トレス=パルド, ローサ
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1933年、生ハム「ハモンセラーノ」で知られるスペインの小都市テルエルで生まれたガルシア・アブリルはマドリッドで学び、協奏曲、管弦楽曲など多くの作品を作曲、現代スペインを代表する大作曲家となっています。この歌曲集では同じくスペインの一都市アストゥリアスの民族音楽を元に、その特徴的な地形(複雑な海岸線、聳え立つ険しい山地)を音楽によって描くことに成功しています。しかしながらアストゥーリアス語と訊くと、何だか難しそうなイメージを抱いてしまうかもしれませんが、ここで聴ける歌はどれも人懐こくて親しみ易いものばかり。聴いたら誰もが好きになってしまうに違いありません。(2009/06/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572073 |
スペインの名匠グラナドスは自身優れたピアニストでもありましたが、12のスペイン舞曲では複雑な技巧を用いることを避け、洗練され引き締まった筆致で、民族的素材を骨太に活かすことに成功しています。弦楽器などの編曲で耳にすることが多い「アンダルーサ」も、ここでは一層素朴で力強い味わいがあります。その他にも「オリエンタル」で歌われるメロディーの切々とした魅力など、聴きどころは色々とありますが、13トラック目の隠し玉、知られざる遺作作品の「習作」は、一撃必殺の魅力曲です。簡素な伴奏音型と精妙な和声に支えられた旋律が醸し出す、たまらない美しさを是非お試し下さい。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554313 |
スペインの民族音楽と所謂クラシック音楽とのおつきあいの例は枚挙に暇ありませんが、その歴史に新たな1ページを付け加える、バラダの思いっきり個性的な協奏的作品3曲です。バリバリの前衛風というわけではなく、相当露骨に民族音楽的要素を取り込んでるのですが、かといって陳腐な異国趣味にに堕するどころか、いまだかつてない新鮮な音楽が生まれています。どの曲も粒ぞろいの出来栄えでそれぞれに独奏楽器の特色が生かされていて大変面白いのですが、やはりイチオシはギターをフィーチャーしたコンチェルト・マジコでしょう。情熱的なフラメンコギターと複雑に書き込まれたオーケストラパートの融合は、想像を超えるカッコよさです。(2001/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555039 |
【スペイン情緒溢れる熱いライヴ】カンタオラ(フラメンコ歌手)としてこれまで4枚のソロ・アルバムをリリースしているロシオ・マルケスと、クラシックのピアニストであるローサ・トレス=パルド。スペイン出身の二人によるデュオ・アルバムは、母国の作曲家たちによるクラシカルな歌曲と、フォーク・ソング、デブラ(伴奏の無いカンテ)、シャンソンまでを収録しています。フォーク・ソングの一部はフェデリコ・ガルシア・ロルカの手によるハーモナイズとのこと。会場の熱気がひしひし伝わるマドリードでのライヴ収録。(2022/11/25 発売)
レーベル名 | :MarchVivo |
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カタログ番号 | :MV006 |