ビョルリングク, ユッシ(1911-1960)
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テバルディ、カラスといった屈指の若手ソプラノが台頭してきた1950年代以降、いわゆる「ソプラノ激戦の時代」に、ミラノフは若手たちの追従を許さず、ドラマティック・ソプラノの女王として君臨し続けました。トスカニーニの指揮するヴェルディのレクィエムで独唱者として記憶されている向きもあるでしょう。決してヒステリックにならない充実感のある声は、アイーダ、レオノーラ、トスカ、そしてサントゥッツアといった役で最高の魅力を発揮しました。共演のビョルリンクはリリック・テナーの第一者。両者はその声の対比の効果という点でも大変相性がよく、しばしば共演しています。(2004/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110261 |
RCAビクター・レコードが1953年にセッション録音した全曲LPを、名手オバート=ソーンが覆刻したものです。この録音の魅力は、当時ニューヨークのメトロポリタン歌劇場を湧かせたスター歌手が顔をそろえていることです。スウェーデンのユッシ・ビョルリンク(1911-60)、スペインのビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(1923年生まれ)、アメリカのレナード・ウォーレン(1911-60)とロバート・メリル(1917年生まれ)、4人の主役たちにはイタリア系がひとりもいませんが、それぞれの個性豊かな美声を聴けば、そんなことは忘れてしまうでしょう。(山崎浩太郎)(2004/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110258 |