マーン, ピーター
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どうしても器楽曲の人気に押され気味、でも一度耳を傾けると、その魅力に虜になってしまうのがヴィヴァルディの膨大な声楽曲群。宗教音楽全集の第1巻となるのが当盤です。まずは20世紀末に何故か人気急上昇の作品があります。ソプラノ独唱が活躍するモテット「まことの安らぎは」がそれで、映画「シャイン」など各所で使用されています。ヴィヴァルディの宗教音楽と言えば、詳しい方なら「グローリア ニ長調 RV.589」を思い出すでしょう。当盤の収録曲は、実はそれではなく知名度に恵まれない、もう一つの「グローリア」です。しかし曲の内容は美麗の極み。もちろん、この演奏家たちが奏でるのなら、曲が何であっても大注目なのです。(2004/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557445 |
「メサイア」の3年前に書かれたこの「エジプトのイスラエル人」、初演は大失敗だったと伝えられています。理由は、華々しいアリアがなくお目当ての歌手が出なかったせいだ、とか聖書のテキストをそのまま使ったからだとか、様々あるようですが、逆に言えばこれほどまでに合唱に重点の置かれた作品もなく、管弦楽の真に迫る描写も見事過ぎると言えましょう。通常カットされる第1部(キャロライン王妃の葬送アンセムHWV264より流用)も演奏されている貴重な2枚組です。(2009/01/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570966-67 |