グリンゴルツ, イリア(1982-)
Search results:9 件 見つかりました。
(2019/07/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :2.110636 |
(2019/07/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :NBD0098V |
コペンハーゲン・フィルとグリンゴルツによるアダムズとコルンゴルトの2曲のヴァイオリン協奏曲集。アダムズの作品は1993年に書かれたにもかかわらず、まるで19世紀末音楽のような響きを持つ退廃的な作品であり、ハリウッドの映画音楽から生まれたコルンゴルトの協奏曲との、奇妙な一致を思わせるプログラムです。ミニマル風でもありながら時にはベルクの協奏曲のように滔々と音を紡いでいくアダムズの協奏曲は全編を通じ、クールな雰囲気が漂います。オーケストラの性能を目いっぱい使った絢爛豪華な響きを要求するコルンゴルトでは、グリンゴルツの艶やかな音色が遺憾なく発揮されており、とりわけ第2楽章「ロマンス」の中間部での蕩けるような弱音を駆使しつつ、オーケストラと対話を重ねる箇所は夢のような美しさです。話題の指揮者ロウヴァリとオペラを得意とするサレムクールによる伴奏も聴きものです。(2017/04/28 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
---|---|
カタログ番号 | :ORC100066 |
【ロッケンハウス音楽祭40周年を祝う、新作ばかりを豪華アーティストの共演で】ギドン・クレーメルが中心となり、1981年にオーストリアのロッケンハウスで始められた室内楽音楽祭。40周年となる2021年はコロナ禍の中ながら無事に開催され、ヘレナ・ヴィンケルマンとラファエル・メルランによるチェロ協奏曲2曲が現在の芸術監督ニコラ・アルトシュテットのソロで初演されたほか、音楽祭に所縁のあるアーティストたちが多数の新作を寄せました。ヴィンケルマンの協奏曲が25分で「ソネット74」が9分ほど、メルランの協奏曲が15分ほどあるほかは、ほとんどが1分前後、長くて3分台という演奏時間の小品ばかり。エサ=ペッカ・サロネン、レーラ・アウエルバッハ、エリッキ=スヴェン・トゥールなどの人気作曲家や、パトリツィア・コパチンスカヤ、オッリ・ムストネンといった気鋭の演奏家たちによる作品が次々と現れ、まるで万華鏡のような面白さです。音楽祭の創立者クレーメルのほか、参加アーティストの豪華さもこの音楽祭ならでは。(2022/07/08 発売)
レーベル名 | :Alpha |
---|---|
カタログ番号 | :ALPHA861 |
【アルトシュテットとロッケンハウス音楽祭のメンバーによる、シェーンベルクの名作と知られざるレガメイの注目作】1946年、心筋梗塞で倒れ生死をさまよったシェーンベルクがその直後に書き始め、身体的心象的状況を反映させた弦楽三重奏曲は、通しても20分に満たない演奏時間ながら、3挺の弦楽器のみによる表現の限界に挑むかのような起伏の激しい難曲。クリンゴルツ、パワーそしてアルトシュテットの3人が、息もつかせぬ緊張感の高い演奏を聴かせています。1907年、現ウクライナのキーウにスイス・ポーランド系のユダヤ人として生まれたコンスタンティン・レガメイは、作曲家のほか、ピアニスト、音楽評論家としても活躍し、1936年からはワルシャワ大学でインド言語学の講師も務めていたという多才な人物。収録された五重奏曲は彼がポーランドのレジスタンス運動に加わった1942年に作曲が始められ、ノルマンディー上陸作戦当日の1944年6月6日、秘密裏に初演されました。特異な編成であることも含めてメシアンの「世の終わりのための四重奏曲」を連想させますが、時代の重い空気を帯びているものの動きある作品で、メンバーの妙技が随所で発揮されています。(2023/03/24 発売)
レーベル名 | :Alpha |
---|---|
カタログ番号 | :ALPHA948 |
