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シュトゥッツマン, ナタリー

Search results:5 件 見つかりました。

  • プフィッツナー:ドイツの精神

    (2012/01/11 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5092

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    ドビュッシー:聖セバスティアンの殉教(バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツ放送響/カンブルラン)

    1910年、イタリアの詩人ガブリエーレ・ダンヌンツィオが書いた『聖セバスティアンの殉教』。ドビュッシーはこの膨大な台本に、合唱曲と、オーケストラの間奏曲、アリアで構成された1時間ほどの音楽劇を作曲。翌1911年の5月にパリ・シャトレ座で初演されました。この時はドビュッシーの親友アンドレ・カプレが指揮を執りましたが、キリスト教と異教の伝統を織り交ぜた音楽に加え、ユダヤ系ロシア人のバレリーナ、イダ・ルビンシュタインがセバスティアンを演じたことで騒動に発展。パリの大司教の怒りを買い、カトリック教徒の鑑賞を禁じたのち、ダンヌンツィオの著書も教皇庁から禁書にされてしまいました。この作品を気に入っていたドビュッシーは歌劇への改作を構想していたものの、彼の死によって叶うことがなく、以降は原形での上演機会はほとんどありません。現在ではカプレによる「交響的断章」、もしくはアンゲルブレシュトによるオーケストラと声楽のみのオラトリオ版が演奏されています。このカンプルランの演奏はアンゲルブレシュト版(フランス語歌唱)によりつつ、1951年生まれの作家マルティン・モーゼバッハによる新たなドイツ語の朗読が添えられています。朗読のテキストはダンヌンツィオ作品の中心的な部分を要約したもので、原作を現代的な視点で解釈したもの。カンブルランはオーケストラを見事にコントロール、東洋風な響きも交えた繊細な和声を引き出し、ナタリー・シュトゥッツマンをはじめとした独唱陣と、コレギウム・ヴォカーレ・ヘントの合唱、デルテ・リセウスキの朗読がこの神秘的な物語を見事に描き出しています。当CDはGlor ClassicsレーベルからGC08181として発売されたものと同じ音源です。(2024/05/10 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19149CD

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    プティジラール:歌劇「エレファント・マン」(モンテカルロ・フィル/プティジーラル)

    1980年に鬼才リンチが映画化したことで有名な「エレファント・マン」の物語を、映画音楽作家としても活躍するプティジラールが緊迫感溢れる音楽でオペラ化しました。舞台は19世紀ロンドン。神経線維腫症の一種で特異な容姿を持つ青年メリックは生計のために見世物小屋に加わる。医師トリーヴスのおかげでメリックは有名になり、王室まで訪ねてくるようになる。一人の人間として生きたいという望みだけを持っていた彼の人生は…。全体が無調の中で唯一、調性がはっきりしたCD1トラック9「病人たちの祈り」、リフレインのメロディーが印象的なCD2トラック3「ヒポクラテスの誓い」、コロラトゥーラが強烈に叫ぶCD2トラック9「コロラトゥーラのアリア」など、音楽的にも聴きどころが満載です。(2005/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557608-09

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    マーラー:交響曲第1番 - 第9番(バイエルン放送合唱団&交響楽団/ヤンソンス)

    バイエルン放送交響楽団の第5代首席指揮者として2003年から2019年まで数々の名演奏を繰り広げ、2019年12月1日に世を去ったたマリス・ヤンソンス。バイエルン放送交響楽団及び合唱団の団員とは家族のような、人間味あふれる関係であり、それが演奏にも反映していたと伝えられています。このBOXセットは、交響曲第1番から第9番を収録したもの。マリス・ヤンソンス・エディション(900200)に収録されたものと同じ音源で、第3番、第4番、第6番、第8番は単独ではリリースされていなかったものです。生涯マーラーの音楽に魅了されていたというヤンソンスと、1967年から71年にかけてラファエル・クーベリックとともにマーラーの交響曲全集を録音したバイエルン放送交響楽団の共演から生まれた完成度の高い演奏です。加えて望みうる最高のソリストを揃えた声楽陣の充実ぶりにも注目。また第8番ではヤンソンスの故郷ラトヴィアの合唱団を招いていることから、この演奏に特別な思いを寄せていたことがうかがわれます。BOXには今回が初出となるリハーサル風景やインタビューも収録されており(ドイツ語)、ヤンソンスのマーラーの音楽に寄せる思いやそれを現実の音にしてゆく様子が伝わります。 (2022/11/18 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900719

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    マーラー:交響曲第3番(シュトゥッツマン/テルツ少年合唱団/バイエルン放送女声合唱団&交響楽団/ヤンソンス)

    2010年はヤンソンスがマーラーの3番に取り組んだ年でした。2月にコンセルトヘボウ管(RCO)を指揮した演奏はCDと映像でリリースされ、11月にはRCOとの来日公演でも演奏して聴衆に深い感銘を残しました。このCDは、その翌月にミュンヘンで行われたバイエルン放送交響楽団とのライヴ録音。常に準備周到だったヤンソンスですが、これはまさに万全の状態で臨んだ演奏会だったと言えるでしょう。各楽章の演奏時間はRCO盤とほぼ同じで、ここでもヤンソンスの解釈が迷いのないものであったことがうかがわれます。全6楽章、100分近い長丁場を弛緩することなく曲の持つドラマ性を提示しながら、丁寧にオーケストラをまとめるヤンソンスの手腕の見事さ。第4楽章でのシュトゥッツマンの独唱は暗闇の中に射し込む一筋の光のように鮮烈な輝きを放ち、第5楽章での少年たちの歌声はまさに天使の合唱、そして最終楽章の荘厳かつ壮麗なクライマックスはオーケストラの実力を存分に見せつけるとともに、ライヴならではの高揚感に満ちています。(2024/04/05 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900194