ベーメ, ウルリッヒ(1956-)
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ライプツィヒ、聖トーマス教会のオルガニストを務めるウルリッヒ・ベーメが演奏する2台のオルガンの響きを聴き比べるアルバム。12世紀、ヨーロッパにおける交易の要所であったライプツィヒはやがて神聖ローマ帝国有数の商業都市へと発展、まずは商人たちの守護聖人「聖ニコラウス」の名前を冠したニコライ教会が建てられ、やがて13世紀のはじめに建立されたのがトーマス教会でした。長い歴史を持つこの教会の音楽監督はトーマスカントルと呼ばれ、あのバッハも1723年から1750年までこの地位にありました。現在この教会には2台のオルガンがあり、ザウアー・オルガンは西の壁面、バッハ・オルガンは北のギャラリーに設置され、演奏する曲によって使い分けられています。ザウアー・オルガンはロマン派の作品に向いており、今回も/トッカータが有名なボエルマンの「ゴシック風組曲」などの19世紀の作品が奏でられています。【使用オルガン】/バッハ・オルガン/バッハ生誕200年を記念してジェラルド・ヴェーエル(1940-)が制作 、61ストップ…1-7ザウアー・オルガン/ヴィルヘルム・ザウアー(1831-1916)制作、63ストップ。1908年に88ストップに改造/(2017/03/24 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6117 |
ドイツの牧師の子として生まれたアルベルト・シュヴァイツァー。アフリカでの献身的な医療活動と伝道を通し世界平和にも貢献した彼の名は、幼児向けの偉人伝でも語られるほどです。2013年は、そんなシュヴァイツァーが「世のために尽くすため」アフリカのガボン、ランバレネに出立して100年目の記念年です。生涯に渡ってバッハを敬愛し続けた彼は、バッハの命日にコンサートを何度も行った記録が残っていて、このアルバムはそんな彼の演奏会を模したものであり、ウルリッヒ・ベーメの素晴らしいオルガン演奏と、最後は感動的なカンタータで締めくくられるものです。ボーナスとしてシュヴァイツァー自身による演奏も収録されています。永遠の平和を願ったシュヴァイツァーの意思が伝えられたアルバムです。(2013/10/23 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6073 |
現在、聖トーマス教会のオルガニストを務めているウルリッヒ・ベーメによる納得のオルガン演奏を。壮大なリストの作品で幕を開け、バッハ、ブラームス、レーガーとドイツのオルガン音楽の伝統を辿りつつ、ラインベルガーとピウッティの作品を挟むという個性的なプログラムは、神を賛美するための楽器としての「オルガン」の機能をフルに用い、オルガニストとしての技巧を存分に見せつけながら、この響きに浸る楽しみをも与えてくれるという素晴らしいものです。1956年生まれのオルガニスト、ウルリッヒ・ベーメは13歳からオルガン演奏を始め、ケムニッツの聖十字架教会でカントールとオルガニストを務めた後、ライプツィヒの聖トーマス教会のオルガニストに応募し、数多くのライバルを制してこの地位を得た人です。2000年に建立されたバロック様式のザウアーオルガンは彼の手によって新たな命を与えられたと言っても過言ではありません。(2014/12/24 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6092 |
ロマン派時代の作曲家の中でも、レーガーは最もオルガン作品を愛した一人です。バッハ作品を愛しその伝統を継承した上で、重厚なハーモニーと複雑な対位法を駆使した一連の作品は、どれほど近代オルガン曲のレパートリーを豊かにしたことでしょう。しかしオルガン伴奏による宗教的な歌曲は、あまり知られているとは言えません。このアルバムでは、そんなレーガーの知られざる歌曲と、オルガン独奏曲を組み合わせています。オルガンを演奏しているのは聖トーマス教会オルガニストであるウルリッヒ・ベーメ。この教会のザウアー・オルガンは1889年に建立、1908年に改修された88のストップ(音色選択機構)を持ち、レーガー作品の演奏にも理想的な音色で応えることができる楽器です。(2017/01/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6133 |