シェルバコフ, コンスタンティン(1963-)
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【名手シチェルバコフが紐解く "24の"超絶技巧練習曲が持つ奥深さ】ロシアの技巧派ピアニスト、シチェルバコフがリャプノフの傑作「超絶技巧練習曲」を再録音。1992年に録音された前作(Marco Polo/8.223491-廃盤-)も、持ち前の技術と感性でこの難曲を颯爽と聴かせた名盤として知られますが、今回はさらに奥行きが加わり、成熟した音楽性で作品の魅力をじっくりと聴かせてくれます。さらにここにはリストによる本家「超絶技巧練習曲」も併せて収録。リャプノフの作品はリストの追悼として書かれ、リストが使わなかった12の音階が使用されていることでも知られており、2作品が一緒に収録されることによって、いわば「24の超絶技巧練習曲」として完結する作りとなっています。リストでの彫りの深い表情にも注目で、2つの作品に有機的な流れを作り、対比させながら終曲のリストの追悼曲へと繋げていく技量は圧巻です。(2019/08/16 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30098 |
全く知られていませんが、レスピーギには美しいピアノ曲が沢山あります。中世のリュート曲の斬新な編曲である「古風な舞曲とアリア」も新たな曲順の魅力的な組曲になっています。「優しいワルツ」は実に優雅なサロン小品。そしてすこぶる美しいのが「夜想曲」。印象派の作品を思わせる実に柔和な光の綴れ織りです。「間奏曲セレナータ」もとろけるような甘さで鼻孔をくすぐります。ソナタは極めて珍しい初期作品。そして後に管弦楽曲「教会のステンドグラス」になった前奏曲は中世風の哀感がにじむレスピーギの傑作です!(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553704 |
「ミクソリディア旋法によるピアノ協奏曲」とは何とも古めかしく、仰々しいタイトルですが、その名の示すように古くは古代ギリシアに端を発する音階をもとにしながら、近代的な管弦楽法やピアノ技巧の面白さを追求した特異な作品です。そのためか、全体に荘重で格調高く、幽玄な雰囲気が漂っているのが特色ですが、第3楽章の真ん中あたりではちょっとだけ映画音楽風になったりするのもユニークです。もう一曲の「5声の協奏曲」はピリリとワサビの効いた辛口の音楽で、特に第3楽章で各楽器が見せる、目まぐるしく緊張度の高い名人芸などには、息を呑むようなものがあります。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553366 |