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ナンス, レイ(1913-1976)

Search results:9 件 見つかりました。

  • ジャズ・アイコンズ・シリーズ2ボックスセット(DVD7枚+ボーナスDVD1枚)[DVD]

    (2007/11/07 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:2.108001

  • デューク・エリントン - ライヴ・イン ’58 《ジャズ・アイコンズ2》[DVD]

    (2007/11/07 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:2.119001

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    デューク・エリントン:エアー・コンディションド・ジャングル (1945)

    これを聴いてびっくり。全て第2次大戦終結前の録音なのです。アメリカさんは余裕があるねえ。そういう雰囲気は全くしない。エリントン・サウンドは右腕ビリー・ストレイホーンを迎えてモダン化しています。サックス、トランペットセクションのクローズド・ハーモニーが、20年代のジャングル・サウンドとは違ってきています。まさに、空調付きジャングル・サウンド! 曲も一般的なエリントン・スタンダードとは違ったセレクションで、特に隠れた名曲 I Didn’t Know About You など、絶品です。私はこの曲、歌ではカーメン・マクレエとジョージ・シアリングのデュオしか聴いたことがなく、原曲を聴けてヨカッタ。最大の聴きものがタイトル曲の「エア・コンディションド・ジャングル」。ジミー・ハミルトンが大活躍。(2006/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120810

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    デューク・エリントン:ジャム・ア・ディティー (1946-1947)

    エリントン楽団は、初期のジャングルサウンド時代も、ジミー・ブラントンが在籍していた時代もいいが、この音盤の全てのトラックでは何とオスカー・ペティフォードがベースですよ。エリントンも、「ワンパターンだが、いつも新しい」代表選手だ。この音盤の曲は比較的演奏されない曲が混じっているが、どれも魅力的。お約束のジョニー・ホッジス、ローレンス・ブラウン、ハリー・カーネイなども縦横に吹きまくる。(ベン・ウェブスターやポール・ゴンザルヴェスは居ないけど)ああ、いいなあ。俺もこのメンツに混じってビータ(旅)に出たかったなあ、と思うこと請け合い!(2007/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120813

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    デューク・エリントン:ジャンプ・フォー・ジョイ (1941-1942)

    何と言っても、ビリー・ストレイホーンが加入してレパートリーの幅が広がったのが40年代エリントンの一つのウリ。そして、ジミー・ブラントンとベン・ウェブスターの加入がもう一つのセールスポイント。ここには「A列車」の初演が含まれていますが、後年の、RCA番「ポピュラー・デューク・エリントン」でおなじみの演奏と殆どアレンジが同じ。レイ・ナンスのミュート・ソロのあと転調してオープンのソロになるところも、いや、ソロのフレージングそのものも。エリントンの曲は、まさにソロが曲の一部だから、毎回同じソロでも気持ちイイのよ。ついでに「チェルシー・ブリッジ」のソリをフラナガンが完コピして名盤「オーヴァーシ-ズ」で演奏してます。大絶賛。一家に一枚!(2005/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120743

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    デューク・エリントン:タイム・イズ・ア・ウェイスティング (1945-1946)

    エリントンはハーモニー感覚が特殊な人だ。19世紀末のロシアの作曲家スクリャービンは音を聴くと色が見えたらしいが、エリントンは色に加えて匂いも感じ取っていたのではないか。ここでも、トグロを巻いたエリントン・サウンドがマックロい情感とすこしばかりクセのある体臭を振りまいている。でも、よくこれだけ次から次に曲が書けますねえ。かなりの曲は「どこかで聴いたあのエリントン・サウンド」のバリエーションだが、これだけの引き出しの多さは驚嘆に値する。絶倫スケベの面目躍如ですなあ。ここでも俺が好きなのは“トンク”や“トランスブルースエンシー”と言った微妙なヘンさをたたえた曲ですなあ。(2006/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120811

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    デューク・エリントン:ブラック、ブラウン、アンド・ベイジー (1943-1945)

    エリントンは狂っている。この音盤は狂ったエリントンの一つの頂点だ。ロッキン・イン・リズムのビッグバンド・アレンジ。これが狂って無くて何だと言うのだ。こんな音を作り出した人間はそれまでに居なかった。楽器からどういう音が出るかを完全に判っている。楽器吹いてる本人より判っている。ムード・インディゴの3管ハーモニーは、ハンコックの Speak Like a Child の先駆とも言える。一体何なんだ、これは。そして、大作「ブラック・ブラウン・アンド・ベージュ」の抜粋。ダンスバンドからここまで誇大妄想を繰り広げてきたこの男は何者なのだ。(2006/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120809

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    デューク・エリントン:ブルー・アバンドン (1946)

    エリントンの楽譜は結構頻繁にいじられている。勿論、そのときどきの共演者や演奏フォーマットによっていじる必然性もあったのだろうが、やはり彼自身が絶えずいじり続けて「理想のサウンド」を求めていたのであろうことは想像に難くない。ここで聴けるのも、そうした作品の一つ。1946年のラジオ放送版である。特に4部からなる「ディープ・サウス組曲」は彼のトグロ巻くサウンドが堪能できる傑作だ。既にこれが録音されてから60年以上が経過したことになるが、まだこうしたエリントンの「音」の秘密は完全に解明あるいは再現されていない気がする。(2007/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120812

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    デューク・エリントン:ラヴ・ユー・マッドリー (1947-1953)

    1940年代の終わりから50年代初頭は、スイングからビバップへとジャズが変革していく時代。そんな時代のデューク&ザ・ヒズ・オーケストラの軌跡を辿る1枚だ。曲はほぼ時系列に並べられているが、アル・ヒブラーのブルージーなヴォーカルをフィーチャーした「ドント・ゲット・アラウンド~」他、ブルース色を強めた作品が多いのが特徴的。50年代始めに新たに迎えたドラマー、ルイ・ベルソンのダイナミックなソロが有名な「スキン・ディープ」なども、彼のジャズ変革期のさまざまな音楽的試みの一環として聴くと、また新しい遠近感で楽しめるだろう。この後の1956年、伝説の「ニューポート」を生み出す巨匠をより深く理解するために、ぜひとも聞いておきたい貴重なコレクションだ。(2007/11/14 発売)

    レーベル名:Naxos Jazz Legends
    カタログ番号:8.120814