ウォルフィッシュ, ラファエル(1953-)
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(2016/11/30 発売)
レーベル名 | :Opus Arte |
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カタログ番号 | :OA1214D |
何とも胸躍る4枚組。この中に古今東西の名弦楽器奏者たちの演奏がたっぷりと詰まっています。総勢69名の時代を超えた演奏家たち。演奏スタイルや解釈は時代によって異なりますが根底に流れている音楽への情熱は普遍です。咽び泣く音色、輝かしい音色、これぞ「琴線に触れる音楽」です。じっくりとお楽しみください。650ページを越える解説書(英語のみ)ではアッカルドからズッカーマンまで300人を越える演奏家たちのバイオグラフィが掲載されており価値ある資料として役立つものです。(2014/10/22 発売)
レーベル名 | :Naxos Educational |
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カタログ番号 | :8.558081-84 |
映画音楽でも有名なマルコム・アーノルドは、もともとはトランペット奏者で、名門ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席を務めたこともあるほどの腕前でした。作曲家としても多くの作品を書き、変化に富んだ作風で聴き手を楽しませています。ここに収録された曲は、彼の活動の初期から後期までの長い時間に渡って書かれたものを選りすぐっており、彼が生涯を通じて、どんな音楽を書きたかったのかが理解できるかと思います。迫力たっぷりの音に聴き惚れていると、直後に軽くいなされるような、変幻自在の表情が魅力的なアーノルドの作品は、イギリス音楽好きだけでなく、もっと広く愛されるに値する名曲ぞろいです。(2011/11/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572640 |
スタンフォードからドイツ音楽の古典を学び、フランス音楽や新古典派の音楽からも影響を受けたというアイアランド(1879-1962)の作風は、他のイギリスの作曲家たちの心の拠り所であった民謡風のものではなく、もっと印象派やロシア風の雰囲気を備えています。1923年に作曲されたチェロ・ソナタは、彼の全作品の中でも最も情熱的で激しい表現力を持ち、とりわけ第2楽章の甘く切ないメロディは、どちらかというと控えめなアイアランドらしからぬ力強さを感じさせます。他の作品は、原曲がピアノ独奏、もしくはヴァイオリンとピアノのために書かれたもので、親しみ易いメロディが魅力的です。最後の「牧草地国曲」は1932年の作品で、英国ナショナル・ブラス・バンド選手権のために書かれています。これらの曲のいくつかはラジオやテレビ番組で使われ、現在でも愛されています。名手ウォルフィッシュのチェロは、これらの作品の魅力を存分に引き出しています。(2016/05/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.571372 |
オーストリア出身のカール・ヴァイグル。上流階級の出身で、若い頃にはシェーンベルクと親交を育みながらも、自身は決して十二音技法には手を染めず、若いころに影響を受けたマーラーの作風を受け継ぎ生涯ロマン派風の曲調を貫いた作曲家です。第二次世界大戦まではヨーロッパの楽壇で強い影響力を誇っていましたが、ユダヤ系であったため、他の退廃芸術家たちと同じくナチス政権によって迫害され、作品の演奏を禁じられるとともに、自身はアメリカに亡命し苦難に満ちた晩年を送り、寂しく生涯を閉じました。作品は長い間封印されていましたが、20世紀の終りに巻き起こった「退廃音楽の復興ブーム」によって彼の曲にも光が当たるようになり、いくつかの作品が演奏、録音されています。このアルバムに収録された「チェロ協奏曲」は、ブラームスをモデルにしたかのような古典的なフォルムを持つ音楽。とはいえ、やはり曲調は独自の雰囲気を持っており、印象的な旋律に満たされています。トスカニーニに捧げられた「2つの小品」では濃厚な「愛の歌」と特殊奏法を用いた「野性的な踊り」と対照的な作品を聴くことができます。この時代の作品を精力的に演奏するウォルフィッシュの熱演が聴きどころです。(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555189-2 |
シリーズ「亡命ユダヤ人作曲家たちのチェロ協奏曲集」をリリース、好評を博しているラファエル・ウォルフィッシュの新しいアルバムは、近年注目が高まる作曲家ヴァインベルクの作品集。ワルシャワで育ち、自らをポーランド人と見做していたというヴァインベルクですが、ルーツはユダヤにあり、作品にもポーランドとユダヤの伝統が織り込まれています。1948年に作曲されたチェロ協奏曲では、全編にわたりユダヤ伝統の「クレズマー」風の哀愁に満ちた旋律が使われていますが、第3楽章はポーランドの舞曲風であるところがユニーク。力強いリズムに心が躍ります。長い間紛失していて2016年に発見された「コンチェルティーノ」はチェロ協奏曲の下敷きとなった作品。合奏協奏曲のような雰囲気を持ち、オーケストラ・パートが充実していますが、ヴァインベルクはチェロを更に活躍させるためにこれを「チェロ協奏曲」へと改作したようです。幻想曲は陰鬱な雰囲気で始まりますが、中間部は賑やかな旋律がたっぷり含まれた聴きどころの多い作品です。(2020/01/31 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555234-2 |
ヴィヴァルディの協奏曲全集という途方もない企画に取り組むナクソスですが、まずどれから聞くべきかわからない方、いつまでも「四季」ばかりではつまらないので先に進みたいという方に、この1枚をお薦め。どれも短い曲ばかりだし、2つのトランペットやマンドリンなど珍しいのも含め楽器編成も多種多様なので、飽きずに純粋に楽しんで聞けます。4分に満たない短いシンフォニアなどは、特にヴィヴァルディの旨味が凝縮された感じで最高。さて、貴方はもっとヴィヴァルディを聞きたくなったのではありませんか?(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554040 |