ロヴァリス, コッラード
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生き別れとなっていたアルフレッド王とアマーリア王妃は、羊飼いのグリエルモの助けで再会を果たし、イングランドに侵攻したデーン人と戦う意思を固めます。王の居場所を突き止めたデーン人の将軍アトキンスが彼らを襲いますが、臣下エドゥアルドの機転で脱出し、やがて彼の旗下に集結した兵士や民衆と共にデーン人と戦い、イングランドから放逐します。1823年にナポリのサン・カルロ劇場で初演されたこの作品は、台本の弱さなどの理由で数回の上演で打ち切られ、お蔵入りとなりました。しかし、2023年にベルガモの「ドニゼッティ音楽祭」によって200年ぶりに蘇演され、その際の演奏がこのアルバムに収録されています。この上演では、ロッシーニ・テノールとして知られるアントニーノ・シラグーザがアルフレッド役を、ヴェルディ・ソプラノのジルダ・フィウメが王妃アマーリア役を務め、コッラード・ロヴァーリスが指揮を振り、ドニゼッティ歌劇場管弦楽団とハンガリー放送合唱団が溌剌とした演奏を披露しました。(2025/03/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.660576-77 |
19世紀初頭を代表するオペラ作曲家、ドニゼッティの知られざるレクイエム。ドニゼッティとほぼ同時期に生まれ、お互いに良きライバルとして刺激し合った盟友ベッリーニが33歳の若さでこの世を去った時に、リコルディ社から依頼された作品です。しかし、ドニゼッティは作品に着手したものの、結局完成されることなく死去。「サンクトゥス」や「アニュス・デイ」が欠けたまま残されたレクイエムが初演されたのは、ドニゼッティの死後22年を経た1870年のことでした。未完成ではあるものの、随所に散りばめられた美しい旋律がドニゼッティのオペラを思わせる魅力的な作品です。初演時と同じく、ドニゼッティが埋葬されているサンタ・マリア・マッジョーレ教会での録音。歌手たちの熱唱も聴きどころです。
(2018/10/31 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7813 |
2012年、マルティナ・フランカ音楽祭で最も注目されたのが、このハッセ(1699-1783)の「アルタセルセ」です。メスタージオのこの台本は当時とても人気があり、ハッセだけでなく、グルック、ヴィンチ、グラウン、ガルッピ、J.C.バッハなど多くの作曲家が曲を付けていることでも知られています。1730年の初演時にはファリネッリがアルバーチェ、クッツォーニがマンダーネ、ニコリーノがアルタバーノと、当時最高の歌手たち(カストラートを含む)によって演じられ、聴衆たちが熱狂したというものです。ハッセはこの作品に1740年、1760年の2つの異なる改訂版を作っていますが、この収録では、1730年のヴェニス初演版が用いられているところも興味深いものです。名カウンターデナー、ファジョーリは3オクターヴの広い声域を生かし、伝説の歌手ファリネッリを彷彿させる印象的な歌唱を披露しています。もともと俳優であるレヴィアの現代的な演出にも注目です。(2016/03/30 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7715 |