Home > CD & DVD > Artists

 CD & DVD/BD



ベールマン, フランク

Search results:25 件 見つかりました。

  • 詳細

    ニコライ:歌劇「亡命者の帰郷」(バウアー/ベーゲマン/ベルヒトルト/ケムニッツ州立歌劇場合唱団/ロベルト・シューマン・フィル/ベールマン)

    ドイツに生まれたオットー・ニコライは幼い頃から楽才を示しましたが、厳格な父親による「神童としての売り出し」に耐え切れず、16歳の時に親元を離れ、ベルリンに赴くことになります。最初は教会音楽を中心に学び、プロイセン大使館付きのオルガニストになりますが、オペラ作曲家を志し、ケルントナートーア劇場の楽長に就任、その後は1842年3月にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の前身である宮廷楽団員の自主演奏団体「フィルハーモニー・アカデミー」による最初の演奏会を催し、主にベートーヴェン作品を演奏して、ウィーンの音楽生活向上に貢献しました。そんなニコライ、現在では《ウィンザーの陽気な女房たち》の作曲家としてのみ知られていますが、他にも重要な作品を残しています。この《追放された男》はもともと1841年初演の「Il proscritto」というタイトルのイタリア語で書かれた作品ですが、3年後にドイツ語による改訂がなされ、ウィーンで上演されました。その後、ニコライはこの作品を再度改訂し、およそ半分を書き直し、亡くなる年の1849年に第3版をベルリンで上演しています。物語は1461年のイギリス。領主の夫が死んだと信じているレオノーレは、エドモンドと再婚の意思を固めますが、結婚式の前日に夫アーサーが戻るという悲劇が描かれます。ウェーバーの《魔弾の射手》からの影響が強く感じられる作品で、このケムニッツの舞台では1844年のウィーン版が採択されています。(2016/11/23 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777654-2

  • 詳細

    M. ハイドン:交響曲集(ノイス・ドイツ・チェンバー・アカデミー/ゴリツキ/ベールマン)

    cpoの偉業である「ミヒャエル・ハイドン交響曲集」の完結編です。モーツァルトが序奏を書きくわえたために、彼の37番の交響曲として一時期認識されていたのは実はミヒャエル・ハイドンの作品であったことは周知の事実です。それほどまでに才能に溢れていた彼の作品がこうして全て聴けるようになったのは大いなる喜びと言えるでしょう。彼の作品は今まで41曲とされていましたが。失われたと思われた「交響曲ヘ長調」を発見。じっくりと準備してこの録音を企画したものです。高度に想像的で実験的、ユーモアに富んだ音楽。若きモーツァルトがこれらの交響曲から学びとったものも数知れません。(2010/01/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777137-2

  • 詳細

    ハチャトゥリアン:交響曲第2番/3つの演奏会用アリア(バウアー/ロベルト・シューマン・フィル/ベールマン)

    (2016/08/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777972-2

  • 詳細

    ハチャトゥリアン:交響曲第3番「交響詩曲」/バレエ音楽「ガイーヌ」組曲第3番(ロベルト・シューマン・フィル/ベールマン)

    【トランペットとオルガンの饗宴!ハチャトゥリアンの渾身の作品】ハチャトゥリアンの交響曲第3番は、1947年の「ロシア革命30周年記念」のために交響詩として作曲され、その年の12月にムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルによって初演されました。15本のトランペットとオルガンを含む大編成のオーケストラのために書かれ、荒れ狂うような音の洪水の中、五音音階による民族的な旋律が時折聞こえてくるなど、ハチャトゥリアンらしさ満点。最後は圧倒的な大音響で結ばれます。その特異な編成によって一般的な演奏には向かないという批判を受けましたが、スターリンが没した後、「交響曲第3番」として復活しました。録音が少ない曲だけに、最新録音の登場は歓迎されるでしょう。併録のガイーヌからの抜粋も聴きものです。(2023/05/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777973-2

  • 詳細

    フェスカ:交響曲第2番、第3番/歌劇「カンテミレ」 - 序曲(北ドイツ放送フィル/ベールマン)

