ドマルケット, アンリ(1970-)
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スウェーデンの現代作曲家、ランペルの作品集です。「音楽は聴く前から始まっていて、最後の音が消えてもずっと続いている」という考えを持つ彼の説を具現化したとも言える作品群は、それぞれ「既にある作品への敬意を示すこと」としての体裁を持っています。例えばそれは、タイトル通りのバッハへの賛辞であったり、弦楽六重奏はあからさまにシェーンベルクの影をなぞっていたり、古典派の形式の再現であったりと、なかなか興味深いものを備えています。聴きながら「何かを探す」ことに熱中しそうな48分をお届けいたします。(2009/08/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572106 |
20世紀初頭のフランスで活躍したギィ・ロパルツ(1864-1955)。ドビュッシーと同世代の生まれながら作品に印象派風の作風を取り入れるのはかなり後期になってからで、初期から中期にかけては、彼が師事したフランクの影響が感じられる緊密な音楽を書いていた人です。このアルバムはTimpaniレーベルのロパルツ室内楽作品の第6集で、知られざる作品を聞く喜びを存分に味わうことができます。1907年に作曲されたヴァイオリン・ソナタ 第1番は冒頭こそ沈痛ですが、すぐに流麗なメロディが溢れ出し、それより少し前のチェロ・ソナタ第1番はフォーレを思わせるピアノのさざめきに乗って歌うチェロが印象的。1927年のヴァイオリン・ソナタ第3番は、すっかり独自の作風を身につけたロパルツの姿を見ることができます。(2016/09/28 発売)
レーベル名 | :Timpani |
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カタログ番号 | :1C1235 |