ドロープ, キルステン
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イギリスの音楽文化は教会音楽と密接に結びついています。現代においても、典礼のための宗教合唱曲が多数書かれ、これらの新作は常に合唱団に拠って演奏され、市民たちもこれらを享受しています。このアルバムでは5人の作曲家の多彩な作品を聴くことができますが、最初のマクスウェル・デイヴィスの長大な作品からして、様々な言語を駆使した言葉遊びが炸裂する、何とも人を食ったものであり「聖と俗」が表裏一体であることを強く感じさせてくれるはずです。現代最高の合唱指揮者の一人であるマルクス・クリードは、これらの難曲をやすやすと聞かせます。(2015/10/28 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :CD93.342 |
マーカス・クリードによる音楽で巡る旅の最新巻は激動の歴史を辿ったポーランドの合唱作品集。ポーランドは10世紀に国家として認知され領土を拡大するも、18世紀になって4度に渡り国土を隣国によって分割され、一旦は消滅します。第1次世界大戦後、1918年に独立しましたが、第二次世界大戦時に再びナチスとソビエトによって分割。1952年に人民共和国として国家主権を復活、1989年の民主化によって共和国となり、ようやく今の形になりました。そんなポーランド、芸術面では非常に多くの実りをもたらしています。1956年に初めて開催された「ワルシャワの秋」音楽祭で、初めてこの国の音楽に触れた聴衆は、その驚異的な可能性に驚きを隠せませんでした。このアルバムでは、近現代ポーランドを代表する作曲家たちの合唱作品を聞く事ができます。(2016/10/28 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19017CD |
【世界中の合唱の名曲を集めた好企画、待望のBOX化!】約17年に渡って南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブルの首席指揮者を務めたマーカス・クリードの退任と、SWRレーベルの20周年を記念したBOXセット。世界の名曲を合唱で、ではなく、合唱のために書かれたオリジナルの名作を国(あるいは地域)ごとに、もちろん原語で歌っていくという、世界中の合唱ファンを狂喜させた企画が、約6年間を経ていよいよ完結しました。その歌唱技量と表現力の高さは、昨年発売された「日本」編の美しさで私たちにも実証済み。同時発売の最終巻「バルト三国」編も含めた9枚組で、合唱の世界の奥深さをたっぷりと堪能することが出来ます。それぞれのアルバムをそのままBOXに収めた仕様で、歌唱言語による歌詞を掲載したオリジナル・ブックレットを読むことが出来るのも嬉しいところ。(2020/06/19 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19100CD |
「世界の合唱曲」を集めたCDシリーズが好評を博したSWR(南西ドイツ放送)ヴォーカル・アンサンブルと、2020年をもって17年に渡る首席指揮者の地位を退いたマーカス・クリードによる2017年と2018年のクリスマス・コンサートを収録した映像作品。クリスマスを迎えるまでの期待に満ちたアドヴェント、そして喜びにあふれた生誕祭を盛り上げる荘厳な合唱が、シュトゥットガルトの教会空間を埋め尽くします。(2022/11/25 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19125DVD |
「世界の合唱曲」を集めたCDシリーズが好評を博したSWR(南西ドイツ放送)ヴォーカル・アンサンブルと、2020年をもって17年に渡る首席指揮者の地位を退いたマーカス・クリードによる2017年と2018年のクリスマス・コンサートを収録した映像作品。クリスマスを迎えるまでの期待に満ちたアドヴェント、そして喜びにあふれた生誕祭を盛り上げる荘厳な合唱が、シュトゥットガルトの教会空間を埋め尽くします。(2022/11/25 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19126BD |
シュニトケによる傑作をメインに、ロシア正教会の「合唱聖歌(教会)コンチェルト」の新旧作品を組み合わせた1枚。器楽演奏が許されていなかった正教会の礼拝用音楽では、合唱をオーケストラのように駆使し、西洋の合奏協奏曲のように複数のソロとトゥッティを組み合わせた「合唱聖歌コンチェルト」が発達しました。ウクライナのヴェーデリはこのジャンルの初期の作曲家で、ボルトニャンスキーはこの形式の大成者です。1917年のロシア革命以後、合唱コンチェルトは一時衰退したかに見えましたが、1934年生まれのシュニトケはロシア正教会の神秘主義に親近感を抱き、中世アルメニアの詩人ナレクのグレゴリウス(951-1003)の哀歌をテキストにした4部からなる合唱聖歌コンチェルトを書き上げました。古風なスタイルを取りつつも彼の宗教観が表現された名作となっています。南西ドイツ放送合唱団の選りすぐりのメンバーたちによる「SWRヴォーカル・アンサンブル」のダイナミックな演奏で。(2024/10/11 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19150CD |