    フリードリヒ・フェスカは、すでに七重奏曲がリリースされているアレクサンダー・フェスカの父で、カッセルやカールスルーエなどで活躍した人です。交響曲第2番はベートーヴェンの第2番をお手本にしているようで、特に冒頭のトゥッティの強奏とそれに続く木管のフレーズはそっくりです。第3番はより大きさと力強さが感じられ、終楽章には「運命」のモティーフが出てきます。両曲ともスケルツォが優れており、ベートーヴェン的な迫力ある音楽が展開します。「カンテミレ」は2曲あるフェスカのオペラの一つで、「フィデリオ」に似た救出劇です。序曲はウェーバー風なロマン湧き立つドラマティックなもので、音楽的には交響曲よりもむしろこちらの方が聴き応えがあります。(2003/09/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999869-2

  • 詳細

    プフィッツナー:歌劇「愛の園のばら」(ウェーバー/カヴェス/ケムニッツ州立歌劇場合唱団/ロベルト・シューマンフィル/ベールマン)

    1901年、新進作曲家として活動を始めたばかりのプフィッツナーは、エルバーフェルトの歌劇場で歌劇《愛の園のばら》を初演しました。その頃に流行していた「おとぎ話風」のあらすじと、後期ロマン派の特徴である重厚な響きが聴衆の人気を獲得、何度か再演されているうちに、マーラー夫妻の目に留まり、1905年にはウィーン宮廷歌劇場でマーラーの指揮で上演され、レーガーやワルターもこの作品を絶賛。作曲家としての足掛かりをつかみます。しかし、作品自体はその後ほぼ忘れられてしまい、1998年にチューリヒ歌劇場でハイライトが上演された他は、上演された記録もほとんどありません。ようやく2008年になって「失われたロマン派歌劇の復刻」を積極的に行っているケムニッツ歌劇場が完全版を上演。代表作《パレストリーナ》とは違う、プフィッツナー初期のメルヘン・オペラが蘇りました。(2017/06/23 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777500-2

  • 詳細

    ベリオ:ヴァイオリン協奏曲第2番、第4番、第7番(ブロイニンガー/北西ドイツ・フィル/ベールマン)

    (2006/11/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777167-2

  • 詳細

    ヘルツォーゲンベルク:交響曲第1番、第2番(北ドイツ放送フィル/ベールマン)

    ブラームスと交友関係を結び、互いに認め合っていたというヘルツォーゲンベルクですが、その知名度と作品への理解はまだまだ低いものです。同時代の才能を知るきっかけとして、2つの交響曲は必聴。ドイツ・ロマン派における到達点のひとつだと言えるでしょう。(2007/02/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777122-2

  • 詳細

    マデルナ:レクイエム(ライプツィヒMDR放送合唱団/ロベルト・シューマン・フィルハーモニー/ベールマン)

    ヴェネツィアで生まれ、音楽院で作曲をマリピエロに学んだマデルナ(1920-1973)。イタリアの前衛音楽の発展と推進に尽力したことで知られています。このアルバムに収録された「レクイエム」は彼の26歳の時の作品で、長い間失われていたと見做されていたものです。1943年、第ニ次世界大戦に徴兵された彼は、イタリアのかつての同盟国であるドイツ軍の捕虜となり、死を覚悟するまでに至りました。ほどなく解放されたのですが、その時の経験がこのレクイエムを書く元となっています。先輩であるヴェルディやベルリオーズの作品を研究した上で書かれたこの作品は、彼の死後36年を経て、ようやく2009年フェニーチェ劇場で初演されたのです。彼の平和主義が表現された壮大な作品と言えるでしょう。(2015/10/28 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5231

  • 詳細

    マルシュナー:歌劇「ハンス・ハイリンク」(テーム/トリンジンガー/ミュアヘッド/ランチ/ダウド/アールト歌劇場合唱団/エッセン・フィル/ベールマン)

    ウェーバーとワーグナーを繋ぐ存在として知られるドイツ・ロマン派のオペラ作曲家マルシュナー。ロマンティックな作品を次々に発表し、一時は時代の寵児として讃えられましたが、マイアベーアやワーグナーの登場に伴い、彼の作品は次第に忘れ去られてしまいました。現在は「吸血鬼」を始めとした何曲かの歌劇のみが知られていますが、この《ハンス・ハイリンク》は彼の出世作となった作品で、地霊の女王を母に持つ青年ハイリンクと村娘アンナの悲願の恋の物語が描かれており、全編美しい旋律に溢れています。ここでは主役のハイリンクにハイコ・トリンジンガーを据え、歌手たちが切なく甘い物語を紡ぎ、ベールマンの指揮するオーケストラがその物語に彩りを与えています。(2019/06/21 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC976