ローランド, ギルバート
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世界有数のハープシコードのヴィルトゥオーゾの呼び声高いローランドが取り組む偉業、18世紀スペインのソレルによる約150曲のソナタ全曲録音のシリーズです。ハープシコード愛好家にはもちろんのこと、スカルラッティをピアノで弾くことに興味がある方にも、レパートリー拡大の宝庫としてお薦めします。ピアノで弾いても全く遜色無さそうな華々しいト長調、ソレル作品で最もメランコリックなニ短調、左手が3連符で刻む激しいリズムがアジテーティングな第93番のフィナーレなど、楽しい作品揃いです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553464 |
聴き進むたびに、音楽の充実度の高さと、ローランドの眩いばかりのパワフルな演奏に驚きを新たにする、18世紀スペインのソレルの150曲に及ぶソナタ全集も、第5集まで来ました。今回は、長調作品(特に1と2)の堂々とした姿に圧倒されます。10では、長調で始まって短調に終わるという転調パターンが、耳新しいところです。最後の「イ長調」は4楽章から成る大作。これらの作品には、現代ピアノのファンも刺激を受けることでしょう。当時の演奏様式を考慮し、奏者自身が対で演奏すべき同じ調性の作品を選んで組み合わせています。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554434 |
スカルラッティの弟子で鍵盤音楽の発展に尽くしたスペイン人ソレルの業績をナクソス価格でお届けするシリーズ。同じ調性の作品はペアで演奏されたものとして選曲、配列されています。最良のスカルラッティ作品にもひけをとらない力強さが眩しい1や8。簡潔な書法にセンスが光る2、3。抒情味がモーツァルト時代を予感させる4、5。急緩の対比が効果的な6、7及び9、10の各ペア。晩年作で師の世界を大きく越えた規模と内容を持つ11~14。英国人ローランドの力強く明晰な演奏は、ハープシコード愛好家だけでなく、ピアノ派にもアピールします。(2000/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554565 |
ソレルが師ドメニコ・スカルラッティに似て非なる個性を持つ人物であることはわかっていましたが、ただならぬ雰囲気の漂うロ短調のソナタで始まる当盤には、驚くほど風変わりな作品があります。それは6ト短調。めちゃくちゃ激しく始まったと思ったら突然ゆったりでオペラのアリアを思わせるカンタービレ、それが数回交互に訪れ、最後はトチ狂ったような激情のうちに幕を閉じます。こんな曲があったとは、もうソレルに脱帽!サブタイトル付きでユーモラスな10もお薦め。鍵盤好きな貴方をソレル・ワールドがお待ちしております。(2001/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554566 |
当盤のハイライトは1です。ハ長調で明るく快活なソナタというだけなら、ありがちかもしれませんが、耳を澄ませると、おや、これは3つパートがあるような?そうです、楽譜を見れば両腕が交差する幅広い跳躍と、加えて反復音のオンパレードであることがよくわかります。ソレル作品中でも超絶技巧を要求することで際立つ逸品として赤丸要チェックです。6、7や9、10あたりは対で演奏されたと想像されます。ハートフルな感動を与える6と、左手のオクターブを多用して嵐のように荒れ狂う7との見事なコントラストも聴きどころと言えるでしょう。(2002/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555031 |