指揮者マーカス・クリードと南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブルによる“世界の歌”シリーズの最新作はフランスの近代合唱曲を集めた1枚です。
1870年に起きた普仏戦争は、フランスからドイツ文化の香りを一掃し「フランス独自の文化を発展させる」ことが国家的な政策になりました。しかし、ワーグナーの半音階技法は19世紀末のフランス国内でも流行しており、調性の緩やかな崩壊から生まれる響きはドビュッシーたち多くの作曲家たちを魅了していました。ドビュッシーは魅力的な和声を更に発展させつつも、同時に脱却も試みており「ペレアスとメリザンド」を経て、印象派音楽へと結実していきました。このアルバムではドビュッシーを始め、プーランク、ミヨー、ジョリヴェ、メシアン、アペルギスの作品が歌われており、色彩豊かなハーモニーを堪能することができます。アルバムで歌っているのは、創立70年以上の歴史を持つ南西ドイツ放送合唱団の選りすぐりのメンバーたちによる「南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル」。20人ほどの少人数で結成されており、現代作品を中心に250曲以上のレパートリーを持つ彼らは世界中のコンサートホールで見事なハーモニーを披露しています。これまでにリリースした6枚のアルバムはどれも高く評価され、なかでも「アメリカ」と「フィンランド」は“ドイツ・レコード批評家賞”を受賞するなど、優れた演奏は広く注目を集めています。(2018/10/17 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19065CD |
【磨き上げられたアンサンブルによる、美しいキャロルの世界】SWRヴォーカル・アンサンブルと、17年間務めたその音楽監督の座を2020年で去るマーカス・クリードによるクリスマス・キャロル。ルネサンスから現代まで幅広い年代から名曲ばかりを収めており、様々な層の音楽ファン、合唱ファンに喜んでいただける内容となっています。クリードとアンサンブルの篤い信頼が生んだ、美しいハーモニーをお楽しみいただけます。『世界の合唱作品』9枚組(SWR19100CD)も好評発売中。(2020/10/16 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19094CD |
ハンガリーの作曲家ジェルジ・リゲティの無伴奏合唱作品集。彼の合唱曲と言えば、ラテン語をテキストにする無伴奏16声部の「ルクス・エテルナ」がよく知られています。それぞれのパートが複雑に絡み合い、移り行くハーモニーを紡いでいくこの演奏至難な曲は映画『2001年宇宙の旅』で効果的に用いられ、聴く人を魅了しました。しかし、リゲティはコダーイの影響で合唱作品を作るようになったということで、この「ルクス・エテルナ」とドイツ語の歌詞を持つ「フリードリヒ・ヘルダーリンによる3つのファンタジー」を除いた彼の合唱作品は全てハンガリー語の歌詞が用いられ、特有のリズムやイントネーション、アクセントを大切にしたものばかりです。この2枚組のアルバムでは、世界初録音を含むリゲティの無伴奏合唱曲をすべて収録。曲のスタイルは年代を追って変化、時には前出の「ルクス・エテルナ」のような実験的な作品もありますが、基本的には豊かな響きと簡潔なリズムで書かれた合唱の魅力を引き出すものばかり。たとえ言葉を理解していなくても、存分に楽しむことが可能です。アルバムで歌っているのは、創立75年以上の歴史を持つ南西ドイツ放送合唱団の選りすぐりのメンバーたちによる「SWR(南西ドイツ放送)ヴォーカル・アンサンブル」。20人ほどの少人数で結成されており、現代作品を中心に250曲以上のレパートリーを持つ彼らは世界中のコンサートホールで見事なハーモニーを披露しています。2004年から2020年まではマーカス・クリードが首席指揮者をつとめアンサンブルの向上に寄与してきました。2020/21年シーズンからは、1990年生まれでテルアヴィヴで音楽を学びベルリンとオスロで研鑽を積んだユヴァル・ワインバーグが新しい首席指揮者に就任。このアルバムが彼とアンサンブルの初録音となります。(2023/03/10 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19128CD |