ゴスリング, スティーヴン
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21世紀を迎えた現時点から過去の音楽を振り返ると、20世紀以降の音楽の発展に欠かせないキーパーソンとして、ヴェーベルンの名前をあげないわけにはいきません。そして、現代音楽演奏家として名を馳せたロバート・クラフトが21世紀に入り、満を持して再び改めてヴェーベルンに取り組む様には、作曲家の偉大な業績を次代に受け継ごうとする強い意志が感じられます。「交響曲」や「大管弦楽のための6つの小品」と言った代表作をはじめ、全ての作品は極度に凝縮されています。室内楽、ピアノ曲、歌曲、シューベルトの編曲と、広いジャンルでヴェーベルンを再発見してください。入門にも最適です。(2005/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557530 |
アメリカの女性作曲家、エレアノール・コーリー(1943-)の作品集です。彼女の作品は全米だけでなく、世界中で演奏され、そのユニークでエレガントな作風が絶賛されています。その作品には基本的に無調が採用されていますが、時にはジャズの風味を効かせたり、流れの中でタンゴになったりと、時にはっとするような美しい瞬間が組み込まれていたりします。冒頭の作品、フルートとピアノのアンサンブルである「Things Are-ものがあり」でも、不定形な和声の中に瞬間的に降りてくる親しみやすい旋律を見つけることが快感に変わるでしょう。3楽章形式を持つ「弦楽四重奏 第3番」の第1楽章に現れるフーガはまるでウェーベルンのような雰囲気を持っていますし、自身のために書いたという「祝婚歌」はフルートの自由自在なパッセージに耳を奪われます。抒情的なヴァイオリン・ソロに導かれる「ヴァイオリン・ソナタ」での予想外の展開も面白く、やはりジャズと無調の融合である「ピアノのための祝辞」や「幻想曲」の浮遊する響きもたまりません。(2015/11/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559784 |
ピアニスト、作曲家として活躍するエリック・モー。彼の音楽は、ある時はミニマルであり、ある時は「美しく静かなもの」であり、彼曰く「急場しのぎ」であったりします。精巧に書かれたそれらの作品は古典的な要素とアフリカの太鼓、そしてジャズなど様々な要素を持ち合わせています。もちろん演奏する際も、ジミ・ヘンドリックスやバド・パウエル的なものからモーツァルトまで、ありとあらゆるものから抽出して音を作りださなくてはいけません。各曲に付けられたタイトルも意味深。想像力をかきたてられる楽しい1枚です。(2009/09/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559612 |
1957年、ニューヨークに生まれた作曲家モラヴェック(1957-)は、幼い頃に少年合唱団に所属し、バッハ作品の素晴らしさに目覚めたといいます。ハーバード大学を経て、コロンビア大学で大学院の研究に携わり、その後ダートマス大学、ハンター大学を経て1987年に博士号を取得しています。彼はとても多作であり、最近はオペラも手掛けるなど多方面にわたって活躍しています。このアルバムには、彼の最も優れた作品の一つである「ヴァイオリン協奏曲」と、一風変わった「尺八協奏曲」、そして2つの小品が収録されています。ヴァイオリン協奏曲を演奏しているバックマンはこの曲の初演者であり、困難な技巧を伴うパッセージをいとも易々と弾きこなしています。また日本の伝統音楽に興味を抱いているモラヴェックは和楽器と西洋音楽の融合を目指し、「Kyo-Shin-An Arts」のために「尺八五重奏曲」を書きました。最初は弦のみのロマンティックな音楽ですが、そこに尺八の音色が加わると不思議な風景が目の前に広がります。「エクリブリウム」はこのアルバムのために書かれた作品で、彼が尊敬するバッハのシャコンヌを思わせる部分もあります。最後の曲は、マリア・バックマンが2004年に結婚した際のお祝いとして書かれたもので、まるでクライスラーの作品のような親密で優しい音楽です。これは彼の中でも特別な作品なので、普段の作風とは全く違うものであることをご承知置きくださいね。(2016/03/30 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559797 |
サンフランシスコに拠点を置く作曲家ルイス(1953-)のユニークな歌曲集。彼の深い表現力を見せつけるかのような音楽は世界中から需要があり、数多くのオーケストラ、室内アンサンブル、ソリストから作品を委嘱されています。このアルバムには4つの歌曲集が収録されており、そのどれもがユニークな光を放っています。「純真な心はどこに」は彼の親友の詩人、ロバート・スンドの詩に基づく歌曲集で、もともとはメゾ・ソプラノと室内オーケストラのために書かれた曲ですが、ここではピアノと歌のデュオに作り替えたものが歌われます。「変わる光」はもともと24人の歌手とマリンバ、弦楽四重奏のための作品。ここでは更に切り詰めた編成で歌われます。自身の詩による「5つの愛のモテット」は最近の作品。「イシュ川による3つの歌」はシアトルのインティ劇場の委嘱作。ギターとソプラノによるシンプルでユニークな歌曲です。 ※日本語帯なし(2016/08/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559815 |
アメリカのピアニスト、作家、そして作曲家であるラミーのピアノ作品集第3集です。 ( 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0114 |
( 発売)
レーベル名 | :彼は20代の初めに、ロシアの名作曲家チェレプニンから作曲を学んだ後、アメリカへ行き、多くの音楽家たちと交友を持ちます。その中にはコープランド、バーバー、バーンスタイン、トムソンなどの作曲家や、ホロヴィッツなどの名演奏家も含まれます。そして彼は、1977年から1993年まで、ニューヨーク・フィルのプログラム・エディタとして活躍し、作曲家たちへのインタビューや、演奏などの解説をこなしていることでも知られます。このアルバムでは1960年から最近の作品までの様々な作品を聴くことが可能です。プロコフィエフやバルトークなどの新古典主義の作風による「組曲」に始まり、抒情的な「スラブ風狂詩曲」などをはさみ、技巧的で劇的なソナタ第6番で幕を閉じます。 |
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カタログ番号 | : |
1 ( 発売)
レーベル名 | :作曲家お墨付きのゴスリングによる演奏です。 |
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カタログ番号 | :2011.12.21 |
アメリカの作曲家、フィリップ・ラミーのピアノ作品集の第4集となります。作曲年代順に回を重ね、今作で2011年の最新作までを網羅しましたが、今後の作曲活動によっては、全100集あたりにならないとも限りませんので「完結編」とは明記できません。そんなラミーの音楽ですが、ここでもプロコフィエフやバルトークを思わせる「活発なエネルギー」は健在で、モダンすぎる不協和音と、皮肉っぽいロマンティシズムが同居する新鮮な音には、ついつい耳を欹ててしまうことでしょう。風変りな音楽を聴きたい人にオススメします。(2013/03/20 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0153 |