ショル, エリーザベト
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ヘンデルの英語オラトリオの第3作「アタリヤ」は、聖書をもとにした、神の力が邪悪な支配者アタリヤを駆逐する物語によります。これは現在CDカタログにホグウッド指揮盤しか無く、ヘンデルの声楽物をもっと聴きたい熱心なファンにこの上ない贈り物です。落ち着いた印象のアリアが多いのが特徴と言えそうですが、民衆の力を表現する合唱はヘンデルならではの力強さ。このドイツの合唱団は声が若く素朴さを残しているのが美点。独唱者にはシュリックをはじめ実力者を揃えています。ライブ録音でお楽しみください。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554364-65 |
「ソロモン」は、オラトリオを作らせたら右に並ぶ者のない天才ヘンデルの傑作オラトリオの一つです。既に「メサイア」を発表した後、更に英国で名曲を生み続けた頃の作品で、彼の聖書を題材としたオラトリオの中でも、特に美意識に溢れたもの。特に得意の声楽の扱いでは、8部合唱曲が7つも含まれる点が特徴です。また第3部の冒頭、シバの女王がソロモン王の輝かしい宮殿に入る場面を描く管弦楽曲(シンフォニア)は、単独で演奏されることが非常に多い、ヘンデルの代表的な有名曲です。ヘンデル演奏に並々ならぬ意欲を燃やす指揮者マルティニが率いる、独唱陣も充実したライヴ録音です。(2006/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557574-75 |
今日では「メサイア」をはじめ、英語のオラトリオの大家と位置付けられているヘンデルですが、実は彼がこの分野にのりだしたのは50歳近くになってからで、1732年の「エステル」が最初でした。その翌年に、旧約聖書の士師記に主題を求めた「デボラ」が書かれます。知名度にも恵まれず、同時期の「アタリヤ」ほどに初演が成功したわけでもなく、音楽的にも他のヘンデル作品を継ぎはぎした部分が多くありますが、合唱の力強さなど、ヘンデルらしさは健在です。ナクソス価格だからこそ珍曲も楽しみがいがあるというもの。ライヴ録音ならではの熱気を孕んだ演奏でお楽しみください。(2002/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554785-87 |
有名な「メサイア」などでヘンデルのファンになれば、1曲でも多く他のオラトリオが聴きたくなる筈。でも録音が少ないし値段も高い、という悩みをナクソスが解決します。この哲学的作品は演奏機会自体少ない上、当盤は、1707年の初稿と歌詞を英語化した1757年の第3稿に挟まれて初演後埋もれてしまい完全な楽譜すらなかった、伊語で歌われる第2稿です。序曲と壮麗な冒頭合唱に感動してしまえば、全3枚を聴き通したくなること請け合い。合唱の素晴らしさはもちろん、アリアではCD1、8の技巧性や、CD2、8のカリヨンが醸し出す夢幻的雰囲気など、聴き所満載です。(2000/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554440-42 |