ソコライ, バラーシュ(1961-)
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まずは地味でも心に滲みるような哀愁系バロックの傑作2曲にご注目下さい。各ソロに与えられた微妙な性格の違いが面白い、3つのヴァイオリンのための協奏曲の第2楽章は、量と質を兼ね備えた多作家・テレマンの最高傑作の一つといってよいでしょう。そしてヴィヴァルディのピッコロ協奏曲のなんと清冽なこと! ワンパターンと揶揄されがちなヴィヴァルディですが、突き抜けるような高音のメロディーには真に胸に迫るものがあり、驚かされます。一方コテコテのロマン派指向の方には、ドヴォルザークの甘くてちょっぴりハズカしい「母が教えてくれた歌」がお薦めです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556608 |
当盤はややマイナーで秘曲度の高い名曲が多いのが特徴で、その筆頭となるのがラフの「ノットゥルノ」です。単純なリズムにのった口ずさみやすいメロディーが、様々な装飾に彩られて歌われますが、特に「必殺の対旋律」を伴う部分は、まさにお手本通りの名曲です。他にもほんわかするような暖かさをもつグノー、ヒンヤリとした冬の朝の空気を感じさせるようなシベリウス、さらには「これが小学校でピコピコ吹いていた楽器?」と思うような雄弁さで歌い上げる、サンマルティーニとテレマンのリコーダー曲二題など、多彩な楽曲をお楽しみ下さい。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556604 |
この盤では二人のチェコの作曲家に注目しましょう。シブくてしかも感傷的という難しい路線を貫徹したのは、チェコ作曲界の第一人者、ドヴォルザークの「アメリカ」の第2楽章です。一貫して奏でられる簡素な伴奏にのって歌い上げられる土臭い旋律は、何と耳に懐かしく響くことでしょうか。そしてもう一人は、優れたヴァイオリニストでもあったドルドラです。比較的マイナーな存在の彼ですが、ここではピアノ・ソロで演奏されている彼の代表作「思い出」に聴く、ほどよく甘いサロン音楽風の味わいは、古き良き時代を感じさせてくれます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556607 |