デルジャヴィナ, エカテリーナ
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最近、とみに愛好家の増えているメトネルの作品集です。ロシア生まれとは言うものの、母方も父方も祖先はドイツ人。晩年になってようやく正教に改宗したものの、やはりその音楽の根底にはドイツロマン派の影響が見受けられるのも彼の音楽の特徴です。残された作品の多くはピアノ曲で、ロシア的哀愁を帯びた旋律、堅固な形式感が複雑に入り組んだ豊かな音楽は、朝露に濡れた花びらのような瑞々しさで聴き手を翻弄します。モスクワ・グネーシン音楽院の教授で、すでにメトネルの権威として知られるエカテリーナ・デルジャヴィナの説得力ある解釈には異論の唱える隙がありません。(2009/01/28 発売)
レーベル名 | :Phoenix Edition |
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カタログ番号 | :Phoenix156 |