ルンプフ, アレクサンダー(1958-)
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(2014/09/24 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C9005 |
現在、フランツ・シュミット(1874-1939)といえば、多くの人はオラトリオ「七つの封印の書」を思い起こすことでしょう。1937年に作曲されたこの曲は第2次世界大戦の開戦を暗示するような不穏な空気に満たされており、彼自身の作曲活動の集大成の意図を持って書いたとされています。このアルバムには、そんなシュミットの1930年代初頭の作品が2曲と、ピアノと管弦楽のための「幻想曲」(世界初録音)が収録されています。憂鬱な序奏の後に出現する軽快な主題が楽しい「軽騎兵の歌による変奏曲」は1931年にクレメンス・クラウスによって初演され、その後もブルーノ・ワルターをはじめとした大指揮者たちが繰り返し演奏している人気曲です。シャコンヌは元々オルガンのための曲でしたが、「軽騎兵」と同じ年にオーケストレーションを施され、やはりクレメンス・クラウスが初演しています。このアルバムの一番の注目作である「ピアノと管弦楽のための幻想曲」は、シュミット25歳の頃に書かれた作品で、この曲の素材は、彼の代表作の一つとなる歌劇「ノートル・ダム」の"間奏曲"と"謝肉祭の音楽"にそのまま用いられています。この作品は結局出版されることもなく、そのまま忘れられてしまい、2013年11月になってようやく初演されました(ファビオ・ルイージ指揮ウィーン交響楽団、ピアノ…ヤスミンカ・スタンチュル)。華やかなピアノのパッセージが際立つ、明快かつ穏やかな曲想は、後のシュミットのシリアスな作風とは一線を画したロマンティックを持ち、聴き手に強い印象を残します。(2016/08/26 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5274 |
名ヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒムのために書かれた「自由に、しかし、束縛されることなく(Frei aber Einsam)」この言葉をモットーにした「F.A.E.ソナタ」はシューマン、ブラームス、ディートリヒの3人によって書かれています。このディートリヒ、個人の作品や業績よりもブラームスの友人として知られ、1898年に出版された「ブラームスの思い出」は世界各国で翻訳され、現在でも人気を博しています。そんなディートリヒの作品はご想像の通り、ブラームスの作風に酷似してはいますが、逆にそれが面白いとも言えるでしょう。ホルンの女傑、ノイネッカーが参加しているところも注目度大です。(2008/12/10 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777314-2 |