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バーチャル, ジェイムズ

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    ウォルトン:合唱曲集(ケンブリッジ聖ジョンカレッジ合唱団/ロビンソン)

    リリース毎に本国で大いに話題になる、伝統あるセント・ジョンズ聖歌隊による20世紀英国合唱音楽のシリーズ。今回は迫力ある管弦楽曲が人気のウォルトンの登場です。彼らしい輝きに満ちた1、合唱の名曲として頻繁に演奏される、暗いムードが支配する無伴奏合唱曲2、普通の曲順によらない、短い中にぎゅっと凝縮された「ミサ・ブレヴィス」など、合唱ファンなら是非おさえておきたいレパートリーが並びます。ちょっと耳よりなオマケですが、ウォルトンの最もロマンティックな小品と言える7がオルガン独奏で聴けるとは嬉しい驚き、マニア必聴です。(2002/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555793

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    ウッド:マルコ受難曲(ハイド)

    近代英国音楽界の草分け的存在である、チャールズ・ウッドはとりわけ教会音楽の分野で素晴らしい作品を残しました。マニフィカト、30を超える讃歌、テ・デウムなど多くの名作がありますが,この「マルコ受難曲」は1920年完成の作品で、ルター派のコラールなどの有名な讃美歌が散りばめられた荘大な曲です。英語で書かれた受難曲の代表作としても知られています。(2008/07/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570561

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    J.S. バッハ:マタイ受難曲 BWV 244 (英語歌唱)(エクス・カシドラ合唱団&バロック管/スキッドモア)

    2009年の聖金曜日4月10日にバーミンガム・シンフォニー・ホールで行われた「英語歌唱によるマタイ受難曲全曲」のライヴ録音です。英語版のマタイと言えば、以前バーンスタインの演奏がありました(あちらは啓蒙的な意味も含め、まことに感動的な演奏でした)し、他にも1937年のクーセヴィツキと1979年のウィルコックスの録音もあります。しかし、こちらのマタイは、全く新しいテキストを用いて歌われているところに注目です。この合唱団に縁のあるニコラス・フィッシャーとジョン・ラッセルの2人が翻訳したテキストは、より時代に即した美しい英語が使われていて、現代人の心にまっすぐに届くマタイとして絶賛を浴びたものです。バロック・オーケストラによる味わい深い響きと、最近の傾向でもある早めのテンポ、そしてイーモン・ドーガンを始めとするおなじみの歌手たちによる素晴らしい演奏は、「マタイ受難曲」を味わい尽くした人にも、新しい感動を与えることでしょう。各々の演奏家によって違った祈りの言葉があるということを、しみじみ感じさせてくれるアルバムと言えそうです。(2010/04/28 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100007

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    ハリス:合唱作品集(バイラム=ウィッグフィールド)

    英国近代の合唱音楽の充実ぶりは今更言うまでもありませんが、サー・ウィリアム・ヘンリー・ハリスの作品も忘れるわけにいきません。その代表作である「天は美し」は、2つに分かれた合唱団が掛け合って歌う、いわゆるダブルコーラスの手法によっています。その技法が織り成すふくよかな響きが余りにも美しいため、英国では定番となっている名曲です。当盤はハリスの教会合唱曲を、3曲の世界初録音も含めて集めました。演奏は、観光地としても有名なウィンザー城の聖ジョージ教会の聖歌隊。作曲者はこの教会のオルガニストを務めたことがあり、伝統に立脚した演奏を聴くことができます。(2007/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570148