材を得たもので、ナフタリ族アシエルの家系、正義と真理の人で知られる盲目のトビトの息子、トビアと、神が決めた許嫁サラの物語。新婚の夫を7人も亡くしてしまい、悪魔に魅入られたと嘆くサラの両親、決して神への祈りを忘れることのないサラ、「彼女を救うためにはチグリス川で魚を捕えるように」とトビアに教える大天使ラファエル。と、聖書の通りに話は進んでいくのです。このオラトリオも、イタリアの有名な少女のための慈善院「メンディカンティ」の聖歌隊のために書かれているので、配役は全て女声によって歌われます。これもまた魅力的です。(2009/08/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.570752-53 |
最近、何かと話題の作曲家ジモン・マイール(1763-1845)。ヨーロッパでは彼の作品が次々と蘇演され、その精緻な音楽は古典派の音楽好きたちを唸らせています。このカンタータの素材は有名な「ナクソス島に置き去りにされうも、バッカスに助けられるアリアドネ」で、このカンタータも、アリアドネが不安を抱えながら船に揺られる場面から、最後はバッカスと愛を語り合うまでが描かれています。このアリアドネ役は、後にロッシーニ夫人となる当時の名手、イザベラ・コルブランが歌うことを前提として書かれているためか、劇的かつ超絶技巧を要求されるものですが、ホーラクは難なく歌いこなしています。演奏はマイールにかけては右に出るものなし、おなじみのフランツ・ハウクです。(2012/11/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.573065 |