グロショップ, ホルガー
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ハンブルクの音楽一家(いとこは有名なオペレッタ作曲家、ジーン・ギルバート)に生まれたデッサウは、初期はシェーンベルクの影響を受け、オペラ指揮者としても活躍、1920年代からは映画音楽を手掛け、初期のディズニー映画の音楽も担当しています。1933年にナチスによる追放を受け、1939年に渡米。ここでブレヒトと親交を結び多くの劇場音楽を作曲しました。またドイツ民主共和国のプロパガンダのための音楽も多く書きましたが、彼自身は社会主義リアリズムを推進し、ヘンツェやシュニトケなどの前衛音楽の紹介に力を尽くしました。彼の音楽は実際に聴いてみると予想外に親しみやすいことがおわかりになるでしょう。例えば「歌と踊り」や「エグザメン」。これはもしも、アニメ映画で使われていたとしても、全く違和感のなさそうな楽しい曲だったりします。(2009/05/27 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5019 |
音楽家の両親のもとに生まれ、幼い頃から神童の名をほしいままにしたブゾーニ。8歳でピアニストとして演奏会デビューを果たすとともに、数多くのピアノ曲を書き始めました。後年になって「若い頃の作品の完成度はあまり高くない」と自作を否定したと言われますが、出版された作品からは、ブゾーニが既に高度な音楽性と作曲技法を身に着けていたことが伺われます。また、至るところに円熟期の作品との共通性も見出すことができるでしょう。この3枚組には、ブゾーニが11歳から17歳までに作曲し、出版された作品を全て収録。世界初録音も多く、ファンにとっては嬉しいアルバムです。演奏しているのは、すでにトランスクリプション集(C7015、C5198)を録音し、ブゾーニ作品の演奏に定評のあるホルガー・グロショップ。ブゾーニのオーソリティとして貫禄のある演奏を聴かせます。また、トランスクリプション集と同じく、今作にもボーナス・トラックとしてブゾーニの母アンナ=ヴァイスの作品が添えられています。(2020/08/07 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5416 |
すでにリリースされている、グロショップのブゾーニ(1866-1924):ピアノ作品集(C7015…4枚組)には、バッハを始めとした17人の作曲家たちの作品のトランスクリプションが収録されていますが、実はそこには、ブゾーニがバッハ作品を編曲したものの全てが含まれていたわけではありません。この2枚組はそんな不足分を補うものと言えるでしょう。この録音の中には、グロショップ自身のバッハ作品の編曲や、優れたピアニストであったブゾーニの母アンナ=ヴァイスの作品までをも収録。グロショップのブゾーニ:ピアノ作品への傾倒ぶりが感じられる納得の演奏でお楽しみください。(2014/06/25 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5198 |
退廃音楽の復権に積極的に取り組むCapriccioレーベル。中でも力を入れているのが、第二次世界大戦中にユダヤ系であるためにナチスから迫害されながら、その苦難を乗り越え、戦後のドイツ音楽の発展に尽力したヴァルター・ブラウンフェルスの作品です。これまでに6枚のアルバムがリリースされており、どれも後期ドイツ・ロマン派の流れを汲んだ音楽が好評を博しています。今回取り上げられたピアノ・デュオのための作品集も、ブラウンフェルスの新たな魅力の発見に力を貸すことでしょう。もともとピアニストとして活動を開始した彼のピアノ曲は、技巧的であり、かつオーケストラの響きを思わせる重厚な味わいを持っています。ブラウンフェルス作品を得意とするタチアーナ・ブローメと、ブゾーニ作品を得意とするグロショップの見事な演奏です。(2020/03/13 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5361 |