アトス三重奏団
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既にリリースされているヘルツォーゲンベルクのピアノ三重奏曲(777335-2)で、詩情溢れる演奏を繰り広げたアトス三重奏団によるスクの作品集です。交響詩など、比較的規模の大きな作品で知られるチェコの作曲家スク。彼はドヴォルザークの義理の息子でもあり、チェコ音楽の正統な継承者でもありました。独自の作風を有する人ですが、とりわけこのような編成の小さい作品になると、一層彼の美質が透けて見えてくるようです。多くの素材を内包したピアノ四重奏曲、雄弁なヴァイオリンが印象的なバラード、どことなくドビュッシーを思い起こさせる夢幻的なセレナーデなど。明るさの中に陰鬱さを秘めた東欧の宝玉のような作品ばかりです。(2010/03/17 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777470-2 |
アメリカの作曲家、ピアニスト、ロバート・ヘルプス。この2枚組では彼の作品とピアノ演奏の両面を味わえます。コロンビア大学からカリフォルニア大学に転学し、卒業後ジュリアード音楽院ピアノ科でも学んだヘルプスは、1950年代から作曲家として注目され、多くの作品を書き始めます。なかでもピアノを使った作品に重きを置き、2つの協奏曲を始め、室内楽や独奏曲を作曲しています。彼の作品は独特の叙情性を帯び、また無調と調性音楽の橋渡しをするものとしても評価されています。CD2の7-13は彼のベルリンでのコンサートを収録したもので、これを聴くと、彼がなかなか腕の立つピアニストであり、曲の解釈にも一工夫あったことがわかるというものです。(2011/11/16 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559696-97 |
アトス三重奏団は、2003年に創立、2006年第6回グラーツ・シューベルト&現代音楽コンクールで優勝するなど、世界中で絶賛されている気鋭の三人組です。アルバン・ベルク弦楽四重奏団に師事、今までにもヘルツォーゲンベルクやスークなどのピアノ三重奏曲をリリースしていますが、今回はメンデルスゾーン(1809-1847)で勝負します。ロマンティックの極みのような2作品、彼らは説得力ある演奏ででぐいぐい迫ります。歯切れのよいピアノ・パート、美しいヴァイオリン、重心の低い安定したチェロ。これは素晴らしい1枚です。(2011/06/22 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777505-2 |