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ベッチャー, ヴィルフリード(1929-1994)

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  • 『伝説のピアニストたち』ORFEOレーベル40周年記念[10枚組]

    1979年にミュンヘンで設立されたORFEOレーベル40周年を記念したBOXセット。今回は歴史を彩るピアニストの名演奏を集めた10枚組で、採り上げられた9人のピアニストは、誰もがドイツ古典派をレパートリーの中心に据えており、ミュンヘンを拠点とするORFEOレーベルならではの素晴らしい内容です。「ピアノの吟遊詩人」の異名を取るハンガリー出身のアンダ、マルグリット・ロン門下でベートーヴェンを得意とするゲルバー、「ウィーン三羽烏」の一人、鬼才グルダ、堅固なベートーヴェン解釈で知られるケンプ、ロマン派から近現代作品を得意とするマイセンベルク、最近リリースされたベートーヴェンのソナタ全集が高く評価されたリフシッツ、オルガニストとしても活躍、古典派作品で誠実な解釈を聴かせるゼーマン、完璧なタッチと確かな表現力で知られるオピッツ、ドイツ音楽の正統な後継者と言われるゼルキン。各々の弾き手の個性を楽しめる選曲が魅力的なBOXです。既発シリーズ伝説の指揮者たち…C200011伝説の歌手たち…C200021(2020/10/23 発売)

    レーベル名:Orfeo
    カタログ番号:C200071

  • カール・ゼーマン(ピアノ) オルフェオ録音集

    没後40年記念!ピアニスト、カール・ゼーマン(1910-1983)のORFEOレーベルへの全録音をまとめたBOX。ピアノを対位法的表現に最適な楽器とみなしていたカール・ゼーマンがこれまでにORFEOからリリースしたアルバムを集成しました。ゼーマンはブレーメンに生まれ、ライプツィヒの教会音楽学校でオルガンとピアノを学びました。教会オルガニストとしてキャリアをスタートさせた後、25歳の時にピアニストに専念することを決意。その後は演奏家及び教育者として活躍しました。演奏者としてはバッハやスカルラッティからストラヴィンスキーやバルトークといった当時最新の音楽にまで取り組み、ヘンツェからは作品を献呈されています。レコード・ファンの間では長らく「シュナイダーハンの伴奏者」とのイメージが強かったゼーマンですが、没後になってソロや協奏曲の録音が続々と発掘され、堅固な造形と和声感に裏打ちされた演奏が評価されています。このボックスでは定評あるバッハからベルクやヒンデミットまで、生前のゼーマンが高い評価を受けていたレパートリーを収録。バッハのパルティータでは重苦しさのない明快且つ躍動感のある演奏が印象的。もちろんシュナイダーハンとのデュオもあります。*当ボックスセットでは「バッハ:パルティータ」の録音データが1965年6月5&6日と表示されていますが、正しくは1965年7月5&6日です。(2023/04/07 発売)

    レーベル名:Orfeo
    カタログ番号:C260007

  • オルガン協奏曲集

    (2013/12/18 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C7172

  • 詳細

    ダッラーバコ:弦楽のための協奏曲集 - Op. 2, 6 (カペラ・コロニエンシス)

    エヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ(1675-1742)はヴェローナに生まれ、ミュンヘンに没した後期バロック音楽の作曲家・ヴァイオリニストです。トレッリに学び、1704年にチェロ奏者としてミュンヘン宮廷の室内楽団に参加しました。初期の作品はイタリアの様式に基づいているのですが、後にフランスのギャラント様式を取り入れたものへと変化しています。彼の生涯も波乱にとんだもので、スペインの継承戦争のために主君マクシミリアン2世が亡命、楽団員も同行したり(彼の息子は亡命地ブリュッセルで誕生しています)、1726年主君が交代してからは、彼の影響力が低下したり、と周囲に振りまわされることも多かったようです。とは言え、彼の音楽はとても明るく、常に優美です。簡潔であり、バロックから古典派への橋渡しとしての重要な一端を担っていることは間違いありません。(2011/01/26 発売)

    レーベル名:Phoenix Edition
    カタログ番号:Phoenix190

  • 詳細

    M. ハイドン:オルガン、ヴィオラと弦楽のための協奏曲 P.55 /交響曲集 - P. 9, 27, 33 (レールンドルファー/コッホ/カペラ・コロニエンシス/ベッチャー)

    ヨーゼフ・ハイドンの弟であるミヒャエル・ハイドン(1737-1806)の作品の中で最も知られているのは、交響曲第25番ト長調でしょう。ただし、これはモーツァルトが第1楽章に序奏を追加して自分の演奏会で用いたため、長らく「モーツァルトの第37番の交響曲」として知られていたのですが・・・。そんな弟ハイドンの作品ですが、残念なことに現代ではあまり耳にする機会が多いとは言えません。しかし、ここに収録された4つの作品についても、「これはモーツァルトの作品である」と言われたら、何の疑いもなく「良い曲だなぁ」と聞いてしまう人が出てくることは間違いないでしょう。兄ヨーゼフの機微に富んだ作風とはまた違った、直截的で素直な作風は、確かにじんわりと胸に響くに違いありません。とにかく先入観なしでお聴きいただきたい1枚です。(2011/01/26 発売)

    レーベル名:Phoenix Edition
    カタログ番号:Phoenix193