フランク, シュテファン
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バロックの形式を援用、拡大しながら、まさに爛熟の時を迎えた後期ロマン派ならではの濃密な音楽を量産したレーガー、とりわけ彼自身が名手だったオルガンは主戦場であり、数々の超絶技巧名曲が残されています。オルガン・ソナタ第2番は、リストの弟子にして、アラウの師匠として名高いピアニスト、マルティン・クラウゼに捧げられた作品だけあって名技性も十分、フーガ最後のクライマックスでの大地を揺るがすような重低音と、空間を埋め尽くすような膨大な数の音符には圧倒されます。他の収録曲でも、音の大伽藍を随所で築き上げますが、そこからは、この作曲家の過剰なまでのオルガンとバッハに対する拘りが聴こえてくるかのようです。(2005/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557186 |