ストイコヴィチ, ヨハンナ
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ずば抜けたピアノ演奏のテクニックと独創的な発想、そしてエキセントリックな振る舞いと実験的な作品とステージによって自他ともに「音楽の悪童」と認めたアンタイルも、30代半ば以降は映画音楽やオペラなど大衆に広く受け入れられる作品を数多く生み出しました。この1954年に書かれた歌劇《アフリカのヴィーナス》は北アフリカのホテルを舞台に、闇市場の陰謀と恋人たちの争いが繰り広げられる異国情緒あふれる作品。台本には、アンタイル自身の北アフリカでの経験とも重なるエピソードが描かれており、彼の豊かな人生経験が音楽に反映されています。主役を歌うクラウディア・バラインスキーは、ドレスデンのゼンパーオーパーでアリベルト・ライマンの《メリュジーヌ》の主役でオペラ・デビュー。2010年にフランクフルト歌劇場で行われた同じくライマンの《メデア》のドイツ初演で主役を完璧に演じ、ドイツ演劇賞「ファウスト」を受賞した現代音楽を得意とするソプラノ歌手です。(2025/01/10 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777450-2 |
チェコ貴族の末裔としてオーストリア帝国に生まれたレズニチェク(マーラーと同じ年生まれ)。グラーツで法学と音楽を学び、ライプツィヒ音楽院で音楽の勉強を続けた後、各地で指揮者として活躍。プラハの楽長を務めてから、1902年にベルリンに定住。1909年からはベルリン・コーミッシェ・オーパーの首席指揮者に就任し、リヒャルト・シュトラウスと親交を結びました。彼の作品はマーラーやワインガルトナーら、同時代の指揮者たちによって初演されましたが、この1929年に作曲された《ベンジン=ガソリン》は全く演奏されることなく、2010年にケムニッツ歌劇場での上演が世界初演となりました。原作は17世紀の劇作家デ・ラ・バルカの作品ですが、ここでは物語を飛行船「ツェッペリン号」に起きる出来事に置き換えながらも、古代神話のエッセンスを取り入れた面白いものとしています。赤道直下で燃料不足を起こした飛行船「ツェッペリン号」。神秘的な島に不時着した「ツェッペリン号」は果たして…。(2017/12/22 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777653-2 |
レハールは自身の作品の中に地方色を盛り込むことが好きでした。それはハンガリー風であったり、チェコ風であったり、中国風であったり。1920年、彼が50歳の時に作曲したこのオペレッタ「青いマズルカ」は題名通り、ポーランド風の台本を用いてます(中国風な一面も持ち合わせています)。ちょっとしたサスペンスはあるものの、音楽は常に明るさを失うことなく、登場人物たちはいつもダンスを踊っています。この宝石のような音楽は、初演時レハールにすばらしい称賛をもたらしたのでした。表情豊かな歌い手たちが、この隠れた名作に光りを当てます。(2009/02/11 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777331-2 |