アンジェイ・チャイコフスキ(ロシア風にはアンドレ・チャイコフスキー)は本名をロベルト・アンジェイ・クラウトハメルといい、ユダヤの家系に生まれました。第二次世界大戦中に身分を隠すために潜伏、この時に使った偽名「チャイコフスキ」をそのまま芸名としました。1955年に開催された第5回ショパン国際コンクールにおいて8位入賞後、ブリュッセルに留学、翌年のエリザベート王妃国際音楽コンクールではラザール・ベルマンやタマーシュ・ヴァーシャリらの上を行く3位入賞を果たし、ピアニストとして活躍をはじめました。作曲家としても数多くの作品を遺し、本人はピアニストとしてよりも作曲家として評価されることを望んでいたようです。このヴァイオリンのための協奏曲「古典」は、大編成のオーケストラを用いているにもかかわらず、室内楽的な性格を持った作品。イリヤ・グリンゴルツが弾くヴァイオリンとオーケストラは絶妙のバランスをとり、バロックの合奏協奏曲のような楽器間のやりとりを繰り広げます。ギヤ・カンチェリはグルジア生まれの作曲家。この「リベラ・メ」はレクイエム風と副題を持つ声楽曲で、通常のレクイエムのようなラテン語を用いるのではなく、グルジアの偉大な2人の詩人ヴァジャ・プシャヴェラとガラクティオン・タビッツェの言葉を引用した自由なテキストとして用いています。演奏はアンドレイ・ボレイコが指揮するワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団。ボレイコはサンクトペテルブルク生まれですが父方はポーランド系で、2019/20のシーズンよりワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めています。(2022/08/26 発売)
レーベル名 | :CD Accord |
---|---|
カタログ番号 | :CDAccordACD293 |
1982年サンクトペテルブルク生まれのイリヤ・グリンゴルツ。1998年にパガニーニ国際コンクールで優勝し国際的な評価を得ました。その翌年、BISレーベルからパガニーニ作品集をリリース(ヴァンスカ指揮、ラハティ響と共演)、見事な技巧と音楽性を披露しています。今回のパガニーニは、おなじみの「24のカプリース」で、完全無欠な技巧を要求する難曲ではありますが、パガニーニを得意とするグリンゴルツの手にかかれば、いとも容易く曲が紡ぎ出されてきます。美しい音色、緻密な集中力、息を飲むほどの超絶技巧、そして高い音楽性。これらを全て併せ持つ素晴らしいグリンゴルツの演奏は、最初の数秒を耳にしただけで魅せられてしまうほど。(2016/10/28 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
---|---|
カタログ番号 | :ORC100039 |
ニュージーランド生まれの作曲家ロス・ハリス(1945-)は、5つの交響曲、チェロ協奏曲など数多くの作品で知られています。また30年以上に渡り、ヴィクトリア大学の音楽科で教鞭をとり、自国の音楽発展に寄与してきました。NAXOSではこれまでに、彼の「交響曲第2番&第3番」(8.572574)と「交響曲第4番、チェロ協奏曲」(8.573044)の2枚のアルバムをリリースし、聴き手を魅了していますが、今作では、ハンガリーの女性詩人パンニ・パラスティの詩に触発された「交響曲第5番」と、2010年に作曲された「ヴァイオリン協奏曲」の2曲を収録、また新たな魅力を提示しています。協奏曲でソロを務めるのは日本にも度々来日する名手イリヤ・グリンゴルツ。ほとんど無調ながら美しい質感を持つメロディを、独自の美音で聴かせています。(2016/07/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.573532 |
【コパチンスカヤと友人たちのトリオで聴く、東からの風】パトリツィア・コパチンスカヤのALPHAデビュー盤であり、様々なアーティストとの二重奏を集めて大きな話題となった『Take Two』から10年。そのアルバムにも参加したクラリネット奏者のレト・ビエリと、こちらも長年の盟友ポリーナ・レシチェンコとの共演による『Take 3』が登場しました。タイトルはもちろん、デイヴ・ブルーベックの演奏で知られる名曲「Take Five」にちなんだものと思われますが、このアルバムでも奏者が3人ということに加え三拍子が重要なテーマとなっています。プログラムはプーランクとバルトークの作品を中心としたものですが、コパチンスカヤならではのはち切れんばかりのダイナミックな表現はそのルーツに深く切り込み、これらの作品がオーストリアなどのワルツのみならず、東欧の伝承曲やクレズマー、ロマなどと深い関連があることを際立たせています。またジャズやフォークなどのイディオムを取り込むクロスオーヴァーな作風で知られるアメリカの作曲家ポール・シェーンフィールドの作品を収録しているほか、ルーマニアのシェルバン・ニキフォルによる小品にはイリヤ・グリンゴルツなどのゲストも参加、アルバムに色を添えています。(2024/01/26 発売)
レーベル名 | :Alpha |
---|---|
カタログ番号 | :ALPHA772 |