グラーフ, マリア
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ドイツ・リートの歴史に大きな足跡を残した偉大な歌手ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(1925-2012)。1947年、ライプツィヒで最初のリサイタルを行い、その翌年にはベルリン・ドイツ・オペラのバリトン歌手としてデビュー。1951年には名ピアニスト、ジェラルド・ムーアと歌曲を初めて録音して以降、次々とドイツ・リートの録音を行い、どれも「比類なき名演奏」として高く評価されています。近現代作品にも積極的に取り組み、とりわけ作曲家アリベルト・ライマンとは1960年代からしばしば共演を果たしたけではなく、歌劇《リア王》はフィッシャー=ディースカウの提案で作曲されるなど、お互いに影響を及ぼし合う盟友でした。この第1集となる5枚組には、ほぼ忘れられていた2人の作曲家、ツェルターとライヒャルトの作品、やはり珍しいシュポアの歌曲集、フィッシャー=ディースカウが得意としていたヴォルフの「イタリア歌曲集」、他の歌手があまり取り上げることのないプフィッツナーの歌曲が収録されています。なかでもツェルターは作曲家ライマンが作品と同時代に制作されたピアノ(1838年製のコンラート・グラーフ)を用いて伴奏を務めており、彼らの作品に対する探求心と鋭い解釈が発揮された名演に仕上がっています。 詳細は次ページより(2020/04/24 発売)
レーベル名 | :Orfeo |
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カタログ番号 | :C992205 |
ハープの響きをたっぷりと楽しむ1枚です。オリジナルの作品から編曲まで様々な曲が用意されています。シュポアやラインベルガーのオリジナル作品の、まるで妖精の羽のような繊細な美しさはもちろんのこと、彼女自身の編曲によるラヴェルの「なき王女のためのパヴァーヌ」やトルネチェク編曲のスメタナ「モルダウ」、そしてアルバムタイトルのレスピーギ作品などの、ハープで演奏することなど想像もできないような曲まで、何ともヴァラエティに富んだこれらの編曲は、人々がハープという楽器に対して抱いているイメージを根底から覆すような驚きに満ちています。ここでハープを演奏しているマリア・グラーフはカラヤンやチェリビダッケからも信頼されていたミュンヘン生まれの世界的ハープ奏者で、1997年からベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学のハープ科教授も務めています。(2014/12/24 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6093 |
聖母への讃歌/誕生日のお祝い(ベルンハルト/グラーフ/レーゲンスブルク大聖堂少年合唱団/ブフナー)(2013年11月23日のブリテン(1913-1976)生誕100年を記念して制作されたこのアルバム。メインの曲は「キャロルの祭典」で、レーゲンスブルク少年合唱団の素朴さと精緻さを併せ持つ感動的な合唱は、いやでも祝祭的雰囲気を高めるものです。ソプラノ、スザンヌ・ベルンハルトとマリア・グラーフのハープ伴奏で歌われる「8つの民謡編曲」は、もともとは素朴なメロディであったはずのこれらの曲に、ブリテンがとびきりモダンな味付けを施しているもので彼の編曲の妙が楽しめます。ブリテンの「聖と俗」の両面を意識させる味わい深い1枚です。 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6069 |